2022/01/10

山中の池で水を飲むキジバト(野鳥)【トレイルカメラ】

 

2021年10月中旬・午後14:20頃・ 

トレイルカメラ(無人センサーカメラ)を設置した山中の水場にキジバトStreptopelia orientalis)が来ていました。 
対岸の林道から歩いて登場すると水辺に近寄り、頭を下げて水をごくごく飲み始めました。 
鳥類は嘴で水を掬って一口ごとに上を向いて水を喉に流し込むのが普通です。
下を向いたままゴクゴクと水を飲めるのはハトの仲間だけです。
喉の乾きを癒やしたキジバトが池畔から右へ立ち去りかけたところで録画終了。 

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。 
トレイルカメラの設定ミスなのか、オリジナルの映像は画面全体にピンクとモノクロが点滅するおかしな症状が出て悩まされています。 
明るい日中に自然光で撮っているのに、暗視モード用の赤外線フィルターがレンズに中途半端にかかっている不安定な状態のようです。 
自動色調補正すると背景の森の緑が少し復活しました。 



ミズナラの枝で鳴くエゾゼミ♂♪

 

2021年8月下旬・午後12:40頃・晴れ 

里山の山道沿いに自生するミズナラの灌木でエゾゼミ♂(Lyristes japonicus)が喧しく鳴いていました。 
細い横枝に下向きで止まり、休み休み(断続的に)鳴いています。 
口吻が見えないので、吸汁しているかどうか不明です。 

クロアリ(種名不詳)がミズナラの横枝を素早く通り過ぎたものの、エゾゼミ♂を襲いませんでした。 
セミもアリに対して無反応。 

最後はいきなり飛び去りました。 
1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみても、飛び立つ前後に排尿していませんでした。 

エゾゼミ♂が鳴いてる時の腹弁の振動を動画で記録したかったのですが、回り込んで腹面から撮る前に逃げられてしまいました。
関連記事(同時期の撮影)▶ クリの灌木で鳴くエゾゼミ♂を声紋解析してみる

2022/01/09

山中の水場で水を飲むニホンカモシカ【トレイルカメラ】

 

2021年10月中旬・午後13:50頃 

里山の水場でニホンカモシカCapricornis crispus)が水を飲んでいました。 
頭を下げて水面に直接口を付けてゴクゴクと飲んでいます。 
喉の乾きを癒やしたカモシカが頭を上げると、右岸に生えた灌木の葉の臭いを嗅ぎました。
しかし採食もせず眼下腺マーキングもしないで、林道を右へ立ち去りました。 

野生カモシカの飲水シーンは初見です。 
せっかく撮れたのに、トレイルカメラ(無人センサーカメラ)の設定ミスなのか、昼間でも暗視モードで録画されてしまったのが残念です。 
いくら周囲が鬱蒼と生い茂った薄暗い雑木林とは言え、昼下がりの時間帯に自然光で動画を撮れないはずがないでしょう。
なぜかこの機種はセンサー起動時にまず写真を1枚撮らないと赤外線フィルターのオン・オフが上手く作動しないようです。 
私のように全て動画で記録しようとすると、昼間の撮影で問題が生じます。
トレイルカメラの制御プログラムのバグなのであれば、ファームウェアをアップデートして欲しいものです。


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