2013年5月下旬・室温22℃→24℃
ヒメギフチョウの飼育記録4
前日、ヒメギフチョウ(Luehdorfia puziloi inexpecta)初齢幼虫の集団摂食シーンを微速度撮影してから同じ休息姿勢のまま動かなくなりました。
8匹と2匹の2群に別れています。
計11匹の幼虫が孵化したのですけど、映像を見直すと10匹しか居らず1匹が行方不明です。まさか共食いしたとは思いませんが、うまく育たずにすぐ死んでしまったのでしょう。2齢へと脱皮する前の眠の状態です。
10秒間隔のインターバル撮影で4時間(08:50 am - 12:51 pm)撮り続けた大量の写真を素材に早回し(タイムラプス)映像を制作してみました。
眠と言っても完全に静止している訳ではなく、微速度撮影の映像を見ると「微動だにする」様子が記録されていました。
(もう少し接写拡大すべきでしたね…。)
やがて予想した通り、続々と脱皮が始まりました。
真っ黒だった初齢幼虫が脱皮して2齢になった直後は体色が薄いようです。
ヒメギフチョウの幼虫はギフチョウと異なり側面に沿って黄色い斑点が出るはずですが、若齢幼虫では未だ現れないようです。
抜け殻(脱皮殻)を体に付けたまま歩き回ります。
脱皮後はしばらく休息した後で、また集団で食事を再開。
集団行動の面白さが実感できるのは微速度撮影の醍醐味です♪
一匹だけ脱皮せずに残っているのは、孵化の遅れた末っ子でしょうか。
つづく→「脱皮直後のヒメギフチョウ2齢幼虫」