2011/01/14
2011/01/13
フタモンアシナガバチ♂を手掴みで捕獲
2010年11月上旬
晩秋のセイタカアワダチソウで訪花しているフタモンアシナガバチ♂(Polistes chinensis antennalis)を発見。
花の上を歩き回っていたせいで顔が黄色の花粉で汚れています。
頭楯が白っぽく触角がカールしていることから♂であると確信できたので、安全性を実演するために素手で捕まえてみました。
指で翅を摘むと身を捩って威嚇の刺針行動を示しました。
しかしこれはブラフで、腹端を接写しても毒針は伸びていません。
(その代わりクチクラの刺のような構造が2本見える?)
身を守るための擬態的な行動なのでしょう。
毒針は♀の産卵管が変化した構造ですから、♂は人を刺せません。
従って、落ち着いて性別を判定できれば、無闇に恐れる必要はありません。撮影のため蜂を持ち変えるのが少し難儀でした。
死後の標本は複眼が変色してしまいました。
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野生ニホンカモシカとの最接近遭遇
2009年10月上旬
林道の向こうからブラブラ歩いて来る獣の姿に珍しくこちらが先に気づき、立ち止まって撮影開始。
「森の賢者」とも呼ばれるニホンカモシカ(Capricornis crispus)ですが、視力が悪いのだろうか。
こちらは風上に立っているのに約10m手前まで近付いてくれました。
この個体はヒトを見たことが無いのかもしれない。
にらめっこの末、カモシカは身を翻すと蹄を蹴立てて走り去りました。
パカラッパカラッ・・・。
とても貴重な体験ができました♪
【追記】
この個体は右耳に切れ目が入っている点が特徴的です。
おかげで素人の私でも個体識別できそうです。
3年後に嬉しい再会を果たしました。→「耳欠けニホンカモシカと遭遇」
目撃地点を思い出しても、「あの辺一帯を縄張りとしてるのねー」と辻褄が合います。
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