2012年4月上旬
未だ雪が残る里山の林道を下っていると、野鳥の鳴き声がします。
見上げると、見たことのない鳥の群れが落葉樹の梢で採食中でした。
なんとなく山桜の木のような気がします(当てずっぽう)。
鳥は頭部が黒くずんぐりした体型。
ときどき枝から枝へ飛び移りながら冬芽を採食しています。
春も近いので花芽と言った方が良いのかな?
鳴きながら太く短い嘴で啄み器用に芽を剥いています。
帰ってから調べてみるとウソ♀(Pyrrhula pyrrhula)と判明。
曇り空の逆光で映像も写真も暗いため鳥の羽の色が不鮮明で、図鑑との絵合わせに難儀しました。
※ 映像は編集時に少し色調を補正してあります。
野鳥の掲示板でもウソ♀と確認してもらいました。
ウソを撮れたのは初めて♪
なぜか今回は♀(または若鳥)ばかりの群れで、♂の姿は嘘発見器でも見つけられませんでした。
嘘のような本当の話。
2011年8月下旬
夜中にも煌々と明るい自販機の近くに一匹のスズメバチ♀がいました。
単眼の周囲が黒いのでモンスズメバチです。
ときどき身繕いしたり床をウロウロと徘徊するものの、あまり元気がありません
おそらく夜遊び?していて迷子になり巣に帰れなくなったワーカーと思われます。
「都市のスズメバチ」サイトによると、
(モンスズメバチの)働きバチは日没後も数時間活動するので,灯火に集まったり,室内に侵入することがあります.
2012年4月上旬
雪の積もった緩斜面でチョロチョロと走る小動物を発見。
少し遠いですが、ニホンリス(Sciurus lis)のようです。
大胆というか、こんな開けた場所(疎林)にも出て来るとは知りませんでした。
逆に言うと、危険を冒さなければならない程、森が分断されているのかもしれません。
ここは数年前に林が伐採された所です。
リスはすぐに杉林の中へ姿を消しました。
ニホンリスは北海道のシマリスとは異なり冬眠しません。
雪面に残された新鮮な足跡を調べにいそいそと登ってみました。
この日の雪質は湿った新雪で、残念ながら足跡はいまいち不明瞭。
それでも今後はアニマル・トラッキングでリスの足跡を見分けられる自信が付きました♪
例えば先月、雪道に残されていた小さな足跡はやはりニホンリスのものであると確信できました。