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2022/07/11

夜の河畔林で枝から枝へ跳ぶアマガエル?【暗視映像:トレイルカメラ】

 

2022年5月上旬・午後21:34・小雨? 

河畔林の溜め糞場をトレイルカメラで監視していると、夜行性のカエルが写っていました。 
まずは赤い矢印が指し示す白い点に注目してください。
小さなカエルがノイバラ灌木の若葉の上に乗っている…と後に判明します。
白い点がたまに点滅するので、カエルの目が瞬きする様子がトレイルカメラの赤外線に反射しているようです。 
しばらくすると、小さなカエルが急に跳び下りました。(@0:42) 
下の枝葉に着地した後も何やら身動きしています。
 顔が正面を向いた時に白点(=眼球)が2個になりました。 

小さなカエルなので、おそらく普通種のニホンアマガエルHyla japonica)と思われます。 
カエルの狩りは視覚に頼っているはずなので、闇夜に獲物の捕食は無理だと思います。 
鳴き声を頼りに、抱接のため異性に跳びついたのかな? 
しかし、カエルの鳴き声は録音されていませんでした(聞き取れず)。 

こういうどうってことないシーンを撮ろうと思ってもなかなか撮れないので、せっかくですから記録に残しておきます。

そもそも、今回トレイルカメラが起動した原因は別にいます。 
鳥や獣など気温よりも高い熱源が動かないとカメラは起動しませんから、変温動物のカエルに対しては無反応なはずです。

2022/02/03

雨の日に池の岸をうろつくアズマヒキガエル【トレイルカメラ】

 

2021年11月上旬・午後14:40頃・雨・気温11℃ 

トレイルカメラ(無人センサーカメラ)で監視している水場に雨が降ると、毎回ではありませんがアズマヒキガエルBufo japonicus formosus)が登場します。
前回の記事:▶ 大雨の朝に水場の岸を登るアズマヒキガエル【トレイルカメラ】
この池の主なのかな? 
今回はフルカラーで録画できました。
雨がシトシト降り続き、落ち葉でほぼ覆われた池の水面に波紋が広がります。 
ヒキガエルは池の中から此岸に上陸したのでしょうか? 
斜め正面(崖の方)を向き、喉をヒクヒクさせています。 
やがて画面右下隅の方へ歩き出すと、画角から消えました。 
しかし急斜面の崖を登れずに諦めたようで、引き返して来ました。 
ノシノシと歩いて水場に戻る途中で立ち止まり、しばらく池を眺めています。 
最後は水辺に降りて姿が見えなくなりました(カメラの死角)。 
水中に戻ったのかな? 

トレイルカメラは恒温動物の熱源を動体検知して録画を始める仕組みなのですが、変温動物の両生類でも、至近距離でレンズの前を横切ればさすがにセンサーが作動するようです。 
(落ち葉が池にハラハラと落ちてくるだけでトレイルカメラは誤作動してしまいます。) 
それとも、活動中のヒキガエルの体温はまさか気温よりも若干高いのでしょうか? 
サーモグラフィカメラでヒキガエルを録画してみたいものです。 

2022/01/08

大雨の朝に水場の岸を登るアズマヒキガエル【トレイルカメラ】

 

2021年10月中旬・午前8:55頃・大雨 

山中の水場に設置した無人センサーカメラ(トレイルカメラ)にアズマヒキガエルBufo japonicus formosus)が登場しました。 
朝から激しい雨が降っていて、水面が波立っています。 
レンズのすぐ目の前に突然カエルの顔が現れました。 
おそらく池から上陸して此岸の崖をよじ登ってきたようです。 

トレイルカメラは恒温動物の熱源を動体検知して録画を始める仕組みなのですが、変温動物の両生類でも、至近距離でレンズの前を横切ればさすがにセンサーが作動するようです。 
画面の左へ歩き去った後もゴソゴソ♪という物音が録音されていました。 

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


春になったらこの水場でヒキガエルが繁殖活動するかどうか、確かめる必要がありそうです。



2021/12/14

砂利道を跳んで逃げるトノサマガエル【HD動画&ハイスピード動画】

 

2021年9月下旬・午前11:45頃・くもり 

田んぼに近い農道でトノサマガエルPelophylax nigromaculatus)を見つけました。 
草が疎らに生えた砂利道にじっと座っていて、私が動画を撮りながら忍び寄っても逃げようとしません。 

トノサマガエルが跳ぶ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画に切り替えてみました。(@0:28〜) 
座った姿勢から素直に前方へ跳ぶのではなく、素早く左に方向転換してから(私から遠ざかるように)跳び去りました。 
さすが見事な跳躍力ですね。

2021/12/09

田んぼの用水路でトノサマガエルを捕食するダイサギ(野鳥)

 

2021年9月上旬・午前10:30頃・くもり・強風 

田んぼの農道にダイサギArdea alba)が単独で佇んでいました。 
周囲の水田には稲穂が実りつつあります。
ダイサギが農道を歩いて左に移動し始めました。 
ときどき長い首をグニャグニャと左右にしならせているのが面白く思いました。 
それでも頭部の位置は安定しています。 
長い首が強風で揺れているのでしょうか? 
ダイサギの足元が見えないのですが、もしかすると川でやるように足踏みの振動で獲物を隠れ家から追い出そうとして、それで首が動いてしまうのかもしれません。 

やがて画面奥にある細い用水路に大股で歩み寄ると、嘴を素早く突き出して大きなカエルを捕らえました。 
獲物はトノサマガエルPelophylax nigromaculatus)のようです。 
カエルはもう死んだのか、力なくダランとしていて暴れたり抵抗することはありませんでした。 
ダイサギは嘴で獲物を突き刺しているのではなく、挟んでいました。 
 獲物を咥えたものの、大き過ぎて飲み込むのに四苦八苦しています。 
トノサマガエルを咥えたまま振り回したり、ときどき地面に一瞬だけ獲物を置いて持ち替えたりしています。 
上を向きながら遂に獲物を丸呑みしました。 
食後のダイサギは嘴を拭う行動をやらずに目の前の田んぼを眺めています。 

画面の左側がときどき白くぼやけたのは、コンクリートの電柱が手前にあるせいです。 
警戒心の強いダイサギに対して少しでも身を隠そうとして、私は電柱の陰ギリギリに立って撮り始めました。 
ところが強風で私の体ごと煽られるので、手ブレが抑えられませんでした。 
もっと体幹を鍛えないといけませんね。 
撮影途中でアングルを変えるために移動しようか迷ったのですが、私が下手に動くとダイサギが警戒して逃げてしまうだろうと判断し、そのまま撮り続けました。 

捕食シーンを撮り終えたところで、私はそっと右に移動して被写体に少し近づきました。 
雑草だらけの農道を歩き去るダイサギの後ろ姿を撮っていると、ダイサギの眼の前からスズメの大群が飛び去りました。 
農道上に生えたキンエノコロの群落にそれまで隠れていたようです。 
ダイサギの行く手には左側にアオサギが佇んでいました。 
ダイサギはアオサギに遠慮しているのか、動かなくなりました。 
もう少し粘って見守ればダイサギvsアオサギの縄張り争いが勃発したかもしれません。 
しかし先を急ぐ用事がある私は、ここで撮影を打ち切りました。

2021/11/25

トノサマガエルの死骸を屋根の上に運んで食べるハシボソガラス(野鳥)

 

2021年8月下旬・午後14:25頃・晴れ

郊外の住宅地で民家の屋根に2羽のハシボソガラスCorvus corone)が飛び乗りました。 
左側の個体Lは体つきが華奢なので、おそらく幼鳥のようです。 
そのカラスLが干からびたカエルの死骸を持ち運んでいました。 
道で車に轢かれたロードキルや周囲の田んぼから死骸を拾ってきたのでしょう。 
カエル死骸の頭部が千切られたように欠損しているのは、カラスが啄んだ後なのかな? 
大きさからおそらくトノサマガエルPelophylax nigromaculatus)と思われます。 
逆光のせいか、トノサマガエルにしては死骸が赤っぽく見えます。 

私がカメラを向けているのを嫌い、ハシボソガラスLは獲物を咥えたまま左へ飛び去りました。 
屋根に残った個体Rは小さな肉片を摘み上げて、逆の右へ飛び去りました。 
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 
撮影中、2羽とも全く鳴きませんでした。

2021/11/17

跳べ!ヤマアカガエル【HD動画&ハイスピード動画】

 

2021年8月下旬・午後12:35頃・晴れ 

里山の林道上でヤマアカガエルRana ornativentris)の成体を見つけました。 
(ヤマアカガエルにしては)巨大な個体で、一瞬ヒキガエルかと思いました。
 (採寸できなかったのが残念です) 
草や苔で覆われた林床にじっとしていて、私がそっと近寄ってもなぜか逃げませんでした。 
背景は緑の草地ですから、茶色のヤマアカガエルは保護色にはなっていません。 

跳躍の瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。(@0:24〜0:43) 
左足の爪先で蹴るそぶりをすると、ヤマアカガエルは前方に大きく跳んで逃げました。 
跳躍力が高く、着地は画角の外でした。 

そっと追いかけて続きを撮ります。 
今度は褐色に枯れかけた苔の上にじっとしていました。(保護色) 
ようやく折れ曲がった背側線がしっかり見えました。(ヤマアカガエルの特徴) 
カメラのレンズをズームアウトしかけた途端に、ヤマアカガエルは再び跳んで逃げました。 
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
前方の窪地(沢?)へ向かって連続して跳ぶと、見事に姿をくらましました。

現場は私が早春に観察したヤマアカガエルの繁殖池から直線距離で265m離れた地点でした。
おそらく、その池で育ったオタマジャクシがカエルに変態して上陸・分散した個体ではないかと想像しました。
(もちろん、どこか近くに別の繁殖池があるのかもしれません。)

2021/10/17

アリの群れに襲われても耐え忍ぶ、ど根性アズマヒキガエル【10倍速映像】

前回の記事:▶ 切り株で獲物を待ち伏せるアズマヒキガエルがアリを捕り損ねた

2021年7月下旬・午前9:50〜10:14頃・晴れ 

アズマヒキガエルBufo japonicus formosus)が虫を捕食する瞬間を動画に記録しようと、真横にそっと回り込んでから三脚を立てました。 
ところが20分近く長撮りしても、空振りに終わりました。 
切り株の断面は水平ではなく、やや斜めに傾いています。 
そこに座ったヒキガエルは目の前のミズナラ幹をじっと凝視しています。 
瞬きもせず喉をかすかにヒクヒクさせているだけです。 
たまにアリが幹を徘徊しても、ヒキガエルは無反応でした。 
この撮影アングルでは遠近感が分からないのですが、おそらくヒキガエルの顔の正面にアリが来なかったり、ヒキガエルの舌の射程範囲の外だったのでしょう。 

やがて切り株から微小のアカアリ(種名不詳)がヒキガエルの体に次々とよじ登ってくるようになりました。 
ヒキガエルは皮膚が厚くて触覚が鈍いのか、ほとんど無反応でした。  
顔に来た蟻が目や口元を這い回っても平気です。 
アリは群れの仲間を動員してヒキガエルを攻撃しているのでしょうか? 
しかしヒキガエルの体に噛み付いたり蟻酸を掛けたりしているようには見えません。 
どうやらアリは、ヒキガエルの眼球から涙を吸汁したり、湿った唇を舐めたりして、水分を摂取しているだけのようです。 
ヒキガエルの閉じた口の隙間から唾液の小さい泡が出ています。 
アリに目尻を舐められたアズマヒキガエルはさすがに目を瞑るようになりました。 
カエルの瞬膜は眼球の下から現れて上に閉じます。 
ヒキガエルは左右の目を独立に瞬きできると分かりました。 
ヒキガエルの鼻孔内にアリが侵入することはなかったものの、鼻孔をヒクヒク動かすようになりました。 
喉をヒクヒクさせる動きが激しくなったのは、ストレスや苛立ちの現れでしょうか? 
右脇腹も呼吸で波打っています。 

煩わしいアリをヒキガエルが前脚で払い落とそうとしないのは不思議で仕方がありません。
よほど面の皮が厚くて鈍いのかな?
口元のアリをパクっと食べようとしないのは何故でしょう? (※追記参照)
まるでアリ責めの拷問を受けているようですが、ヒキガエルは身震いしたりアリを手で払い除けたりする行動が全く見られず、ただひたすら耐え忍ぶだけでした。(ガマん大会?) 
脂汗(ガマの油)を流すどころか、修行僧のような佇まいで平気の平左。 

 一部の鳥には蟻浴という習性があります。
アリ塚の上にわざと居座ってアリを怒らせ、羽毛に蟻酸をかけてもらい、ダニなどの体外寄生虫を駆除することがあるそうです。 
このヒキガエルもまさか蟻浴中だったのでしょうか? 

ヒキガエルの体表には毒液(ブフォトキシン)が分泌されているはずなのに、アリ避けの効果は全くありませんでした。 
ブフォトキシンは強心配糖体という心臓毒なので、おそらく脊椎動物にしか毒性を発揮しないのでしょう。
アリは昆虫(無脊椎動物) ですから、その心臓に影響しないのも納得です。

遂に アズマヒキガエルは度重なるアリの攻撃に堪りかねて右前脚で顔のアリを拭い、少し左に体の向きを変えました。 
切り株上でノソノソと歩いて前進を始め、終いには切り株から池の岸辺に飛び降りました。 

ヒキガエルの体長を採寸できず残念でした。 
かなり大型の個体で、目測では成人の拳より大きかったです。 

撮影中の私はカメラの近くで見守っていたものの、ヒキガエルの体に集る微小な蟻に全く気づきませんでした。 
なぜヒキガエルが急に逃げたのか理由が分からなかったのです。 
横に居る私の存在が気になり、警戒したヒキガエルが逃げたのでしょうか? 
あるいは、日向に長居するとヒキガエルの皮膚が乾燥するので、水辺に戻ったのかな?と思ったりしました。 
それとも、私が体中に振りかけた虫除けスプレーの匂いがきつ過ぎたせいで、ミズナラの幹に虫が近寄らなくなってしまい、ヒキガエルが狩場を変えたのか?と思ったりしたのです。 
撮れた映像を見て初めて、アリの群れから執拗に陰湿な攻撃を受けていたと真相を知りました。
ヒキガエルが立ち退いた後で切り株を現場検証しても、アリの巣は見つかりませんでした。 


↑【おまけの動画】 同じ素材でオリジナルの等倍速映像です。


※【追記】
西田隆義『天敵なんてこわくない―虫たちの生き残り戦略』という本を読むと、トノサマガエル(捕食者)とヒシバッタ(被食者)の関係について研究結果が詳しく書いてあり、興味深く読みました。
 カエルに限らず多くの捕食者は、採餌の効率が高くなるようにさまざまな工夫をしている。その一つが、小さすぎたり、大きすぎる餌を無視するというものだ。(p133より引用)

今回の動画で微小なアリが口元に来てもヒキガエルは食べようとしなかった理由は、小さ過ぎて腹の足しにならないからと考えられます。 



2021/10/14

切り株で獲物を待ち伏せるアズマヒキガエルがアリを捕り損ねた

 

2021年7月下旬・午前9:50頃・晴れ 

里山の池畔でミズナラの切り株にかなり大型のアズマヒキガエルBufo japonicus formosus)がじっと座っていました。 
目の前の苔むした(地衣類が付着した)ミズナラの幹を見つめて獲物を待ち伏せしているようです。 
ただし、虫がよく集まる樹液酒場ではありませんでした。

関連記事(7年前の撮影@ミズナラ樹液酒場)▶ 跳べ!トノサマガエル【HD動画&ハイスピード動画】

その幹を通りかかった黒いアリ(種名不詳)がヒキガエルの目の前を横切ろうとした途端に、跳びついて(舌を伸ばして)アリの捕食を試みました。 
しかし、どうやら失敗したようです。 
狩りの瞬間を1/5倍速のスローモーションでまずはご覧ください。 
直後に等倍速でリプレイ。 
アリは慌てて逃げ、幹から水平に生えたキノコ(サルノコシカケ??)の傘の下に潜り込みました。 
そこに営巣してるのかな? 

捕食シーンが撮れそうな絶好のチャンスですけど、ヒキガエルの背後から狙うアングルでは肝心の舌の動きがよく分かりません。
そっと回り込んで横から狙うことにしましょう。 


関連記事(7年前の撮影)▶ 

2021/08/31

夜もニャッ♪と鳴いて跳びはねるトノサマガエル【暗視映像】

 

2021年6月中旬・午前後19:30〜20:00頃 

すっかり日が暮れた夜に山中の池LでトノサマガエルPelophylax nigromaculatus)を赤外線の暗視カメラで撮影してみました。 
昼間は私を警戒して鳴かなかったのかと思いきや、夜になっても池の中で鳴くトノサマガエルを見つけられませんでした。 
トノサマガエルは雨が降らないと鳴かないのかな? 
ちなみに、動画で聞こえているのはモリアオガエル♂の鳴き声だけです。 

シーン1: 
岸辺近くの浅い水に半身を浸して2匹が近くに居たのですが、初めは別々の方向を向いていました。 
奥に居た個体が急に左へ跳んだ瞬間に小声で短くニャッ♪(またはキュッ♪)と鳴きました。 
近くで別個体が急に動いたのに、もう1匹は無反応でした。 
トノサマガエルは暗闇でどの程度見えているのでしょう? 
続けてもう1匹も左へ跳んだ瞬間にニャッ♪と鳴きました。 

シーン2:(@0:29〜) 
同じく池の浅い泥水に浸かっていた個体を撮ると、方向転換してからジャンプ。 
しかし、この個体は黙って跳びました。 

シーン3:(@0:56〜) 
黙って跳躍。 

シーン4:(@1:20〜) 
池Lの岸に上陸して跳び回っているやや小型の個体。 
緩斜面のガレ場を登って上の池Hを目指しているようです。 
黙ってピョンピョン移動しています。 

トノサマガエルが跳躍の瞬間にニャッ♪と鳴く行動が面白くて、頑張って夜も動画で記録しました。 
いつ跳ぶのか予測できず、愚直に長撮りするしかありません。 
ジャンプする度に鳴くとは限らず、黙って跳ぶこともあるのが不思議です。 
鳴くかどうかは性差なのかな? 
天敵に悟られないよう最小限の声量で、自分の位置を異性に知らせているのではないか?と予想してみました。 
暗視カメラのモノクロ映像ではトノサマガエルの性別を見分けられないのが問題です。 
同じ日の明るい昼間に撮影したトノサマガエルの跳躍シーンの動画を公開予定です。 

そもそも池の中でときどき跳ぶ目的が不明です。 
獲物を捕食のために跳んでいるのか、ただの移動なのか、どちらでしょう? 
暗闇の捕食シーンは一度も撮れていませんでした。 
縄張り侵入者や配偶者候補(抱接のパートナー)を目掛けて跳びついているのですかね?  
昼間、何かに驚いて慌てて跳んで逃げる際は鳴きませんでした。 

あるいは跳躍時の鳴き声に深い意味など全く無い可能性もあります。
ヒトが何か動作をする際に「よっこらしょ」と掛け声を発するように、トノサマガエルも気まぐれで掛け声を発しているだけかもしれません。
あるいは満腹時にジャンプすると腹が圧迫されて思わず声が出てしまうのかもしれません。

※ 動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 

2021/08/27

夜の池でヤマアカガエル幼生を観察【暗視映像】

前回の記事:▶ 池の岸辺の底で採食するヤマアカガエルのオタマジャクシたち

2021年6月中旬・午後20:15頃 

山中の池Hで夜に観察すると、ヤマアカガエルRana ornativentris)の幼生は暗闇でも活動していました。(夜行性) 
 昼間と同様に尻尾をくねらせ浅瀬で泳ぎ回り、池の底に堆積した有機物を食べているようです。 
水面に浮上して息継ぎ?する行動が見られなくなったのが興味深く思いました。 
夜になって気温が下がると水中の酸素濃度が上がり、鰓呼吸で充分になるのかな?
関連記事(3日前の撮影)▶ 池の水面に繰り返し浮上するヤマアカガエル幼生の群れ
息継ぎ(肺呼吸)のために夜も水中で上下動を繰り返しているアカハライモリとは対照的です。
関連記事(同日に同じ池Hで撮影)▶ 夜の池で息継ぎのため定期的に水面に浮上するアカハライモリ【暗視映像】

※ 動画編集時に自動色調補正(equalizor+grayscale)を施しています。 


梅雨入りしてくれないと、このままでは池が干上がりそうです。 
(この7日後、無事に梅雨入りしました)

2021/08/25

夜の池で息継ぎのため定期的に水面に浮上するアカハライモリ【暗視映像】

 

2021年6月中旬・午後20:30頃 

山中の池Hで夜も観察を続けると、 ヤマアカガエルRana ornativentris)のオタマジャクシ(幼生)の群れに混じって見慣れない小動物が岸辺の浅瀬に潜んで居ました。 
赤外線の暗視カメラで記録してみましょう。 
両生類に疎い私はサンショウウオの仲間かと撮影中は思ったのですが、鰓が見えませんし、どうやらアカハライモリCynops pyrrhogaster)のようです。
昼間でもこの池でイモリを見たことはありませんでした。 

初めはやや遠くてカメラの赤外線が充分に届きません。 
途中から補助照明の赤色灯LEDを点灯してもアカハライモリの目にはあまり見えてないようです。
私がそっと近づいても逃げませんでした。 
(モノクロ映像なので、赤色灯を使用したことが分かりにくいですね。) 
※ 前半部の暗視映像には動画編集時に自動色調補正(equalizor+grayscale)を施しています。

イモリは浅い水底をゆっくり這って、岸の方へ少しずつ近づいて来ます。 
イモリはオタマジャクシを捕食しようと狙っているのかな? 
日本動物大百科5:両生類・爬虫類・軟骨魚類』でアカハライモリの食性について調べると、
おもにミミズ、昆虫、カエルの幼生などの小動物を食べる。(p27より引用)
とのことでした。 
関連記事(9年前の撮影)▶ アカハライモリが菜食?
ところが、岸辺で休んでいたヤマアカガエルの幼生は、イモリの接近に気付くと次々に逃げてしまいます。 
オタマジャクシの体表には側線が発達しているおかげで、周囲の水流の乱れに敏感です。 
すぐ目の前にオタマジャクシが居るのに捕食しないということは、暗闇でイモリは獲物がよく見えてない気がします。 

今回面白かったのは、アカハライモリが急に身を翻して水面に浮上し、急いで息継ぎをしてから再び潜水したことです。 
息継ぎの際に水面に泡が出たのを確認できます。 
この行動をときどき繰り返していました。 
イモリは夜行性というよりも、肺呼吸で息継ぎするために昼も夜も浮上・潜水をひたすら繰り返さないといけないのでしょう。 
スロー再生で見直すと、尾を左右にくねらせて泳ぎ、水面に浮上しました。 
一息で吐いた(排気)直後に空気を一息で吸って(吸気)すぐに潜水しています。 

参考サイト(森の学校):イモリの呼吸法 によれば、
イモリの成体は魚のようにえら呼吸ではなく、肺呼吸と皮膚呼吸で生きています。 だから水中に潜っていても、このように時々水面に上がって来て肺呼吸をしなければなりません。 陸上では皮膚呼吸も行います。
最後はどうしてもイモリの体色を確認したくて、補助照明を白色光に切り替えて撮影してみました。 
すると案の定、イモリは眩しい光を嫌って、池の深い水底へと慌てて潜って逃げてしまいました。 
その後は警戒して、息継ぎのための浮上をしなくなりました。 
アカハライモリの背面は全身地味な焦げ茶色でした。 
腹面の赤い斑紋が見えなかったのは残念です。(捕獲しないと無理?) 
アカハライモリの♂は繁殖期になると美しい色彩(婚姻色)へと変わるらしい。 
いつかイモリを飼育してみるのも楽しそうです。 

2021/08/23

池の岸辺の底で採食するヤマアカガエルのオタマジャクシたち

 

2021年6月上旬・午後16:20頃・くもり
前回の記事:▶ 池の水面に繰り返し浮上するヤマアカガエル幼生の群れ
ヤマアカガエルRana ornativentris)の幼生と思われるオタマジャクシが山中の繁殖池Hの岸辺に群がり、泳ぎながら水底の堆積物を採食していました。 
池の水には緑藻が繁茂しているようで、深緑色に濁っています。 


2021/08/22

古池や蛙飛び込む水の音♪:夜行性トノサマガエルの場合【暗視映像】

 

2021年6月中旬・午後19:40頃・くもり(日の入り時刻は午後19:02) 

山中の池Hの畔で日没後にトノサマガエルPelophylax nigromaculatus)を見つけました。 
赤外線の暗視カメラで撮りながら忍び寄ってみました。
トノサマガエルは池の方を向いて地面に静止しています。 

夜行性動物を観察する際には赤色LEDの懐中電灯が役に立ちます。 
赤色灯の強い光を照射してもトノサマガエルは無反応でした。 
(比較対象として、白色灯に切り替えたらカエルは眩しい光を嫌がって逃げるかどうか、実演してみるべきでしたね。) 
カエルに全く動きがないので、痺れを切らした私がカメラをそっと近づけると、気配を感じたトノサマガエルが跳んで逃げ、水中にポチャン♪と飛び込みました。 
「古池や蛙飛び込む水の音」 

トノサマガエルはジャンプする瞬間に鳴くことがあるのですが(映像公開予定)、この個体は鳴きませんでした。 
暗視映像では体色の情報が失われるために、トノサマガエルの性別は不明です。 

※ 動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 

2021/08/19

夜も跳びはねるツチガエル【暗視映像】

 

2021年6月中旬・午後19:35〜20:42・くもり(日の入り時刻は午後19:02) 

里山の池Hで日没後も観察を続けると、ツチガエルGlandirana rugosa)は夜行性でした。
(正確には、昼も夜も活動する。) 
赤外線の暗視カメラで跳躍シーンを撮影してみました。 

冒頭の個体aは、草が生えている地面を跳んで池Hに向かって移動していました。 
微小なアリの群れが目の前を徘徊しても昼間と同じく捕食せず、見逃して素通りしたようです。 
当地のツチガエルはアリ嫌いなのかな?
関連記事(3日前の撮影)▶ ツチガエルが捕食せず無視するアリとは?
後半の個体bは、池Hの岸辺で外側を向いて静止していました。 
突然、目の前にそびえる崖に向かって跳んだ(斜面を登った)ものの、獲物を捕食したかどうか不明です。 
すぐに方向転換すると再び跳んで水辺に戻ってきました。 
目の前の浅い水中でオタマジャクシが動いた直後に捕食を試みたようです。(狩りに失敗?)

夜間の狩りの成功シーンは撮れていませんが、どうやらツチガエルは夜も待ち伏せ型の狩りを続けているようです。 
そもそもカエルは暗くても獲物が見えるのかな? 
暗視映像では赤外線を反射した目が白く光って見えます。(カエルの網膜にタペータムはあるのか?)
警戒心の強いツチガエルに日中よりも近づいて撮影できたということは、暗いとあまりよく見えてない気がします。
明るい昼間ならこんなに至近距離まで近づけません。
この日の月齢は1.7でほぼ新月ですから、月明かりはありませんでした。 

※ 動画編集時に色調補正を施しています。

2021/08/18

池の岸から一斉に逃げるヤマアカガエル幼生の群れとトノサマガエル

 

2021年6月上旬・午後16:25頃・くもり 

里山の斜面にある池Hの浅い岸辺にヤマアカガエルRana ornativentris)の幼生(オタマジャクシ)が群がっています。 
オタマジャクシを捕食しようと池には野生動物や野鳥が集まってくるはずですが、私は未だ見たことがありません。 
(いつか無人の監視カメラを仕掛けてみたいものです。) 

私が池の岸に沿って歩くとオタマジャクシは岸辺から一斉に泳ぎ去り、池の深みに避難します。 
池畔の草むらにはトノサマガエルPelophylax nigromaculatus)の成体も潜んでいました。 
私が近づくと2匹のトノサマガエルが慌てて陸地から池に飛び込んで逃げました。 
1/5倍速のスローモーションでまずはご覧ください。(@0:31〜) 
その後に等倍速でリプレイ。 
左の個体は池に飛び込んで一気に潜水しました。 
右の個体は池に飛び込んだ直後にフェイントをかけるように右に急旋回し、岸に一旦戻りました。 
その後に再び方向転換して池の底に潜って逃げました。 
トノサマガエルの鋭い反射神経と多彩な逃避行動に驚きました。 
直線的に逃げるだけだと捕食者に軌道を予測されたらお終いですから、色々と裏技を編み出しているようです。

※ 「古池や蛙飛び込む水の音」が聞き取れるように動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。



 

2021/08/17

ツチガエルが捕食せず無視するアリとは?

 

2021年6月上旬・午後16:45頃・くもり 

里山で池Lの横の崖で獲物を待ち伏せしているツチガエルGlandirana rugosa)の観察を続けると、微小なクロアリ(種名不詳)と頻繁に遭遇していました。 
ところが不思議なことに、このツチガエル個体は一度もアリを捕食しようとしませんでした。 
私は過去に別のフィールドでアリを捕食するツチガエルを観察しているので、不思議に思いました。
関連記事(7年前の撮影)▶ アリを捕食するツチガエル
獲物の種類を選り好みしたり好き嫌いがあるのは個体差なのでしょうか?
このツチガエル個体は、このときたまたま満腹だった訳ではありません。 
別の種類の虫なら捕食したからです。
前回の記事:▶ ツチガエルの狩りは待ち伏せ型:虫の捕食
冒頭のシーンでは、近寄ってきたアリを嫌がって逃げたように見えます。 
後半のシーンでは、目の前をアリが通り過ぎても全く無反応で無視しています。 
今思うと、崖を徘徊していたアリの種類をしっかり調べるべきでしたね。 
このアリは微小でも特に強い蟻酸を出すとか噛み付く種類なのかな?
何か特殊な対捕食者戦略をもっているとしたら面白そうです。 
このツチガエル個体は最近アリを捕食しようとして反撃された苦い経験があるのかもしれません。 

観察例数をもっと増やさないと「ツチガエルはアリをよく食べる」と軽々しく言えないことが分かりました。


【追記】
西田隆義『天敵なんてこわくない―虫たちの生き残り戦略』を読むと、カエルの捕食メニューを調べる方法について書いてありました。
解剖して胃の中身を調べるのが普通のやり方だが、解剖するとカエルは死んでしまいかわいそうだ。そこで、「はき戻し法」 というのを使うことにした。カエルの口からピンセットを入れて胃の中身を抜き取るという方法だ。(p123より引用)
これなら素人でも頑張ればできそうです。
ただし、筆者が実験材料に使っているトノサマガエルよりもツチガエルは小さいので、難しいのかもしれません。


2021/08/15

池の水面に繰り返し浮上するヤマアカガエル幼生の群れ

前回の記事:▶ ヤマアカガエル幼生の群れと触れ合う
2021年6月上旬・午後16:20頃・くもり 

里山にあるヤマアカガエルRana ornativentris)の繁殖池へ定点観察にやって来ました。 
池Hでは大きく育った幼生(オタマジャクシ)が岸辺近くを遊泳していました。 
体格に微妙な個体差があるのは、発育度合いが違うからでしょう。 
おそらくヤマアカガエルRana ornativentris)の幼生だと思います。 (もし間違っていたら、ご指摘願います。) 
ヤマアカガエル以外の種類のカエル(トノサマガエル、ツチガエル、モリアオガエル)もこの池で見かけるようになったので、別種のオタマジャクシの可能性もあります。 
私は未だオタマジャクシの外見から種類を自信を持って見分けることができません。 
いつかオタマジャクシを飼育してみたいものです。

今回は新しい行動が見られました。
多数の個体が池の底から水面への浮上と潜水を繰り返し、口をパクパクと開閉しながら水中で上下に往復運動していました。 
オタマジャクシの体には浮力が無いようで、尾をくねらせる動きを止めるとすぐ池の底に沈んでしまいます。 
これは水面で口呼吸するための行動なのでしょうか? 
オタマジャクシは水中で鰓呼吸するはずなので、この池Hの水は酸素濃度が低いのではないかと心配です。 
鰓呼吸から肺呼吸へと変態中のステージなのかな? 
もしかすると池の底の堆積物をほとんど食べ尽くしてしまい、水面下の方がプランクトンなどの餌が多くなったのですかね? 
腹面に渦巻状の消化管(腸)が透けて見えます。 





オタマジャクシは池の底に堆積した有機物を採食する(動画を公開予定)だけでなく、草の葉をかじる個体もいました。(@0:15〜0:30、1:31〜1:58) 
水面に浮いていた草の芽生えをかじったり、岸辺の浅い水底から生えている抽水植物(カヤツリグサ科)の細い葉先に食いついたりしています。 
草そのものを食べているのではなく、表面に付着した微小の藻やプランクトンを食べているのかもしれません。 
水面に浮いていた虫の死骸を捕食しなかったのは意外でした。





2021/08/13

ツチガエルの狩りは待ち伏せ型:虫の捕食

 

2021年6月上旬・午後16:45頃・くもり
前回の記事:▶ サシガメ?を捕食したツチガエルが反撃され吐き出す
池の上の崖を登りかけた地点でツチガエルGlandirana rugosa)がじっと座って獲物を待ち伏せしています。 
小さな黒いハエ(種名不詳)が飛来して、目の前の小石に止まりました。 
捕食するかと期待してズームインしたものの、なぜかツチガエルは全く反応せず、ハエはすぐに飛び去ってしまいました。 
このアングルでは遠近感が分かりにくいですが、ツチガエルの射程距離に入らなかったのかもしれません。 
あるいは、ハエの反射神経はおそろしく敏捷で跳びついても逃げられることをツチガエルが経験上知っていたとしたら、カロリーを無駄に消費する捕食行動はやらないでしょう。 

次に、画面の右端から謎の黒い虫(種名不詳)が徘徊して崖を横切り始めました。 
途端にツチガエルが気づいて獲物に向き直りました。
獲物が目の前に来た所で素早く跳びつきながら赤い舌を伸ばし、捕食に成功しました。 
狩りの瞬間をまずは1/5倍速のスローモーションでご覧ください。 
続いて等倍速でリプレイ。 

今回も獲物の正体を同定できないのが残念です。 
映像を何度見返しても、何という昆虫なのかさっぱり分かりません。 
(どなたか見て分かる達人がいらっしゃいましたら教えて下さい。)
全身が真っ黒で触角が長い虫でした。 
アリでないことは確かです。
関連記事(7年前の撮影)▶ アリを捕食するツチガエル
同一個体の観察を更に続けると…。

2021/08/11

池の岸で鳴き続けるモリアオガエル♂♪

 

2021年6月上旬・午後18:10頃・晴れ 

里山の山腹にある小さな池Lは初夏になるとガマなどの抽水植物が繁茂するようになりました。 
水深は浅く、緑の藻でひどく濁っています。 
モリアオガエル♂(Rhacophorus arboreus)がひたすら鳴き続ける声が響くので辺りを探すと、ようやく鳴き声の主を見つけました。 
夕方の薄暗い時間帯なので、手持ち夜景モードで動画撮影しました。 
皮膚の質感がザラザラで、虹彩の色が赤茶色ですから、シュレーゲルアオガエルではなくモリアオガエルと分かります。 
体は水に浸かっておらず、完全に上陸している状態です。 
池の水面の方を向いて座っていました。 
額になぜか白い泥のような汚れが付着しています。 

白い喉の鳴嚢を大きく膨らませてカララ…カラララ…♪と乾いた声で鳴き、たまにクーワッカッカッカッカ…♪という鳴き方を交えます。 
鳴く瞬間は口も鼻腔も閉じています。 
鳴き終わると鼻腔が開いて鼻呼吸しています。 
鳴く合間にも喉をヒクヒクと伸縮させ細かく震わせています。 
近くにもう1匹同種の♂がいるようで(未発見)、互いに鳴き交わしていました。 
それぞれの♂が岸辺で縄張りを宣言し、抱接相手の♀を呼び寄せているのです。 
薄暗くても白い鳴嚢が膨らむとよく目立ちます。 
鳴き声を頼りに集まって来る♀は、最後は♂の白い鳴嚢を目印にして近寄ってくるのではないかと想像したくなります。 

最後モリアオガエル♂は岸辺から池の中に飛び込んだのですが、その瞬間を撮り損ねてしまいました。 

せっかく♀を呼ぶために鳴いていたのに、結局この池にモリアオガエルの♀はやって来なかったようです。 
後日に池Lを再訪してもモリアオガエルの泡巣は見当たりませんでした。 
そもそも池Lの岸には産卵に適した(枝が水面に張り出した)灌木が全く生えていないのです。 
(辛うじて生えているのはアカマツ幼木のみ) 
抽水植物ガマの茎や葉に産卵するかと期待したのですが、そこにも泡巣は作られていませんでした。 
繁殖池として適さない場所で♂がいくら鳴き続けても、♀は産卵に来てくれません。 
ここを選んだ♂の判断ミスです。 

モリアオガエル♂の鳴き声を声紋解析してみる?

 

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