2021年10月上旬・午後15:30頃・晴れ
里山の尾根道沿いに咲いたアキノキリンソウの同じ株に
ニトベハラボソツリアブ(Systropus nitobei)とセスジハリバエ(Tachina nupta)が訪花していました。
ニトベハラボソツリアブの性別が私には分かりませんが、単独で訪花吸蜜中は羽ばたきを止めています。
同じ株の反対側の花でセスジハリバエも吸蜜していました。
カモシカの眼の下には、泣きボクロのようなほんの小さな突起がある。これが、眼下腺と呼ばれるもので、ここからある種の分泌物を出す。その分泌物は、液体状であり、大気に触れると乳白色をしたゼリー状に固まる。(工藤樹一『カモシカの森から―白神・津軽 北の自然誌』p124より引用)その後、カモシカは林道を外れ、画面奥の急斜面(谷)を下って行きました。
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