2018年11月中旬
川の堤防に咲いたセイタカアワダチソウの群落でキムネクマバチ♀(Xylocopa appendiculata circumvolans)が訪花していました。
晴れて気温が高いのに活発に採餌や吸蜜していませんでした。
花穂にしがみついて、じっとしています。
セイタカアワダチソウの茎をそっと曲げて顔を正面から狙うと、頭楯が黒くて♀と確信できました。
やや寝かせていた触角がかすかに動きました。
ハチが野外で寝る時は大顎で植物体を噛んで体を固定することが多いのですが、この個体は違いました。
晩秋で寿命間近の個体なのですかね?
クマバチの寿命はどのぐらいなのでしょう?
成虫で越冬するのかな?
身近な蜂で素朴な疑問がたくさんあるのに、本で調べたくても世の中にはクマバチの生態や生活史を専門に紹介した本がなぜか出版されていないようです…。
雄蜂♂で同様のシーンは2年前にも観察しています。
クマバチ♀背面@セイタカアワダチソウ訪花+休息 |
クマバチ♀顔@セイタカアワダチソウ訪花+休息 |
クマバチ♀横顔@セイタカアワダチソウ訪花+休息 |