2015/01/16

オトコエシの花蜜を吸うイカリモンガ(蛾)



2014年9月下旬

薄暗いスギ植林地の林床に咲いたオトコエシイカリモンガPterodecta felderi)が吸蜜していました。
少し飛んで隣の集合花に移動しました。

草刈りで茎の上部がカットされており、花の自然な全体像が分かりません。
何となく、ヒヨドリバナですかね?(それともフジバカマ?)


実は初めイカリモンガは群れで訪花していたのですけど、私が通りかかると殆どが飛んで逃げてしまいました。
先を急ぐ用事があったため、蛾が戻ってくるのを待つ余裕はありませんでした。



2015/01/15

ヌルデの花で探餌飛行するキイロスズメバチ♀



2014年8月下旬

里山の林道脇に生えたヌルデの灌木で訪花する昆虫(ニトベハラボソツリアブ?)を撮っていたら、キイロスズメバチVespa simillima xanthoptera)のワーカー♀が飛来しました。
吸蜜が目的なら花に着陸するはずですが、ゆっくりホバリング(停空飛翔)しながら獲物を探索していました。
映像の最後で、花に飛びついて何か獲物を狩ったようです。
引き続き肉団子作りを撮ろうとしたものの、残念ながら茂みに阻まれてアングルを確保できませんでした。



トノサマガエルの死骸を食すハシボソガラス(野鳥)



2014年9月下旬

電柱の天辺に止まったハシボソガラスCorvus corone)が足で押さえつけながらトノサマガエルPelophylax nigromaculatus)の死骸を啄んでいました。
周囲の環境は、稲刈りが進む田園地帯です。
カエルは干からびて見え、自分で狩りをした新鮮な獲物では無さそうです。
車に轢かれたロードキルなのか、稲刈りに巻き込まれた死骸でしょうか。
まさにcarrion crow(ハシボソガラスの英名:死肉を食うカラス)の面目躍如。

カラスaはときどき向きを変えたり、電柱の横棒(金属製)に移動して食事を続けています。
途中で食事を中断すると、獲物を咥えて警戒しています。
何事かと思いきや別個体bが飛来し、すぐ横の横木に止まりました。(@1:38)
獲物を横取りに来たのでしょうか?

カラスbは電線にへばり付いた別の獲物を啄み始めました。
カエルなど小動物が感電死したものか、カラスが貯食していたものか、あるいはモズの速贄かもしれません。

やがてカラスaが獲物を咥えたまま飛び立ち(@1:57)、一つ隣の電柱に止まり直しました。
するとすぐにもう一羽(b?)が追いかけてきて(@2:25)電柱の横棒に止まりました。
その奥に実は先客(3羽目の個体c)が居ました。
カラスaは一番上の電線に止まったまま油断なく食事を再開。

ここで私も撮影を中断し、距離を詰めてから撮影再開。(@2:58)
ハシボソガラスaはトノサマガエルの肉片を小さく千切って食べ、汚れた嘴を頻繁に電線に擦りつけて拭っています。
食事風景を見ていると、カエルの干物もなんだか美味しそうです。
獲物を咥え、不安定な電線から電柱の横棒(狭いが平坦)へ移動しました。
電柱の天辺に登り辺りを見渡してから、すぐ横棒に戻りました。
私がしつこくカメラを向けていることを嫌ったのか、遂に獲物を咥えたまま飛び去りました。(@5:45)
田んぼを横切り遠くの樹上(山麓の民家の庭木?)に着陸しました。



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