2015/02/01

シータテハ秋型の日光浴



2014年10月中旬

里山でミズナラの樹液を吸う合間にシータテハPolygonia c-album)秋型が下草に舞い降りると、翅を全開にして日光浴を始めました。
この後、より良い撮影アングルを求めて回り込もうとしたら敏感なシータテハは逃げてしまいました。

※ 乗っているのは草じゃなくて幼木の葉かも。



2015/01/31

モズ♂(野鳥)の高鳴き♪



2014年10月中旬

山麓の集落の近くで夕方(午後16:40)キチキチキチ…♪と声がする茂みにカメラを向けると、鳴き声の正体はモズ♂(Lanius bucephalus)でした。
灌木の細い枝に止まって鳴きながら尾羽を上下させ辺りを見回しています。
鳴きながら飛び去り、少し離れた針葉樹の梢に止まり直しました。
今度は順光で姿もばっちり捉えました。
キキキ♪という鋭い鳴き声が辺りに響き渡ります。
最後は山の方へ飛び去りました。

「秋の風物詩として有名な百舌鳥の高鳴き(縄張り宣言)がこれか…」と感無量です。
本で読んでいたものの実際に観察するのはこれが初めてでした。
声紋解析してみたいところですがやや遠く、録音では近くの虫の音の方が勝ってますね。

※ YouTubeの動画編集時に自動色調補正を施してあります。望遠レンズが汚れており、夕方で薄暗いこともあり、オリジナルの映像は不鮮明な映像でした。


マダラスジハエトリ♀(蜘蛛)の独り遊び?



2014年10月中旬

陽だまりのベンチの角からマダラスジハエトリ♀(Plexippoides annulipedis)が東屋の柱に跳び移ろうと苦労していました。
垂直の柱がつるつる滑りやすいので着地に何度も失敗しています。
滑落しても「しおり糸」(命綱)のおかげで元の場所にすぐ戻ることが出来ます。
ベンチに登り直した際に脱糞したかもしれません。(@0:12)
三度目の正直でようやく柱にしがみ付きましたが、またすぐに滑落。
柱を少し登り直してから、柱とベンチに渡した糸を伝って綱渡りのようにベンチに戻りました。
本当に柱に行きたいのなら、なぜ戻ってくるのか分かりません。

しばらく観察しても行動の意図や目的が全く読み取れませんでした。
柱に止まっている獲物を目掛けて跳びついているなら分かるのですが、そうではありません。
造網性クモが網を張る最初の工程として枠糸を張る行動と少し似ているかもしれませんが、ハエトリグモは徘徊性です。
見ていると次第に「ムキになってチャレンジしている?」(なぜ跳ぶのか?そこに柱があるから)とか「独り遊びをしているのでは?」という気になってきました。
遊びを行うカラス並みに賢いのでは?と少し感じてしまったのです。
ちょっと面白いと思ったのですが、私の変な感情移入(擬人化)かもしれません。
どうも私はハエトリグモが知的な虫に思えて仕方がない傾向があるようです。

「クモ蟲画像掲示板」に投稿したところ、きどばんさんより以下のコメントを頂きました。

ネコのオモシロ動画辺りで似たような場面を見たような・・・
ケアシハエトリの例を挙げるまでもなく知的生物であることは間違いないですね。
脳の大きさやそのあり方と知性のレベルは比例するものではないと思います。
ただネコやカラス等と比べると極端に寿命が短いのであまり遊ぶ暇は無いのかとw



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