2016/07/07
未明の空を飛ぶアオサギ(野鳥)
2016年5月下旬・午前3:50
深夜未明(日の出の30分前)、1羽のアオサギ(Ardea cinerea jouyi)の夜間飛行を撮りました。
夜明け前の空は暗く、遠くに町の夜景が見えます。
ちなみに、この日の日の出時刻は4:20。
昼行性の鳥が夜は目が見えない(鳥目で飛べない)という俗説は正しくないことが分かります。
田園地帯の上空を飛びながらギャー、ギャー♪と絶叫する鳴き声で気づいて動画に撮り始めたのですけど、アオサギの鳴き声は録音されていませんでした。
映像の冒頭で聞こえるのは、近くの湿地帯でケンケーン♪と鳴くキジ♂の縄張り宣言♪です。
このアオサギは夜通しで漁をした後の朝帰りなのか、それとも早起きの個体が塒から餌場へ向かっているところなのでしょうか?
アオサギにGPSを装着して塒の位置を突き止めたいものです。
キングサリの花で採餌するハイイロヒゲナガハナバチ♀?
2016年5月中旬
民家の庭木として植えられたキングサリ(=キバナフジ)でハイイロヒゲナガハナバチ♀(Eucera sociabilis)と思われるハナバチが何匹も訪花していました。
後脚の花粉籠にオレンジ色の花粉団子を付けています。
たまに胸背に大きな花粉の塊を付けているのは、植物(キングサリ)側の蜂を利用した受粉戦略なのでしょう。
体全体が花粉で汚れて、まるで別種のように見える個体も居ました。
ホバリング(停空飛翔)中に口吻を長く伸ばしています。
採餌に疲れた♀がキングサリの木の下に生えた何か草の葉に止まって日光浴しながら翅を休めていました。
しばらくするとようやく化粧を始め、体に付着した花粉をきれいに落として後脚の花粉籠の花粉団子に追加してまとめます。
化粧を済ませ、採餌に戻りました。
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ヒレハリソウの花蜜を吸うハイイロヒゲナガハナバチ♀
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ハチ・アリ(膜翅目),
訪花
2016/07/06
ヒダリマキマイマイの排便
2016年5月中旬
飼育容器内で1匹のヒダリマキマイマイ(Euhadra quaesita)が脱糞していました。
透明プラスチック容器越しにカラフルな糞が見えました。
糞のオレンジ色は、餌として与えたニンジン由来のカロチン色素です。
緑色は、餌として与えたイワガラミの葉に由来する葉緑素でしょう。
糞は腹足と容器壁面に挟まれた状態で、背側からは隠れて見えません。
ヒダリマキマイマイの排泄口は普通のカタツムリとは逆で、体の右側にある…はずです。
ヒダリマキマイマイが右に曲がりながら前進したら、体の左側にオレンジ色と緑色の混じった新鮮な糞が出現しました。
次に機会があれば、微速度撮影で排泄シーンを記録してみたいです。
カタツムリ関連の飼育本で見るようにもっとニョロニョロと細長い糞を想像していたのですが、ニンジンは消化が良すぎるのかもしれません。(食物繊維が少ない?)
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