2021/02/17

ウラナミシジミ♂の日光浴

 

2020年10月中旬・午後13:50頃・晴れ
▼前回の記事 
ヒメジョオンの花蜜を吸うウラナミシジミ♂
つづら折れの峠道に沿って自生するナギナタコウジュの葉にウラナミシジミ♂(Lampides boeticus)が止まっていました。 
日光浴のため翅をほぼ全開にしていますが、後翅の尾状突起が秋風になびいています。 
最後は自発的に飛び立ちました。

2021/02/16

鳥害対策としてスギ樹上に多数の黒ビニール(鳥よけ)

 

2020年2月中旬・午後頃・晴れ 

河川敷になぜか1本のスギ(杉)の木がポツンと立っていて、多数の黒いビニール片が上から下まで枝に結びつけられていました。 
台風や嵐で飛ばされたゴミのビニールが枝に引っかかっているのかと一瞬思ったのですが、他の木には付いていませんし、こんなに多数の黒ビニールが満遍なく付いているのは不自然です。 
おそらく堤防外の住宅地の住民から苦情があり、カラスの死骸を模した黒ビニールを鳥よけとして杉の枝にくくりつけたのでしょう。 
この杉の木で野鳥(おそらくカラス)が巣作りを始めたり集団塒になったりする事態を妨げたいのだと思われます。 

ところが、実はすぐ近くのヤナギ科の高木にカラスの巣を発見しました。 
私としてはカラスの営巣状況を今後も定点観察したいので、今回は営巣木との対比を映像で記録しませんでした。
樹種などの詳細も濁しておきます。

つまむと激しく暴れるアカタテハ垂蛹

 

アカタテハの飼育記録#2

▼前回の記事 
カラムシの葉を巻いた巣内にアカタテハの蛹を見つけた!
2020年10月中旬・午後頃・室温20.5℃、湿度51% 

前日に採集してきたアカタテハVanessa indica)の垂蛹が付着した周囲のカラムシの葉がこれからの撮影の邪魔になるので、ハサミで切り落としました。 
蛹の表面を透かして成虫の翅原基の赤い色が未だ見えないので、羽化する前兆はありません。 

ペンの先でアカタテハの蛹に触れたり擦ったりしても無反応でした。 
指で軽く摘んだら激しく暴れ、しつこく繰り返すとビチビチビチ…と身を捩って暴れました。
おそらく体内寄生されていない健康な蛹と分かり、一安心。 
単純な触覚では反応しないものの、軽く圧迫刺激すると激しく暴れることが分かりました。
捕食者や寄生者などの天敵に対する自衛策なのでしょう。 

※ 動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 

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