2014/07/10

ノダイコンを訪花するカラスアゲハ♂の飛翔【HD動画&ハイスピード動画】



2014年6月上旬

水田の畦道に咲いたノダイコン(大根の内陸性自生種)の群落で少なくとも2頭のカラスアゲハ♂(Papilio bianor dehaanii)が訪花していました。
2頭とも前翅に♂特有の黒い性標があります。
花から花へ忙しなく飛び回るので、240-fpsのハイスピード動画に切り替えて撮影してみました。
スローモーションにすると羽ばたきが優雅に見えますね。


【追記】
郷土出版社『置賜ふるさと大百科』を紐解くと、「沿道を埋めるハマダイコン」の白黒写真が掲載されていました。
海岸性の植物がどうして内陸豪雪地に群生するのか原因不明。(p42より引用)

とのことで、専門家も首をひねっているようです。 




ノダイコン花
ノダイコン花+実

2014/07/09

ケナシヤブデマリを訪花するコアオハナムグリ



2014年6月上旬

里山に咲いたケナシヤブデマリの花で2匹のコアオハナムグリGametis jucunda)を見つけました。
2匹は互いに没交渉で、食事をしたり身繕いしたりしています。
白い装飾花は訪花した昆虫が隣の集合花へ移動する回廊として機能しています。

途中からトゲヒゲトラカミキリDemonax transilis)らしきカミキリムシが登場し(@2:20〜)、花の上を忙しなく徘徊。
やがて1匹のコアオハナムグリが装飾花から飛び立ちました。(@2:26)



求愛中のヤマトゴキブリ♂同士の闘争



2014年6月上旬・室温24℃
▼前回の記事
ヤマトゴキブリ♂の翅上げ求愛行動
ヤマトゴキブリ♂(Periplaneta japonica)を3匹(♀1♂2)飼育しています。
♂(長翅)が代わる代わる♀(短翅)の目の前で翅を上げて求愛していると、もう1匹の♂が割り込んできました(お邪魔虫)。
邪魔されて怒った♂同士で激しい喧嘩になりました。
両雄の闘争と言っても追い回したり蹴り合って牽制するぐらいで、微笑ましいものです。



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