2016年5月中旬・午後19:03〜19:05
日が落ちてすっかり暗くなった水田でアオサギ(Ardea cinerea jouyi)を見つけました。
水を張った田んぼの水面に外灯の明かりが映り、カエルの大合唱♪が辺りに響いています。
ちなみに、この日の日の入り時刻は18:44。
互いに離れた位置に3羽のアオサギが居ました。
一番左側の個体Lは明らかに他よりも小さく、幼鳥のようです。
真ん中の個体Mが畦に登りました。
幼鳥Lが心配で、親鳥Mが様子を見に来たのでしょうか。
幼鳥Lが畦に近いところで何か餌を採食してから畦に登りました。
カメラをもう一度右へ振ったら警戒した成鳥Rが飛び立ち、少し離れた水田に着地しました。
更に私が動画を撮りながら横の道を歩いて近づくと、残るアオサギはL、Mの順に飛び立ち、別々の方へ逃げました。
少し離れた田んぼに着地。
最近のカメラはこんなに暗い条件でもなんとかズームが可能で、光学性能の良さに驚嘆します。(今回は赤外線の暗視映像ではありません。)
最近、野鳥の塒入りについて興味を持って調べています。
今回もし私が邪魔しなければ、家族水入らずで過ごしていたアオサギの群れはそのまま水田を塒として夜を過ごしたのでしょうか?
ひょっとすると意外にも、夜通し水田で採食するのかもしれません。
それとも鷺山のコロニーなど別な場所にある塒に毎晩飛んで帰るのかな?
実際に、暗い夜空を飛んでいるアオサギを見たり鳴き声を聞いたりしたことがあります。
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未明の空を飛ぶアオサギ(野鳥)
2016年5月中旬
▼前回の記事
イタドリの花外蜜腺を舐めるホソアシナガバチ♀
花外蜜腺を舐めるために特定のイタドリに通って来るホソアシナガバチを待ち構えていると、次は全く別種の蜂が飛来しました。
薄暗い山中での撮影で分かり難いのですが、おそらくハバチの仲間だと思います。(未採集、未採寸)
この蜂はイタドリの花外蜜腺には全く興味を示さず、ウロウロと探索しています。
やがて葉の上で静止しました。
翅を休めるためにたまたま立ち寄っただけかもしれませんが、イタドリを寄主植物とする種類のハバチなのでしょうか?
別に面白い動画ではありませんが、全ての蜂がイタドリの花外蜜腺を目当てに来るのではないことを示す比較対照として示します。
また、このイタドリの株には花外蜜腺を介して共生関係を結ぶアリは集っていませんでした。
2016年5月中旬
線路の標識のてっぺんにモズ♂(Lanius bucephalus)が止まり、辺りの農地を見回して獲物を探しています。
鳴き声は発していませんでした。
後半は、羽ばたいて飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画に切り替えて撮ってみました。(@2:20〜)
実は2年前に今回と全く同じ場所に止まっている百舌鳥を撮影しています。
お気に入りの止まり木なのでしょう。
この辺りを縄張りとする同一個体なのかな?
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線路標識とモズ♂(野鳥)