2018年11月下旬
晩秋の蓮池は枯れたハス(蓮)が池を覆い尽くしていました。
いかにも荒涼とした風景ですが、自然のサイクルでこの時期の蓮池はこんな感じです。
枯れた茎や葉はやがて水の中で腐って分解され、次世代の肥料となるのでしょう。
数羽のカルガモ(Anas zonorhyncha)が水面のあちこちで休んだり羽繕いしたりしていました。
冬になると、この蓮池も雪ですっかり埋もれてしまいます。
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カルガモ2(野鳥)群れ@枯れ蓮池 |
2018年11月下旬
スギが植林された里山から降りてきたニホンザル♂(Macaca fuscata fuscata)です。
刈田で落穂を採食しに来たのかと思ったのですが、私に気づくと林縁の農道を走って逃げて行きました。
股間の睾丸が大きく紅潮し、顔も真っ赤なので、発情期の♂成獣です。
チラチラと私の方を振り返ったり、ときどき歩いたりしながら、逃げて行きました。
その間、奥の山林からニホンザルの鳴き声がかすかに聞こえたものの、群れには出会えませんでした。
この個体は遊動する群れに先立って偵察に来たのか、あるいは逆に群れの殿を務めているのかもしれません。
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ニホンザル♂@林縁農道+逃走 |
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ニホンザル♂@林縁農道+逃走 |
2018年11月下旬
▼前回の記事
刈田を低空で飛ぶチョウゲンボウ♀(野鳥)
収穫を終えた田んぼ(刈田)の端に隣接する某施設の屋上に、もう1羽のチョウゲンボウ♂(Falco tinnunculus)を見つけました。
屋上へ登るためのアルミ製梯子の天辺に止まり、念入りに羽繕いしています。
先程見た♀と番なのでしょう。
(実はこのすぐ近くに、もう1羽の♀も居ます。)
背景が薄曇りの空なので、動画編集時に手ブレ補正処理してもアルゴリズムが手がかりとする背景が無くて、手ブレが上手く補正されていません。
つづく→屋上の梯子から飛び立つチョウゲンボウ♂(野鳥)
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チョウゲンボウ♂b(野鳥)@屋上梯子 |
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チョウゲンボウ♂b(野鳥)@屋上梯子+羽繕い |