2009年10月中旬
庭の枯草の奥に見慣れないハエトリグモが潜んでいました。
全体的に渋い配色で触肢前面の白色が目立ちます。
最前列の単眼二つ(前中眼)が奥目の印象。調べてみるとヤマジハエトリ♂(Asianellus festivus)のようです。
偶然撮れた脱糞シーンは見切れてしまいました。
♂特有の斑紋と触肢の発達具合から成体のような気がしますけど定かではありません。
図鑑によると本種成体の出現期は4~7月らしいので亜成体なのだろうか。
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体長6mm |
2009年10月中旬
アキアカネ♀(Sympetrum frequens)が水門のコンクリート壁面に止まって食事中でした。
獲物はカワゲラの仲間かな?
2009年10月中旬
クロベッコウの一種に狩られて運ばれる途中に蜂が落とした例のエビチャコモリグモ♀(Arctosa ebicha )です。
麻痺から回復してすっかり元気になったのでそのまま飼い続けています。
蜂の方が先に死んでしまいました。
生餌としてワラジムシ(Porcellio scaber)を投入してみると、素早く飛びついて仕留めました。
コモリグモ科は徘徊性でも三爪類で歩脚に末端毛束を持たないので、容器の壁は滑って登れません。
動きは素早いですけど、脱走の心配が無いので飼育は楽です。