2013/05/19

砂防堰堤を渡るニホンザルの群れ



2012年9月下旬

里山の砂防堰堤に野生ニホンザルMacaca fuscata)の群れが現れました。
コンクリート製の大きな堰堤の上部を一列で渡っています。
左右から来た2頭が出会い頭に追い駆けっこを始めました。
追いついて軽く小競り合いするも、マウント&毛繕いの儀式的宥和行動で仲直り。
初めに右手から来た方が優位個体のようです。

かなり遠い所から望遠で狙いましたが、猿たちは私の存在に気づいているようで警戒しています。
もっと近づいてから続きを撮ろうとしたら、群れ全体が走って左手の山の方に逃げてしまいました。
殿(しんがり)を務める最後の堰堤の左端からこちらの様子を窺っています。





【追記】
宮崎学『あったかねぐら―アニマルアイズ・動物の目で環境を見る〈4〉』p28に次のような事例が報告されていました。
山の中、砂防ダムの堰堤の上にいるのは、ニホンザルの群れだ。梅雨の晴れ間の日をあびて、あったまったコンクリートの堰堤。大きなコンクリートのかたまりは、熱をためていつまでもあたたかい。夕方、肌寒くなってくると、サルたちがやってきて、その上で暖をとっている。


一方、私が観察したのは、単に群れの遊動経路として堰堤を利用しただけだろうという印象を受けました。

2013/05/18

飛べ!スズメ【野鳥:ハイスピード動画】



2013年4月下旬

民家の庭先で朽木に止まったスズメPasser montanus)が飛び立つ瞬間を240 fpsのハイスピード動画に撮ってみました。
後ろ姿でよく見えませんが、嘴に何かを咥えているのは巣材でしょうか。


2013/05/17

ゴジュウカラの樹上採食♪(冬の野鳥)



2013年3月上旬

木の枝でゴジュウカラSitta europaea)が下向きに止まり、鳴きながらつついていました。
飛び去る前にトレードマークの木下り行動を少しだけ披露してくれました。





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