2015/02/15

倒木でキノコを食す黄色いナメクジ【名前を教えて】



2014年10月下旬

里山の雑木林でコナラの倒木に白っぽく傘の大きなキノコ(種名不詳)が群生していました。
そのキノコで黄色いナメクジ(種名不詳)を2匹見つけました。
ナメクジの食事シーンを微速度撮影したかったのですが(究極のスローフード!)、この日は先を急いでいたので断念。
午前中で気温が低く縮こまっていた印象です。
もしかすると夜行性だったりするのかもしれません。
3年前に見たナメクジと同じく眼柄が黒いかどうかも確認していません。

▼関連記事
キノコを食べるナメクジ【名前を教えて】
インターネット検索すると、ナメクジはキノコ栽培の害虫扱いされているらしい。

今思うと、ナメクジを採集して飼育すればよかったですね。
キノコを餌に与えて育つのであれば飼育も難しくなさそうです。
2匹のナメクジが居たので、同種ならば飼育下で交接を観察できたかもしれません。

ナメクジの体表を徘徊している数匹の微小な黒い虫が気になりました。
偶然ナメクジの粘液にへばりついているだけなのか、それともナメクジ専門に取り付いて吸血する虫がいるのですかね?
とにかく急いでいたため、悠長にマクロレンズで接写する余裕がありませんでした。


図鑑で調べてみてもキノコの名前が分かりません。
素人目にはブナシメジやヒラタケと似ているかな?と思うものの、キノコは勉強不足でまるで自信がありません。
お分かりの方はご一報下さい。






ビークマーク付きのウラギンヒョウモン



2014年6月下旬

農地の横に植えられたクリの木でウラギンヒョウモンFabriciana adippe)が花蜜を吸いに来ていました。
左翅にこれほど大きな損傷があっても飛翔に問題ないようです。
人が造る航空機よりも遥かに余裕がある設計なのでしょう。
天敵の野鳥に襲われ左の前翅・後翅もろとも喰い千切られたビークマークと思われます。
翅を犠牲にして命からがら逃げ延びた個体なのでしょう。
翅表がよく見えず、性別は不明です。






2015/02/14

破風板の穴に出入りするチャイロスズメバチ♀



2014年10月上旬


▼前回の記事
深夜のチャイロスズメバチのコロニー【暗視映像】

屋根裏に営巣したチャイロスズメバチの定点観察#4

6日ぶりにチャイロスズメバチVespa dybowskii)のコロニーの様子を見に行きました。
この日初めて気づいたのですが、屋根を支える斜めの破風板の上下2箇所に巣ができているようです。
下側の穴から巣の外被の鱗模様が覗いて見えます。
しかしアップにしても、巣口や蜂の姿はありません。
上にある巣口と屋根裏の内部でつながっているとしたら、細長い巨大な巣のようです。
屋根裏に登って実況見分してみないと分かりませんが、歴史のある木造建築ですので過去に作られた歴代のスズメバチの古巣が未だ残っているだけかもしれません。

昼間はワーカー♀が外役のため活発に飛び回り、巣口から出入りしています。
写真を撮ると、最大10匹の成虫が巣口付近の破風板に写っていました。
巣口の横で口づけを交わして挨拶している(栄養交換?)ペアも見受けられます。
いつ見ても巣口を守る門衛の数が(素人目には過剰なほど)多いのはチャイロスズメバチの特徴なのですかね?
ベストセラー本『働かないアリに意義がある』のタイトルのように、チャイロスズメバチも働かないワーカーが非常時に備えてスタンバイしているのでしょうか。


※ YouTubeの動画編集時に自動色調補正を施してあります。

非常に高い梯子が無いと巣に近づけません。(梯子車や高所作業車に出動要請?)
下から指を咥えて見上げるだけでは巣内の様子も分からず、あまり面白くありません。
カメラ搭載のラジコンヘリ(今流行りのドローン)をスズメバチの巣の近くまで飛ばせたら面白いのに…と夢想してみる。


つづく→シリーズ#5:雄蜂の飛来



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