2015/02/18

地上採食するミヤマホオジロ♀♂の群れ(野鳥)



2014年10月下旬

里山の林道で地上採食しているミヤマホオジロEmberiza elegans)を発見。
初めは♀♂のペアが付かず離れず歩きながら(跳びはねて移動)地面を啄んでいました。
落ち葉に覆われた砂利道の主に路肩付近で採食しています。
途中、左手から登場した3羽目は♀でした。(@1:10)

林道のカーブを曲がって姿を消した群れを追って私がそっと近づくと、道端の灌木の枝にミヤマホオジロ♀が停まっていました。
後から♂も近くの枝に飛来。

普段よりも画質が劣化しているのは、珍しくカメラのデジタルズーム機能を最大限に駆使したせいです。
私の不手際で望遠レンズの内部まで結露させてしまい、この日は使い物にならない望遠レンズを持参しませんでした。


左が♂、右が♀。

2015/02/17

剥いたリンゴの皮や芯を吸汁するシダクロスズメバチ♀



2014年10月下旬・気温20℃
▼前回の記事
剥いたリンゴの皮や芯を吸汁するクロスズメバチ♀
里山の頂でリンゴの皮をナイフで剥いて昼食のデザートを食べていたら、熟果の芳香をすぐに嗅ぎつけてシダクロスズメバチ♀(Vespula shidai)が飛来しました。
リンゴの皮に着地すると、歩き回りながら果肉を舐め始めました。
食べ残したリンゴの芯を見つけると喜んで吸汁しています。
ハエのような羽音を立てて飛び回ります。
時期的に新女王かもしれませんが、私にはワーカー♀と見分けが付きません。
接写してみると複眼の内側の白紋が細く、頭楯の黒い斑紋が下縁に達しているのでシダクロスズメバチと判明。
腹部を激しく伸縮しているのは呼吸でしょうか?

ラストシーンでは近縁種のクロスズメバチ♀(Vespula flaviceps lewisii)と入れ替わりました。

同定のため、撮影後に採集しました。
以下は標本写真。

採集後はもうシダクロスズメバチが来ませんでした。
通って来ていた蜂は1匹のみなのかもしれません。
つまりミツバチのように餌場へ巣の仲間をリクルートしていないことを示唆しています。
(日が傾いてきて採餌時間が終わっただけかもしれませんが。)

私はもう蜂への恐怖心もなくなったので、いつか採餌中のクロスズメバチにこよりなどの目印を付けて帰巣する後を追い、巣の位置を突き止めてみたいものです。(スガレ追い)



スズメバチ類の♀の腹部は6節
スズメバチ類の♀の触角は12節


エルタテハの日光浴



2014年11月上旬

里山の頂きの鉄塔下でエルタテハNymphalis vaualbum)が日光浴していました。
半開きの翅を開閉しています。
とても敏感なので近づくとすぐに逃げられてしまいます。




実は丁度1週間前にもこの山頂でエルタテハを見ています。(二つ目の動画はブログ限定公開)
同一個体とは限りませんが、私のフィールドでエルタテハは珍しい蝶です。
尾根に集まる性質があるのでしょうか?
このまま成虫で越冬するはずです。


関連記事(9年後の撮影)▶ 日光浴してから飛ぶ越冬明けのエルタテハ


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