2011/01/07

残雪とクジャクチョウ




2009年4月中旬

雪の残る林道でクジャクチョウ(孔雀蝶;Inachis io geisha)が日光浴していました。
越冬明けで羽のあちこちに損傷がみられます。
体温が下がると羽を広げ、受光面積を大きくします。
暑くなると羽を立てて調節します。
雪の上に飛んで行くと羽を全開にしました。
このとき雪を舐めていたかどうか確認できませんでした。

イラガの繭を突付くシジュウカラ♂【冬の野鳥】




2010年1月下旬

ケヤキの枝先でシジュウカラ♂(Parus minor)がイラガMonema flavescens)の繭を嘴で突付いていました。
頑張っても硬い繭は割れなかったようで、諦めて飛び去りました。


(関連記事→「イラガの繭を割って食べるアカゲラ」) 


【追記】
『シジュウカラ (カラー版自然と科学)』p27にイラガの繭を食べるシジュウカラ♂の連続写真が掲載されていました。
(1)イラガのまゆをまず足でおさえ(2)つづいてくちばしでつついてからをわり(3)さいごになかの幼虫※をひきだす
ミノムシを蓑からから引き出して食べることもあるそうです。
※イラガの越冬態は、正しくは前蛹です。


モンシロチョウと水仙の花




2009年4月中旬

ラッパスイセンの群落でモンシロチョウPieris rapae)が舞っていました。
 


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