2021/02/23

ダリアの花蜜を吸うイチモンジセセリ

 

2020年10月下旬・午後14:00頃・くもり 

民家の庭の花壇に咲いたダリアの群落でイチモンジセセリParnara guttata)が訪花していました。 
秋風が吹く中、半開きの翅を開閉しながら吸蜜しています。 
吸蜜を中断すると、ゼンマイ状の口吻をクルクルと伸縮させていました。 
擬人化すると舌舐めずりのような行動なのかな? 
色とりどりに咲き誇るダリアの品種の中で、今回イチモンジセセリは黄色とピンクの花を選んで次々に吸蜜しました。

2021/02/22

トウモロコシ畑で落ち穂を食べるハシボソガラス(野鳥)

 

2020年10月下旬・午後16:30頃・くもり 

刈り取り後のトウモロコシ畑で1羽のハシボソガラスCorvus corone)が落ち穂拾いをしていました。 
刈り取ったトウモロコシの茎や葉を嘴でめくって調べ、実を包む皮を剥き、長いヒゲを取り除いてから、黄色い穀粒を美味しそうに啄んでいます。 

▼関連記事(3ヶ月前の撮影)


最後は歩いて隣のブロッコリー畑に移動しました。 
満足したのか、それとも私がずっと撮り続けるので決まずくなったのかもしれません。 
カラスが立ち去ってから私はトウモロコシ畑に近づき、カラスの食べ残しを動画に記録しました。 
飼料用のトウモロコシかもしれないので、ヒトの食用に栽培した品種かどうかも私には分かりません。 

※ かなり薄暗い夕暮れ時に撮影したので、画質が粗いです。 


2日後にも同様の採食シーンを観察できました。

 

羽化後に蛹便を排泄するアカタテハ

 

アカタテハの飼育記録#5

▼前回の記事 
アカタテハの羽化a【10倍速映像】
2020年10月下旬・午後13:00頃 

羽化直後の翅伸展が完了したアカタテハVanessa indica)aは、翅を閉じて抜け殻(羽化殻)にぶら下がったままじっとしています。 
次は余分な体液を排泄するはずです。 
ところが私の不注意でカメラの三脚を軽く蹴飛ばしてしまい、アカタテハaが1回目に羽化液(蛹便)を排泄した瞬間を撮り損ねてしまいました。 
予め床に敷いておいた白紙に赤い羽化液の雫が血痕のように垂れています。 
気を取り直して画角を戻し動画に撮り続けると、2回目の排泄シーンを記録することができました。 
ヒクヒクしていた腹端(肛門)から深紅の液状便(羽化液)をポタポタと勢い良く5滴排出しました。 
腹部全体を収縮させて排泄しています。 
その後はもう蛹便を出しませんでした。

ちなみに、「まるで血痕のようだ」と書きましたが、昆虫の血液にはヘモグロビンが含まれていないので赤くありません。

つづく→#6:

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