2017/09/22

オオハンゴンソウに訪花するクロマルハナバチ♂の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】



2016年10月上旬

山麓の農道脇に咲いたオオハンゴンソウの群落でカラフルなクロマルハナバチ♂(Bombus ignitus)が訪花していました。
雄蜂は♀と違って花粉を集めずに花蜜を吸うだけですから、後脚の花粉籠は空荷です。

花から花へ飛び立つ瞬間を狙って、後半は240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:30〜)
よく晴れた午後の陽射しが強く、絶好のハイスピード動画撮影日和でした。

同じ頭花でオオハキリバチ♀とニアミスしても、互いに喧嘩や排斥行動は行わず寛容でした。
餌資源(蜜源)が豊富だと争いが起きないのでしょう。


【追記】
この植物はハチミツソウではなくてオオハンゴンソウでした。
遅ればせながら訂正しておきます。





2017/09/21

ハシボソガラスの排糞場(野鳥):路上の糞害



高圧線の鉄塔#21でのハシボソガラス営巣記録#11


2017年6月上旬・午後18:51〜18:52(日の入り時刻は18:59)


ハシボソガラスCorvus corone)の親鳥が雛の糞を捨てに通っていたと思われる場所(排糞スポット)の一つを、見に行ってみました。

すると予想通り、高圧線鉄塔#21に近い住宅地の路上が大量の鳥の糞で汚れていました。
電線に止まった親鳥が真下に排糞したようで、白っぽい尿酸混じりの糞があちこちに落ちています。




日没直前の鉄塔の背後には白い月が出ていました。(月齢11.3)
月夜の鉄塔は、なかなかフォトジェニックですね。

ふと視線を感じて鉄塔の右を見ると、高圧線に止まった親鳥の♀♂つがいが私の様子を油断なく見張っていました。
送電線に嘴を擦り付けているのは、威嚇や苛立ちを表しているのかもしれません。
夜になると親鳥はおそらく雛の居る巣ではなくて近くの塒で寝ると思われますが、確認できていません。




街中で大量の鳥糞が路上に落ちていたら、その上がねぐらなのだと今までは思っていました。
繁殖(育雛)期なら排糞スポットの可能性も考えるべきですね。


雨が降れば路上の鳥の糞は洗い流されるでしょう。
しかし糞の数がもっと増えたり駐車している車体に付着したりしたら大変です。(糞害)
鳥の糞を集めるとグアノと呼ばれ、良質の肥料になります。
もし指定した場所に排泄してくれるように野鳥を何らかの方法で誘導できれば(トイレ・トレーニング)、糞害のご近所トラブルも解消されて一石二鳥なんですけどねー。
そんな夢のような話が仮に実現しても、鳥は種子散布にも寄与しているので、生態系に思わぬ悪影響が出るかもしれません。
糞害対策グッズと称する物は、野鳥を追い払う狙いの物しか売られていないのが現状です。



巣が作られた鉄塔の真下は雛の糞で汚れているのか、それとも意外にきれいなのか、見に行きたいところです。
しかし鉄塔に無闇に近づくと神経質な親鳥へ悪影響を及ぼしそうなので、雛が巣立つまでは我慢しています。


つづく→#12:ハシボソガラス(野鳥)雨天のクルミ割り行動


ヒナゲシの花で採餌するセイヨウミツバチ♀



2017年6月中旬

民家の花壇に咲いた真っ赤なヒナゲシセイヨウミツバチApis mellifera)のワーカー♀が訪花していました。
後脚の花粉籠に橙色の花粉団子を少し付けています。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。




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