2023年4月上旬〜中旬
笹薮に覆われた河畔林で溜め糞場rpに夜な夜な通うホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)の記録です。
単独で現れ、鳴いたシーンだけをまとめてみました。
シーン1:4/7・午後18:41・(@0:00〜)
激しい雨が降る夜に右からタヌキが登場しました。
排便姿勢で向きを変えつつ、小声で甲高くクゥーンクゥーン♪と鳴きました。
便秘のタヌキが排便痛に苦しむ鳴き声なのかも?と思ったりもしますが、他の季節では溜め糞場で鳴くタヌキを撮れてないので、繁殖期に関係した行動なのでしょう。
いずれにせよ、季節が進行すると溜め糞場に通うタヌキは鳴かなくなると予想されます。
結局、今回は排便しなかったようです。
身震いして濡れた毛皮の水気を切ってから、左下に立ち去りました。
死角の笹薮でもクゥーン♪と鳴き声を発しました。
シーン2:4/7・午後18:45・(@0:26〜)
3分後に再びタヌキが溜め糞場rpに来ていました。
さっきの個体が便意を催して戻って来た可能性もありますけど、別個体が代わる代わる登場したと考える方が自然でしょう。
右を向いた(西向き)排便体勢でクゥーン♪と甲高く鳴きました。
雨で濡れた毛皮の水気を身震いで振り落としました。
この溜め糞場はオニグルミ大木の真下にありますが、若葉が芽吹く前の落葉樹なので、雨宿りになりません。
健康そうな黒い固形糞をモリモリと排泄しました。
最後に肛門を締めて糞切りしながらヒューン♪と甲高く鳴きました。
その後は大木の右に回り込んで奥に姿を消しました。
シーン3:4/8・午後18:36・(@1:23〜)
翌日の晩には大雨が収まっていて、タヌキが左からやって来ました。
溜め糞場rpに南向きでポロポロと脱糞すると、糞切りしながらヒューン♪と小声で鳴きました。
近くで順番待ちしている別個体(パートナー)が発した鳴き声という可能性もありそうです。
声紋解析したら鳴き声だけで個体識別できるかな〜?
シーン4:4/12・午前5:34・(@2:24〜)
4日後の明るい早朝にタヌキが左から溜め糞場rpに来ていました。
ちなみに、日の出時刻は午前5:06。
溜め糞rpの匂いを嗅いでから頭を上げ、右を見ながらヒューン♪と甲高く鳴きました。
北西を向いた排便姿勢で身震いしました。
糞切りをする際に特有の尻尾の動きが見られなかったので、排便しなかったかもしれません。
左下に立ち去り、ウグイス♂(Horornis diphone)がさえずる笹薮に分け入りました。
シーン5:4/14・午後22:57・(@2:55〜)
2日後の晩遅くに右から登場した個体は、溜め糞rpの匂いを嗅ぎながらクゥーン♪と小声で鳴きました。
南向きで溜め糞に跨ると、排便しながら再びクゥーン♪と鳴く声が聞こえました。
後ろ姿で肛門が見えるアングルなのに、便秘なのか排泄されてないようです。
オニグルミ大木の左に広がる笹薮の奥に入っていきました。
溜め糞rpを実況見分した際に血痕や血便を見たことがないので、タヌキは切れ痔になるほどの便秘に苦しんではいないはずです。
野生動物は便秘になっても、笹の葉など繊維質の多い植物を食べて自力で直すのではないでしょうか?
思いついても、証拠となる映像を撮るのがまた大変そうです。
※ 動画編集時に自動色調補正を施して明るく加工し、音声を正規化して音量を強制的に上げています。