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2021/05/08

雪原で殻付き落花生を食べるハシボソガラスの群れ(冬の野鳥)

 

2021年1月上旬・午後13:50頃・晴れ 

深い雪に埋もれた畑の一角に3羽のハシボソガラスCorvus corone)が集まって何かを採食していました。 
農家のヒトが冬の間も生ゴミを捨てて堆肥にしている場所らしく、カラスは雪の下から掘り出して生ゴミを漁っているのでしょう。 
撮影中は白銀の雪が眩し過ぎてカラスの採食メニューがよく見えず、クルミやジャガイモを掘り出して食べているのかと初めは思いました。 
順光のアングルに回り込んでようやく、殻付きのラッカセイ(落花生)を食べているのだと判明しました。 
雪が積もる前にこの畑で落花生を栽培していた訳ではありません。
(私はこの地方で落花生の畑というものを見たことがありません。) 
ヒトが割ってピーナッツを食べた後の殻ではなく、未だ中身の種子が入っている殻付き落花生がなぜか大量に捨てられていました。 
充分に乾燥させた殻付き落花生は腐りにくく保存性に優れているので、惜しげもなく生ごみに捨てる意味が分かりません。 (※追記参照)
もしかすると、誰か近所の愛鳥家が厳冬期の野鳥に殻付き落花生を給餌しているのかもしれません。 
冬の庭にバードフィーダーを用意してピーナッツを給餌する例は珍しくありません。 
別に気取ったバードフィーダーを設置しなくても、殻付き落花生を適当にばら撒いておけば野鳥は喜んでやって来るのです。 

ハシボソガラスは雪の中に凍り付いた殻付き落花生を嘴で掘り出すと、足で押さえた殻を嘴でつついて砕きました。 
さすがに薄皮は剥かないようですが、栄養価の高い種子(ピーナッツ)を美味しそうに食べています。 
その場では食べきれない落花生を喉袋に溜め込んでいて、喉袋はパンパンに膨らんでいます。 

この3羽はおそらく家族群なのでしょう。 
写真を見直すと、嘴の中が赤い若鳥が少なくとも1羽混じっていました。
群れ内に序列があるようですが順番に採食していて、餌を巡る喧嘩はしませんでした。 
仲間が近寄ってくると横取りされないように、殻付きのまま落花生を咥えて飛び去り、少し離れた屋根の上など落ち着いた場所でゆっくり殻を割って中身を食べるつもりのようです。 
落花生の殻ごと呑み込んで後から未消化のペリットを吐き出す、という可能性も考えられますが、ペリットを吐く現場は見ていません。 
あるいは、食べ切れない落花生をどこかにこっそり貯食するのかもしれません。 

雪面に散乱した落花生を嘴でかき分けている際に、1羽のハシボソガラスが雪の中から白いビニール紐を嘴で引っ張り出しました。(@7:00) 
消化できないビニール紐を誤食するほどカラスは馬鹿ではありません。 
単なる好奇心の現れでしょう。 
春が来て繁殖期になれば、産座の巣材として人工物のビニール紐を積極的に集めることもあるはずです。 

ハシボソガラスがピーナッツを食べまくっている間、餌場(生ゴミ捨て場)の端で2羽のスズメPasser montanus)が順番待ちしていました。 
スズメはカラスが怖いようで餌場には近づけず、おずおずとピーナッツの欠片を狙っています。 
スズメが落花生を食べるシーンも撮影したかったのですが、いくら待ってもカラスが居座って独り占めしているので、私も諦めてしまいました。 
スズメの嘴の形状で落花生の殻を割れるのかどうか、興味があります。 

※【追記】
殻付き落花生の乾燥が不十分だったり湿気で濡れたりするとカビが生え、そのカビが作るアフラトキシンは発ガン性が高い猛毒なので、食べると非常に危険なのだそうです。
今回も誰かが野鳥に善意で給餌していたのではなく、カビが生えてしまった殻付き落花生を生ゴミとして大量廃棄したのかもしれません。
だとすると、それを食べたカラスやスズメの健康状態が心配です。

嘴の中が赤い若鳥
嘴の中が赤い若鳥


 【参考動画】
 
撮影:wasa639さん。 
ハシボソガラスが落花生畑で土の中から掘り出して食害しています。 

 
撮影:ペット記録チャンネルさん。 
ハシボソガラスの飼育個体は落花生の殻を割って中身を取り出しただけでなく、驚くべきことに薄皮も器用に剥いて食べていました。

2020/11/22

樹洞の巣に獲物や巣材をせっせと運び込むモンスズメバチ♀【HD動画&ハイスピード動画】

 

八重桜の樹洞に営巣するモンスズメバチ:#5

▼前回の記事 
モンスズメバチの非夜行性コロニーの謎【巣内の暗視映像】

2020年8月中旬・午後15:40頃・晴れ 

2日後の昼間に定点観察に来ました。 
ヤエザクラ(八重桜)の樹洞の入り口を上から塞ぐ外皮が更に下へ伸びていました。 
残念ながら実際に巣門の外皮を増築する作業は未見です。 
外皮は薄いパルプなので、よく見ると破損した穴やひび割れがありました。 
この破損部をモンスズメバチVespa crabro)のワーカー♀は今後、修復するでしょうか? 

樹洞を見ていると、ワーカーが外役から続々と帰巣しました。 
大顎に小さな塊を咥えて帰る個体がいます。 
巣に搬入するペレット(団子)は、白っぽい物と黒っぽい物の2種類ありました。 
搬入シーンを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 
 狩った獲物を肉団子にしたものか、それとも巣材のパルプなのか、私には見分けられませんでした。 
空荷で帰巣する個体もいます。 
どの個体も幹のほぼ同じ場所に着地してから歩いて樹洞内に入ります。 
2匹が連続して帰巣すると、巣門で渋滞している間にホバリング(停空飛翔)で待機していました。 

 一方、樹洞の中から歩いて外に出てきた個体が、羽ばたいて外役に飛び去りました。 
出巣の際も入巣と同じ場所から現れます。 
離陸直後に蜂が扇状に飛んで巣の位置を記憶するための定位飛行をしたようですが、カメラが樹洞に寄り過ぎていて動画にはしっかり写っていません。  
帰巣および出巣のシーンを240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:32〜) 

私は対スズメバチ専用の防護服を持ってないので、蜂が活動的な日中は当然ながら巣に近づき過ぎないように注意してますし、樹洞の中を覗いてみるような無茶はしません。 
逆に、防護服を着なくてもスズメバチに対するエチケットを守りさえすれば、これぐらいの映像は落ち着いて安全に撮ることが可能です。 



 

2020/11/18

駐車場の隅で雛のために虫を捕るセグロセキレイ♂(野鳥)

 

2020年7月上旬・午後16:55頃・くもり 

川から少しだけ離れた空地(駐車場の片隅)でセグロセキレイ♂(Motacilla grandis)が餌を探し歩いていました。 
雑草が枯れた茂みの横を通り過ぎたのに、わざわざ引き返してから何かついばんだのは、草の実でしょうか。(@0:06) 
これはその場で飲み込みました。
続いて目の前を飛んだ虫を捕ろうとフライングキャッチを試みました。(失敗?) 
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 

その後、近くを車が徐行して通り過ぎたのに、セグロセキレイ♂は飛んで逃げませんでした。 
(車のナンバープレートにモザイク処理するのが面倒なので、編集でカットしました。) 
舗装した路上にセグロセキレイ♂が脱糞したシーンも撮り損ねました。  

アスファルトや砂利の敷かれた広場ではなく、更にその奥の土手の辺りに行って探餌徘徊を続けます。 
雑草が疎らに生えた地面のあちこちで啄んで何か虫を捕食しています。 
次々と捕まえた昆虫をその場で食べずに嘴に溜めていくので、巣で待つ雛または幼鳥に給餌するのだと分かります。 
帰巣するまで見届けるべきだったのですが、撮影中の私はセグロセキレイ♂が咥えている獲物を見落としていました。 

ハクセキレイとは異なり、川(水辺)からあまり離れたがらないセグロセキレイを駐車場で見かけるのは珍しいと思って撮影しました。 
でも実は、水が流れる川の音が聞こえるように、現場は川の近くです。

 

2020/11/04

ハクセキレイ幼鳥に懐かれた(野鳥)

▼前回の記事 
ハクセキレイ幼鳥2羽にトンボなどを巣外給餌する親鳥♂(野鳥)

2020年7月下旬・午後14:20頃・小雨 

雨の堤防路に残されたハクセキレイMotacilla alba lugens)の幼鳥が飛び立つと、横のニセアカシア河畔林の上空を少し飛び回り、再び路上に舞い戻って来ました。  
あまり恐れを知らない幼鳥が人懐っこく私の方へ少しずつ駆け寄って来たので驚きました。 
餌付けでもしない限り、成鳥は決してそんなことはしません。 
これほど間近でハクセキレイ幼鳥の姿を見れたのは初めてです。 
羽根が茶色っぽくて嘴の根元の両端が黄色っぽいのがハクセキレイ幼鳥の特徴です。  
まさか孵化直後の刷り込み(インプリンティング)が不完全で、私に対しても餌乞いするのか?…と期待してしまいました。
もちろんそんなはずはなくて、ただ幼鳥は好奇心が強いのでしょう。

すると慌てて戻ってきた親鳥が右手の住宅の軒下に着陸し、警戒声?を発して幼鳥を制しました。 
チュチュン♪ チュチュチュチュン♪ 
「危険だから、それ以上ヒトに近づくな!」とでも言っているのでしょう。 
私は親鳥の方を振り向きたいのを我慢して、幼鳥を撮り続けました。 
親鳥の言いつけを聞いて、幼鳥は私から遠ざかり始めました。 

その間、親鳥♂は堤防路の道端の草むらで餌を探し歩いています。 
幼鳥は私から離れ、親鳥♂の方へ歩いて行く。 
その親鳥♂が急に警戒声を発しながら飛び去りました。 
堤防路を向こうから自転車(ママチャリ)に乗ったヒト(おじさん)が走って来たのです。 
幼鳥は少し反応が遅れたものの、無事に飛び去りました。

2020/11/01

ハクセキレイ幼鳥2羽にトンボなどを巣外給餌する親鳥♂(野鳥)

 

2020年7月下旬・午後14:20頃・小雨 

雨がぱらつく中、川沿いの堤防路で ハクセキレイMotacilla alba lugens)の親子がいました。 
1羽の親鳥♂と2羽の幼鳥の計3羽の家族群です。 
ハクセキレイの幼鳥は羽が白黒ではなく茶色っぽいです。  

親鳥♂が舗装された堤防路を走り回って虫を捕ると親子が互いに駆け寄り、獲物を口移しで給餌します。 
給餌すると親鳥♂はすぐに幼鳥から離れ、次の獲物を探しに行きます。
幼鳥は堤防路に残り、歩きながら次の給餌を待っています。  

いつの間にか親鳥♂が路上で獲物のトンボを捕らえていました。 
翅の先端に褐色紋があることなどから、獲物はおそらくノシメトンボ♀(Sympetrum infuscatum)のようです。 
獲物の翅は毟らずに頭部だけを取り除くと、ハクセキレイ親鳥♂の方が駆け寄り、立ち止まって餌乞いする幼鳥に与えました。 
口移ししてもらった幼鳥はトンボを翅ごと丸呑みにしました。  

親子とも、雨に濡れた羽根をときどき震わせて水気を切ろうとしています。 
最後は次々に飛び去りました。 

いつも疑問に思うのですが、ハクセキレイの巣立った雛(幼鳥)に巣外給餌するのは親鳥♂の担当なのでしょうか? 
今回も母親♀を見かけませんでした。 
♀は2回目の繁殖のため、巣内で抱卵しているのかな? 
それとも♀は違う場所で別の幼鳥の面倒を見ているのでしょうか? 
ハクセキレイの営巣地を見つけるのが長年の課題です。

つづく→後編:ハクセキレイ幼鳥に懐かれた(野鳥)
ノシメトンボを捕獲したハクセキレイ親鳥♂

2020/10/30

池の鯉とクサガメのパン食い競争

 

2020年7月中旬・午後18:10頃・晴れ 

蓮池の岸に立っている男性がパンを千切って岩場を目掛けて次々に投げていました。 
コイ(鯉;Cyprinus carpio)の群れが殺到し、パンを食べています。 
黒いコイだけでなく、オレンジ色の錦鯉も混じっています。 

いつもは岩場で甲羅干しをしているクサガメMauremys reevesii)も、水面に浮いたパン屑をがっついて食べています。 
2匹ともやや小型の若い個体でした。 
最近なぜか、ミシシッピアカミミガメの姿を見かけません。 
外来種として駆除されたのかな? 

3羽のカルガモAnas zonorhyncha)幼鳥が池の水面を泳ぎ回っています。 
パン食い競争に参戦するかと思いきや、岸壁に近寄ってヒトに給餌をねだってるようです。 

観客へのサービスのつもりなのか、面白がって岩場を目掛けてパンを投げているようですが、必死な魚が岩に座礁して腹ビレや鱗が傷つくのではないかと心配です。(鯉はそんなにヤワじゃない?)  
連日のパン大量給餌は栄養が極端に偏りますし、食べ残しが水質を悪化させます。 
一部の(特定の)野生動物がヒトに依存する状態は生態系のバランスを崩し、好ましくありません。 
動物愛護を履き違えて猫や鳩、鯉などに給餌しに来る常習者に対してどういう言い方をしたら止めてもらえるのか、いつも悩みます…。 
素朴な善意から始まった野生動物への給餌がエスカレートして歯止めが利かなくなり、全国各地で問題になっています。 
そういうヒトは、一種の依存症(手軽な快楽への中毒)なのでしょうね。


2020/10/12

親鳥に給餌された甲虫をスズメの幼鳥が捕食(野鳥)

 

2020年7月下旬・午後15:15・くもり 

住宅地の路地裏でスズメPasser montanus)の幼鳥が親鳥から何か餌を受け取りました。(巣外給餌) 
幼鳥をその場に残して親鳥が飛び去った直後から映像が始まります。 

獲物は黒い昆虫の腹部です。
翅や頭部・胸部を親鳥に毟り取られた後なので特徴が無く、同定するのは無理そうです。 
素人目には甲虫でコガネムシの仲間のような気がするのですけど、どうでしょうか?  

獲物は既に死んでいるのに、スズメ幼鳥が咥えた獲物を振り回したり叩きつけたりするのは、解体処理の練習をしているのでしょう。 
舗装路で獲物が転がってしまっても、追いかけて捕食を続けます。 
堤防路から見下ろすアングルで撮影している私の死角にスズメ幼鳥は消えてしまいました。
無事に獲物を食べ終えたのか、スズメ幼鳥は道路の横のブロック塀に一旦飛び上がってから、どこかへ飛び去りました。

2020/09/30

クロオオアリ♀同士の栄養交換



2020年7月中旬

川沿いの土手に自生するミズキの根際にクロオオアリCamponotus japonicus)の巣がありました。
巣口付近で大型のワーカー♀(兵隊アリ? 門衛?)同士が上下逆向きの体勢で対面し、口移しのキスをしていました。
成虫間の反吐給餌(栄養交換)と呼ばれる行動です。
その後は各々が身繕い(化粧)に余念がありません。


▼関連記事(6年前の撮影)
クロオオアリ♀出会い頭の挨拶

wikipedia:クロオオアリの記述によると、

巣に運び込んだ獲物はそのまま貯蔵食料にするのではなく、食料庫の部屋に運び込んで働きアリが速やかに解体し、肉の部分を甘露と同様に素嚢に収納する。
また、アブラムシの糖分を多く含む排泄物(甘露)や植物の花外蜜腺から得られる蜜はエネルギー源として重要な食物となり、アリと共生する性質を持つ種のコロニーを保護してここから甘露を得て、素嚢に納めて持ち帰る。多くのヤマアリ亜科と同様、素嚢が発達していて液状の食物をこれに入れて持ち帰ることが多く、捕らえた獲物も丸ごとではなく素嚢に体液だけ納めて持ち帰ることも少なくない。

下線部については知りませんでした。



2020/09/21

ヒヨドリによるコガネムシ?解体ショー(野鳥)



2020年7月中旬・午後16:05頃・くもり

河川敷のどこかでヒヨドリHypsipetes amaurotis)が何か昆虫を捕食したようです。
河川敷の上空を横断する電線に止まると、獲物の解体処理を始めました。
残念ながら逆光のために獲物がよく見えませんが、鞘翅が赤っぽい甲虫のようです。
コガネムシ科の仲間だと思うのですが、まさかカブトムシ?(願望)
獲物の頭部を嘴に咥えると、足元の電線に繰り返し叩きつけて、とどめを刺しました。
次は食べるのに邪魔な(消化できない)翅を取り除き始めました。
ヒヨドリは足を全く使わずに、嘴だけで器用に獲物を解体しています。
足で獲物を押さえつけて不要部を嘴で毟り取ることをなぜかやらないので、解体に手間取っています。
地上で作業する方が楽そうなのに、樹上性のヒヨドリは頑としてライフスタイルを変えないのですね。
(実は地上で獲物を解体処理していたのに、私が知らずに近づいたせいで電線に避難したのかも。)

電線にぶつけた衝撃で獲物の脚が1本、欠けて飛びました。
ヒヨドリは解体した獲物をその場で食べるのではなく、最後は電線から飛び立つと、堤防沿いに聳え立つ桜の大木の太い横枝に止まり直しました。
1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみると、飛び立つ直前に獲物をうっかり落としてしまったことが分かりました。
慌てて飛んで追いかけたヒヨドリは空中で見事に獲物をキャッチし直したようです。
流し撮りで再びヒヨドリを捉えたときには、嘴に獲物を再び咥えていました。

葉が生い茂っている桜の大木のどこかにもしかするとヒヨドリの巣があるのかもしれません。
自分で食べるのではなく、巣で待つ雛に給餌するために、狩った獲物を丹念に解体処理してから巣に運搬したのでしょう。
秋になって落葉したら、巣の有無を確認するつもりです。


※ 逆光なので、動画編集時に彩度を上げました。




2020/09/15

小鳥を解体し幼鳥4羽に巣外給餌するハシブトガラス親鳥(野鳥)



2020年7月上旬・午後16:35頃・晴れ

川沿いに建つ2階建ての民家の赤いトタン屋根でハシブトガラスCorvus macrorhynchos)の群れがやかましく鳴き騒いでいました。
何事かと思いカメラでズームインしてみると、親鳥が獲物の死体を解体している周囲で4羽の幼鳥がやかましく餌乞いしています。
嘴の中が赤いのがカラスの幼鳥の特徴です。(成鳥の口内は黒くなる。)
親鳥は解体した獲物を独り占めにはしないで、1羽の幼鳥に口移しで給餌しました。
残り物の内臓を自力で拾い食いしている逞しい幼鳥もいます。

トタン屋根に白っぽい羽毛が散乱しているので、親鳥が解体した獲物はネズミ類ではなく小鳥(スズメやドバト、ハクセキレイ?)だったようです。
親鳥が生きた小鳥を襲って狩ってきたのか(捕食)、それとも死骸を運んできたのか(屍肉食)、どちらでしょう?
ハシブトガラスの場合は前者の可能性が高いらしいのですが、見逃したのが残念です。

幼鳥への巣外給餌を済ませた親鳥がトタン屋根から飛び立つと、近くの電線に止まりました。
獲物の血や脂で塗られた嘴を足元の電線に擦りつけてきれいにしています。
屋根に居残った幼鳥群を親鳥は近くから見守ります。

しばらくすると再び親鳥が屋根に戻り、幼鳥に給餌しました。(先程とは別個体の親鳥かもしれません。)
その際に何か白っぽい破片(パン粉?)が屋根に落ちたり嘴に付着したので、今度の給餌メニューはパンかもしれません。
物足りない幼鳥は餌乞いを続け、トタン屋根に散らばった小鳥の肉片を拾い食いしています。

屋根の上に最後まで残っていた幼鳥が、屋根に登る梯子の天辺に飛び乗り、親鳥の帰りを待っています。
屋根に再登場した親鳥の喉袋が餌で膨らんでいます。
それを見た幼鳥が親鳥の横にフワリと舞い降り、餌をねだりました。
給餌後に親子のハシブトガラスが相次いで屋根から飛び立つと、隣接するヒマラヤスギ並木の方へ飛んで行きました。
先に飛び去った幼鳥は、肉片を嘴に咥えたまま飛び立ちました。




2020/09/05

送電塔の巣で雛に給餌してから見張りにつくハシブトガラス親鳥(野鳥)



2020年6月上旬・午後17:25頃・晴れ


▼前回の記事
送電塔に作られたハシブトガラスの巣を真下から見上げると親鳥は…(野鳥)

ハシブトガラスCorvus macrorhynchos)の巣がある送電塔#18から私が少し離れてから再びカメラを向けると、親鳥が採餌から戻ってきました。
帰巣した親鳥が巣の横の鉄骨にピョンと跳び乗ると、その振動で気づいた雛が嘴を大きく開けて餌乞いを始めました。
カラスの雛は嘴の中が赤いのが特徴です。
少し遠いのですが、音量を上げると餌乞い♪の鳴き声が辛うじて聞こえます。

巣に居る雛の数は3羽かな?(鉄骨の陰に隠れてよく見えません)
通常カラスの雛は食後すぐに排便し、それを親鳥が咥えて巣の外へ捨てに行きます。(排糞行動)
しかし今回は給餌後にしばらく待っても雛が脱糞しなかったので、親鳥は外側の鉄骨に移動し、周囲の縄張りを見張っています。

巣内で雛がときどき動いています。
最後に親鳥が鉄骨からフワリと飛んだので、ようやく巣から飛び去ったのかと思いきや、水平な鉄骨の端(碍子の上)に止まり直しただけでした。
しつこく見ている私の死角に隠れたかったのかもしれません。

※ 餌乞いの鳴き声を聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。

つづく→一方その頃、一つ隣の鉄塔では…?



2020/07/14

モミ樹上の巣で求愛給餌するハシボソガラスの♀♂つがい(野鳥)



2020年3月上旬・午後17:05頃

池の岸に聳え立つモミ高木を見に行くと、この日は天辺の枝にカワウは止まっていませんでした。
梢の巣に運び込まれた巣材(小枝)の量が前回よりも増えていたので、造巣作業が進行中のようです。
その巣に2羽のハシボソガラスCorvus corone)が出入りしている証拠映像を初めて撮ることができました。
このモミ樹上の巣はカワウが作ったものではないか?と内心期待していたのですが、予想(願望)が外れました。
暖冬の影響で例年よりもカラスの造巣開始が早いかもしれません。

♂と思われる1羽が帰巣すると、在巣の個体(おそらく抱卵中の♀)に口移しで何か白い塊を給餌しました。
慌てて巣にカメラを向けて撮った一瞬の出来事なので、まずは1/5倍速のスローモーションでご覧ください。
その後に等倍速でリプレイ。
給餌メニューは不明です(拾ってきたパン?)。
夫婦間の求愛給餌だろうと思うのですが、交尾行動は見ていません。


▼関連記事(3年前の撮影)
ハシブトガラス♀♂の求愛給餌と相互羽繕い(野鳥)

♀が巣に残って抱卵するかと思ったのに、下からカメラを向けている私を警戒しているのか、残念ながら2羽ともすぐに巣から飛んで逃げてしまいました。
別々の方向に飛び去ったうちの1羽は私の頭上を飛び越えて行ったので、縄張り内をうろついては営巣木を見上げる怪しい奴を偵察に来たのでしょう。
しかしハシボソガラスはハシブトガラスに比べると穏健でヒトに寛容なので、無礼な私に対して怒って鳴いたり威嚇するなどの攻撃的な行動はありませんでした。






2020/06/12

雛のために道端の側溝で虫を捕るハクセキレイ♂(野鳥)



2019年6月中旬・午後18:06・晴れ

街中の道端を流れる側溝にハクセキレイ♂(Motacilla alba lugens)が出入りしていました。
通行人が側溝に落ちないように鉄格子のような蓋で覆われているのですが、外に出てきたハクセキレイ♂は嘴に大量の虫を咥えていました。
おそらく側溝内に発生する蚊柱を目当てに虫取りに来たのでしょう。
側溝の外に出てから振り向くと、通りを渡って市街地の方へ飛び去りました。
1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみると、大量の獲物を嘴に咥えたままなので、巣で待つ雛に給餌するのでしょう。

同様のシーンは今季2回目の観察です。


▼関連記事
道端の側溝内で虫を捕るハクセキレイ♂(野鳥)



2020/05/30

樹上の巣に通うノスリ親鳥(野鳥)



ノスリ(野鳥)営巣地での観察記録#17



▼前回の記事
巣に近いニセアカシア樹上で鳴く♪ノスリ親鳥(野鳥)

2019年6月上旬・午後18:25〜18:32・晴れ

初夏になりヤナギ樹上のノスリButeo japonicus)の巣の周囲に葉が生い茂ると雛の様子がほとんど見えなくなってしまいました。
ブラインド内から終日観察していてもフラストレーションが溜まります。
もっとよく見える撮影アングルを探したくても、親鳥に警戒されてはいけないので下手に動けません。
それでも夕方になるとようやく動きがありました。

シーン1:(@0:00)

動画の冒頭で、サルトリイバラ?の葉の隙間から雛の頭がわずかに覗いています。
そこへ左奥から親鳥が飛来し、巣に着陸しました。
まずは1/5倍速のスローモーションでご覧下さい。
翼の下面の模様から、ノスリと確定しました。
続いて等倍速でリプレイ。
おそらく雛に獲物を給餌したはずですが、手前に立つニセアカシア幹の死角になっていて残念ながらよく見えません。
親鳥はすぐに画面の奥に向かって飛び去りました。


シーン2:(@1:00)

在巣の個体が左を向いて翼を大きく広げました。
親鳥の帰巣シーンを撮り損ねたのか、それとも雛の羽ばたき練習なのか、不明です。

シーン3:(@1:20)

いつの間にか親鳥が帰巣していました。
巣の右上の枝に止まっていた親鳥が翼を広げ、ストンと巣に飛び降りました。
茂みの隙間からこちらの様子を窺っています。
方向転換して後ろ向きになりました。
しばらくすると、右下奥に飛び去りました。

ノスリの親鳥♀が巣に残って雛を守っている間に小型の親鳥♂がせっせと給餌に通っているのでしょうか?
雛鳥が育って食べ盛りになると、親鳥の♀♂つがいが共稼ぎで獲物を雛に運ぶようになるらしいのですが、1日観察しただけではよく分かりませんでした。

※ ブラインド内から隠し撮り。
鳴き声の音量を強制的に上げるために、動画編集時に音声を正規化しています。
しかし雛が餌乞いする鳴き声などは聞き取れませんでした。

観察1年目ではこれが精一杯でした。
木登りをマスターして、巣の周囲に無人カメラを仕掛けるのがベストですけど、素人にはなかなか大変そうです。
猛禽類の営巣観察がいかに大変か、痛感しました。

夜、辺りが完全に暗くなってからブランドを撤収しました。

つづく→#18:巣の近くで聞いたノスリ親鳥の鳴き声♪:午前中(野鳥)




2019/11/26

電線に並んで親鳥♂に餌乞いするハクセキレイ幼鳥(野鳥)



2019年8月上旬

街なかの路地裏で2羽の
ハクセキレイMotacilla alba lugens)が電線に少し離れて止まっていました。
右に居る嘴の黄色い幼鳥がチチチ、チチチ…♪と鳴いて餌乞いしながら近付こうとしても、左の親鳥♂は給餌せずに幼鳥から離れて距離を保っています。
(私が撮り始める前に、親鳥♂が幼鳥に巣外給餌を済ませていた可能性もありそうです。)
ハクセキレイも幼鳥は嘴の中が赤いのですね。
やがて左の成鳥♂が白い糞をポトリと排泄しました(@0:29)。
路地に落下する親鳥♂の糞を反射的に目で追う幼鳥がなんともおかしかったです。

親鳥♂は脱糞で軽量化した直後に電線から飛び立ちました。
幼鳥は一瞬びっくりしたものの、すぐに親鳥♂を追って飛び去りました。
私以外の通行人が路地を歩いて来たので、ハクセキレイの親子は警戒して逃げ出したようです。
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。

巣立ったハクセキレイ幼鳥の面倒を見ている親鳥を私はこれまで♂しか見たことがありません。(今回も含めて計3例)
これは観察例(12)が未だ少ないことによる偶然なのでしょうか?
親鳥♀はどこで何をしているのでしょう?
もしかして、親鳥♀は幼鳥の子育てをパートナーの♂に任せて自分は次の繁殖のため巣で抱卵をしているのかな?
(ハクセキレイの繁殖は確か年一回だったような…?)
あるいは親鳥♀の方が♂よりも警戒心が強く、ひと気の無い場所で残りの幼鳥の面倒を見ているのかもしれません。

※ 動画編集時に音声を正規化して音量を上げています。


つづく→路地裏の側溝で水を飲み虫を捕るハクセキレイ♂(野鳥)


ハクセキレイ♂(左)+幼鳥(右)@路地裏:電線+餌乞い
ハクセキレイ♂(左)+幼鳥(右)@路地裏:電線+餌乞い

2019/11/14

夕方に電線で親鳥に餌乞いするハシブトガラス幼鳥(野鳥)



2019年6月中旬・午後18:10頃

街なかの電線で2羽のハシブトガラスCorvus macrorhynchos)が並んで止まっています。
手前の幼鳥が翼を持ち上げて羽ばたきながら、隣(奥)の親鳥に甘えた鳴き声で餌乞いしていました。
実は撮影中は遠近感がよく分からず、電線上でカラス♀♂が交尾しているのかと早とちりしてしまいました。
映像を見直すと、2羽のカラスは電線に並んで止まっていてマウントしておらず、交尾ではありませんでした。
給餌してもらえなかった幼鳥が隣の電線に飛び移り、離れて行ったのですが、喉袋が膨らんでいたので食べ物の心配は無さそうです。

電線に残った親鳥が嘴を足元の電線に擦り付けました。
その後は電線上で向きを変え、澄んだ声でカーカーと鳴きました。♪
目の前を飛び回る小さな虫(ハエ? 蚊?)を嘴で素早く捕食しようとしたものの、逃げられました。(@0:32)

奥の電柱の天辺にも2羽のハシブトガラスが止まっていました。
1羽は喉袋に食料を一杯に詰め込んでパンパンに膨らんでいます。
もう1羽の幼鳥が隣で餌乞いしても給餌してもらえず、親鳥?はピョンピョンと辺りを跳びはね、最後は飛び去ってしまいました。

夕暮れの逆光で嘴の中の色を確認できないため、幼鳥/成鳥をしっかり見分けることができませんが、巣立った幼鳥に親鳥が無条件に巣外給餌するとは限らないようです。
(餌乞いしたのは幼鳥同士である可能性もありそうです。)
この時期にカラスがどこで夜を過ごすのか、ねぐらの場所も突き止めたいのですが、なかなか手が回りません。

※ 動画編集時にいつものように手ブレ補正処理を施したら、曇天で背景の情報が乏しいために却って不自然な映像になってしまいました。


2019/10/28

チゴハヤブサ♀♂が止まり木で獲物の受け渡し?(野鳥)



2019年7月上旬・午後15:06頃

(おそらく2羽の)チゴハヤブサFalco subbuteo)が鳴きながら木々の間を高速で飛び回っています。
甲高いキィーキィー♪というチゴハヤブサのいつもの鳴き声以外に、キツツキのようなキッキッ♪という短い鳴き声も聞こえます。
(この冒頭部のみ音声を正規化して音量を上げています。)
まさかチゴハヤブサがキツツキを狩ろうと追い回しているのでしょうか?
しかしチゴハヤブサの高速飛翔にカメラの流し撮りが追いつけるはずもなく、すぐに見失ってしまうので、1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみましょう。

おそらくヒノキと思われる常緑針葉樹高木の横枝に2羽のチゴハヤブサが並んで止まりました。
これがきっと♀♂つがいなのでしょう。
ハヤブサ類は体格で性別が見分けられるらしい(♀>♂)のですが、止まり木で少し離れて止まった上に、私がズームインする前に片方の個体はすぐに飛び去ってしまい、結局は雌雄を判別できませんでした。
チゴハヤブサの夫婦を同時に撮れたのはとても貴重なので、1/5倍速のスローモーションでじっくり見直してみると、重大な発見がありました。
ヒノキ横枝から先に飛び去った個体は、足に何か獲物を掴んで持ち去ったようです。
獲物はおそらく野鳥と思われますが、ほんの一瞬のシルエットしか見えません。
どうやら、狩りに成功した♂が止まり木で♀に獲物の受け渡しを行ったようです。
(獲物の受け渡しは空中で行った可能性もあります。)
♀は巣に獲物を持ち帰って解体し、雛に給餌するのでしょう。

ヒノキの横枝に残った個体にようやくズームインすると、足元の横枝で嘴を何度も拭っていました。
獲物受け渡しの行動から推測するに、ひと仕事終えた♂が獲物の血で汚れた嘴をきれいに拭いているのでしょう。
体つきがほっそりしている印象です。
鳴き声と嘴の動きがようやく一致して(リップシンクロ)分かったのですが、キョッキョッ♪と短く鋭くキツツキのような鳴き声を発しているのは彼でした!
チゴハヤブサの鳴き方にこんなバリエーションがあるとは知りませんでした。
これも大きな収穫です。
狩りに成功した♂が♀に給餌する合図なのかもしれません。

育雛しているチゴハヤブサの巣がどこか近くにあるはずですが、今季も発見できませんでした。
それでもささやかながら謎解きが少し前進しました。
この時間帯にこの辺りを狩場(の一つ)としているのです。
いつか狩りの瞬間を見てみたいものです。

(夫婦間ではなく親鳥から幼鳥への巣外給餌という可能性もありますかね?)

つづく→止まり木に片足立ちで羽繕いするチゴハヤブサ(野鳥)



2019/10/19

夕方の電柱で巣外給餌を待つハシブトガラス幼鳥とガードする親鳥♀♂(野鳥)



2019年6月中旬・午後18:42〜18:47(日の入り時刻は午後19:02)

日没直前の夕方。
住宅地の電柱の天辺で夕日を浴びながらハシブトガラスCorvus macrorhynchos)の巣立ち雛が2羽並んで止まっていました。
餌乞いする幼鳥に親鳥が口移しで巣外給餌してやりました。
口の中が赤いのがカラス幼鳥の特徴です。

私に気づいた親鳥が電柱から鳴きながら飛び立ち、嗄れ声の警戒声♪でけたたましく鳴きながら私の頭上を飛び越えました。
ハシブトガラスはカーカー♪と澄んだ声で鳴くというのが図鑑にも載っている定説ですけど、警戒したり怒ったときにはハシボソガラスのように濁った嗄れ声でも鳴きます。
これは今年ハシブトガラスを重点的に観察してみて初めて知ったささやかな収穫のひとつです。

私が幼鳥を撮り続けると、すぐ背後の電線で親鳥がうるさく鳴き騒いだり嘴をカタカタ鳴らしたり威嚇しています。
嘴を足元の電線に擦り付けるのは、威嚇が私に通用しないのでフラストレーションが溜まった結果の転移行動だと思います。
しかし怒った親鳥が私に対して直接攻撃してくることはありませんでした。
一方、2羽の幼鳥(巣立ち雛)は電柱の天辺から離れず、留守番しています。

親鳥の警告は充分に理解したので、私としてもその場を離れたいのですが、幼鳥が止まっている電柱の横を歩いて通り過ぎる必要があります。
すると警戒を高めた親鳥が慌てて戻って来て幼鳥の横に止まり、しっかりガードします。
幼鳥は親鳥に対して無邪気に餌乞いするものの、巣外給餌してもらえません。
親鳥♀♂は給餌どころではなく、すぐに飛び立つと、近くの電線に止まり直し鳴き続けています。
私の周りを落ち着き無く飛び回り、警戒しています。

私が電柱から更に離れると、親鳥の警戒が緩んで鳴き方が澄んだ声に変わりました。
幼鳥は甘えた声で鳴いています。


ハシブトガラス幼鳥2(野鳥)@電柱天辺
ハシブトガラス幼鳥2(野鳥)@電柱天辺
ハシブトガラス幼鳥2(野鳥)@電柱天辺・全景

実はすぐ近くの変電所に建てられた送電塔にカラスの古巣を見つけました。
(同じ時期に定点観察していた送電塔#KN7とは違う場所の鉄塔で、カラス用の巣箱は設定されていませんでした。)
おそらくここから巣立ったのでしょう。
それに対して鉄塔#KN7のハシブトガラス雛は発育・巣立ちが遅れています。


カラスsp(野鳥)古巣@送電塔#M32?変電所
カラスsp(野鳥)古巣@送電塔#M32?変電所:別アングル
カラスsp(野鳥)古巣@送電塔#M32?変電所
カラスsp(野鳥)古巣@送電塔#M32?変電所・全景


高圧線を辿ってひとつ隣の送電塔#M31(巣箱なし)にもカラスの古巣を見つけました。
しかしこちらは巣材が少なく不完全な巣なので、作りかけで止めてしまった偽巣なのかもしれません。
今回の動画の舞台となった電柱は、古巣がある2本の送電塔の中間地点になります。


カラスsp(野鳥)古巣(偽巣?)@送電塔#M31
カラスsp(野鳥)古巣(偽巣?)@送電塔#M31

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