2019/05/21

セイタカアワダチソウの花で休むクマバチ♀



2018年11月中旬

川の堤防に咲いたセイタカアワダチソウの群落でキムネクマバチ♀(Xylocopa appendiculata circumvolans)が訪花していました。
晴れて気温が高いのに活発に採餌や吸蜜していませんでした。
花穂にしがみついて、じっとしています。
セイタカアワダチソウの茎をそっと曲げて顔を正面から狙うと、頭楯が黒くて♀と確信できました。
やや寝かせていた触角がかすかに動きました。
ハチが野外で寝る時は大顎で植物体を噛んで体を固定することが多いのですが、この個体は違いました。
晩秋で寿命間近の個体なのですかね?
クマバチの寿命はどのぐらいなのでしょう?
成虫で越冬するのかな?
身近な蜂で素朴な疑問がたくさんあるのに、本で調べたくても世の中にはクマバチの生態や生活史を専門に紹介した本がなぜか出版されていないようです…。

雄蜂♂で同様のシーンは2年前にも観察しています。



クマバチ♀背面@セイタカアワダチソウ訪花+休息
クマバチ♀顔@セイタカアワダチソウ訪花+休息
クマバチ♀横顔@セイタカアワダチソウ訪花+休息

屋上の梯子から飛び立つチョウゲンボウ♂(野鳥)



2018年11月下旬


▼前回の記事
屋上の梯子に止まって羽繕いするチョウゲンボウ♂(野鳥)

某施設の屋上へ登るアルミ製梯子の天辺にチョウゲンボウ♂(Falco tinnunculus)が止まっています。
その右奥に立つ電柱の天辺には、♀が止まっていました。
チョウゲンボウの♀♂つがいを同時に撮れたのは初めてかもしれません。

梯子に止まっている♂個体に注目し、少し近づいてみました。
こちらを向いてときどき会釈のように頷いているのは、何を意味するボディランゲージなのでしょう?
鳴き声を発しているのかもしれませんが、私には聞き取れませんでした。

♂が梯子から飛び立つ様子を、まずは1/5倍速のスローモーションでご覧下さい。(@1:10)
軽やかに羽ばたきながら刈田に飛び出すと左に旋回し、滑空しながら施設の陰に消えました。
最後は等倍速でリプレイ。

つづく→電柱から飛び立つチョウゲンボウ♀♂の羽ばたき(野鳥)【HD動画&ハイスピード動画】


チョウゲンボウ♂b(野鳥)@屋上梯子
チョウゲンボウ♀a(野鳥)@電柱天辺

2019/05/20

キタテハ秋型の日光浴と飛び立ち【HD動画&ハイスピード動画】



2018年11月下旬

郊外の住宅地で秋型のキタテハPolygonia c-aureum)が砂利道に止まっていました。
翅を全開にして日光浴しています。
私が動画を撮りながら近づいても逃げませんでした。

飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画に切り替えてみました。(@0:24〜)
帽子を投げつけたらキタテハは素早く飛び立ち、逃げて行きました。


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