2022/01/28

水場で水浴するシロハラ?3羽の群れ【野鳥:トレイルカメラ】

 

2021年10月下旬・午前10:10頃・気温11℃ 

見慣れない地味な鳥の小群が山中の水場で水浴していました。 
冬鳥のシロハラTurdus pallidus)ですかね? 
もし間違っていたら、ご指摘願います。 
トレイルカメラ(無人センサーカメラ)を写真+動画モードに設定しておいたおかげで、動画をフルカラーで記録できるようになりました。
しかし、それと引き換えに、肝心の動画撮影開始まで数秒の遅延が生じます。 
その間に手前の此岸付近で水浴びしていた個体はすぐに右上へ飛び去ってしまいました。 
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 
対岸近くの左岸で水浴していた別個体は左上へ飛び去りました。 
画角の右外の水面で更に別個体が水浴を始めたようで、波紋が池に広がります。 
最後に画面左上からまた別の個体が登場するも、録画終了で尻切れトンボ。 
3〜4羽の小さな群れ(少なくとも2羽以上)に見えたのですが、重複があるかもしれません。

シロハラはひっそりとした暗い場所を好み、非常に臆病らしく、私は自分の目で見つけたことが未だありません。
トレイルカメラという文明の利器でようやく存在を知りました。


サザンカ(白花)を巡るキイロスズメバチ♀同士の小競り合い?

 

2021年10月下旬・午後13:05頃・晴れ 

民家の軒下に咲いた白花品種のサザンカ(山茶花)で吸蜜するキイロスズメバチVespa simillima xanthoptera)のワーカー♀を撮影していると、別個体が飛来しました。 
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:22) 
先客の背後からマウントしかけたので♂の誤認求愛かと思いきや、後から飛来したのも♀でした。 
奇襲を受けた個体は反撃もせずに、先客はすぐに飛んで逃げました。 
別のコロニー出身のキイロスズメバチ♀同士が蜜源植物を巡って小競り合いをしているのかもしれません。(蜜源の占有行動?) 
せっかく先客を追い払ったのに、後から来た個体はその花で吸蜜せずに飛び去ったので、目的が謎です。 
探餌飛翔中に獲物と誤認して訪花中の仲間(同種)を狩ろうとしてしまったのでしょうか。
飛んでいるキイロスズメバチの視力(識別能力)はあまり良くないのかもしれません。

2022/01/27

山中の水場に夜な夜な飛来するコウモリ(その3:飲水)【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2021年10月下旬・午後
前回の記事(@10月中旬):▶ 山中の水場に夜な夜な飛来するコウモリ(その2)【トレイルカメラ:暗視映像】
里山の水場を監視するトレイルカメラ(無人センサーカメラ)をもう1台増やして、2方向から撮影することにしました。 
夜に飛来して水場の周囲を飛び回るコウモリ(種名不詳)の暗視映像をまとめました。 
同一個体を2つのアングルから同時に撮影することはできませんでしたが、2台のカメラが互いに死角をカバーし合って相補的に記録することが出来ました。 

シーン1:10/22 午後18:24 
池の岸辺と山側の崖を写すアングルのトレイルカメラに写っていました。 
山の湧き水が池に絶えず流れ込んでいます。
池の上をコウモリが何度も飛んでは崖の手前で旋回しています。(登場回数は5回/40秒間) 
同一個体が池の上空を何度も旋回しているのか、複数個体が登場しているのか、どちらでしょう? 
2頭が連続して飛来することがあったので、少なくとも2頭が飛び回っているようです。 
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 (@0:46〜

シーン2:10/25 午後21:02・気温6℃ 
池の上を飛んできたコウモリが崖の直前で引き返しました。 

シーン3:10/25 午後21:40 
池畔の崖にある横穴に仕掛けたカメラの映像。 
水場の上を何度も旋回し、水面を掠めるように飛んでいます。 
コウモリが飛びながら水面に一瞬触れたようで、波紋が広がりました。 (@2:21)
おそらく水を素早く飲んだのでしょう。 
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 (@2:58)

シーン4:10/29 午後22:30 
レンズが曇っていてほとんど見えません。 
気温が下がって結露したのでしょうか。(気温データなし) 
雨が降った日にレンズが泥水で汚れたのかもしれません。 
そんな悪条件でも水場を訪れるコウモリが撮れていました。 

飲水目的以外にも、池の周囲を飛ぶ夜行性昆虫を目掛けてコウモリが夜な夜な飛来していると考えられます。 
しかし、捕食シーンの決定的瞬間を撮るためには、もっと高性能・高画質のカメラが必要なようです。
(録画のフレームレートが15fpsではとても足りません。) 



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