2011/01/13
赤トンボの連結打水産卵
2009年10月上旬
林縁の浅い用水路で赤とんぼのペアが連結打水産卵していました。
アキアカネかなと思うのですが、同定用の写真がうまく撮れなかったので定かではありません。
ナツアカネは連結「打空」産卵するはずなので、除外できます。
2011/01/12
繭塊bから羽化した寄生蜂(コマユバチとヒメバチの二重寄生)
2010年10月下旬@里山の草叢
(繭塊aに関する前の記事はこちらをクリック→。)
実は同じ日に少し離れた位置からもう一つ白い繭の塊を採集していました。
当時はてっきりムシヒキアブの卵嚢だと思い込んでいました(図鑑でしか知らない)。
飼育に失敗する可能性に備え、保険として二個採集したのです。
繭塊の大きさはa < b。
草叢には白い繭が幾らでも見つかりました。
密閉容器に入れ室内で放置していると、この繭塊bからも多寄生の蜂が続々と羽化して来ました。
動画は撮ってませんけれど、写真でレポートします。
数日かけて寄生蜂が出尽くした後で容器内から死骸を回収して調べて見ました(計95匹)。
どうやら今回も二種類の蜂が混じっているようです。
大多数の蜂は黒色です(91匹)。
代表して10匹(b-k)をランダムに選んで接写してみました。
腹端が尖っています。
もう一つの繭塊aから羽化した蜂と同じくコマユバチ科Cotesia属の一種なのだろうか。
4匹だけ他とは違うタイプの蜂が混じっていました(a-d)。
体は褐色で、長い産卵管を持ち、翅の黒紋が二重に見えます。
こちらはヒメバチ科なのだろうか。
なんとなくdの個体だけ様子が少し違う気がしますけど、よく分からないので一応このグループにまとめておきました。
別の繭塊aから出たヒメバチとも違う種のようです(翅の黒紋が違う)。
いつもお世話になっている蜂類情報交換BBSに投稿してみると、ヒメバチの専門家の方から次のコメントを頂きました。
今回のケースも同一個体の寄主(鱗翅目の幼虫?)に二種類の蜂が共寄生していたのか、あるいは二重寄生だったようです。
たまたま目についた一見似たような繭塊を二つ採集して調べただけで、複数種の寄生蜂を得られたことは全く驚きです。
しかし小さくて種類の膨大な寄生蜂は見分けるのが非常に困難で、専門家も写真鑑定では限界があるようです。
(繭塊aに関する前の記事はこちらをクリック→。)
実は同じ日に少し離れた位置からもう一つ白い繭の塊を採集していました。
当時はてっきりムシヒキアブの卵嚢だと思い込んでいました(図鑑でしか知らない)。
飼育に失敗する可能性に備え、保険として二個採集したのです。
繭塊の大きさはa < b。
草叢には白い繭が幾らでも見つかりました。
密閉容器に入れ室内で放置していると、この繭塊bからも多寄生の蜂が続々と羽化して来ました。
動画は撮ってませんけれど、写真でレポートします。
数日かけて寄生蜂が出尽くした後で容器内から死骸を回収して調べて見ました(計95匹)。
どうやら今回も二種類の蜂が混じっているようです。
大多数の蜂は黒色です(91匹)。
代表して10匹(b-k)をランダムに選んで接写してみました。
腹端が尖っています。
もう一つの繭塊aから羽化した蜂と同じくコマユバチ科Cotesia属の一種なのだろうか。
4匹だけ他とは違うタイプの蜂が混じっていました(a-d)。
体は褐色で、長い産卵管を持ち、翅の黒紋が二重に見えます。
こちらはヒメバチ科なのだろうか。
なんとなくdの個体だけ様子が少し違う気がしますけど、よく分からないので一応このグループにまとめておきました。
別の繭塊aから出たヒメバチとも違う種のようです(翅の黒紋が違う)。
いつもお世話になっている蜂類情報交換BBSに投稿してみると、ヒメバチの専門家の方から次のコメントを頂きました。
「このヒメバチは、トガリヒメバチ亜科Phygadeuontini族の一種です。おそらく、ハネナシヒメバチ属の有翅の種、Gelis areatorではないかと思いますが、これも標本を見なければはっきりとしたことは言えません。こちらは、コマユバチが繭を作った後に寄生したものです。」二次寄生したヒメバチの方が寄主のコマユバチよりも体が若干大きく育つのは少し不思議な気がしました。
たまたま目についた一見似たような繭塊を二つ採集して調べただけで、複数種の寄生蜂を得られたことは全く驚きです。
しかし小さくて種類の膨大な寄生蜂は見分けるのが非常に困難で、専門家も写真鑑定では限界があるようです。
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ハチ・アリ(膜翅目),
寄生
オオハナアブ♂の身繕いと吸蜜@セイタカアワダチソウ
2010年11月上旬
セイタカアワダチソウの花にオオハナアブ(Phytomia zonata)が止まっていました。
左右の複眼が頭頂部で接しているので♂だと思います。
頻りに手を擦り足を擦りしていました。
化粧が済むと口吻を伸ばし花の蜜を舐め始めました。
手ぶれ補正を駆使しても、風は虫撮り(接写)の大敵です。
揺れを少しでも軽減するため、茎を左手で抑えながら撮りました。
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