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2023/01/15

赤ちゃんを肩に乗せて運ぶニホンザル♀

 

2022年8月下旬・午後15:45頃・晴れ 

里山の麓にある原っぱを野生ニホンザルMacaca fuscata fuscata)の母子が横切りました。 
母親♀が幼い子ザルを左肩に乗せて運んでいました。 
幼い子ザルは母親の腰に乗るか腹にしがみついて運ばれるのが普通です。 
こんな変則的なおんぶは珍しく、初めて見ました。 
この運搬法を何と呼ぶべきか、ヒトの親子がやる肩車とも違います。 
やんちゃな子猿がふざけて母親の肩に乗り、少し不安定な乗り心地を楽しんでいるのでしょう。 (ロデオのような遊びの一種?)
赤ん坊がもっと育って体重が増えると母親の負担も大きくなりますから、「おんぶしてもらいたいなら、しっかり真ん中に乗りなさい」と叱るはずです。



2022/06/22

硬い球を拾って運び上げ、つついて遊ぶハシボソガラス(冬の野鳥)

 

2022年12月中旬・午後13:35頃・くもり 

河川敷でハシボソガラスCorvus corone)が何か丸い物体を拾うと飛び上がって近くの電柱の腕金に止まりました。
 (動画はここから。) 
初めはてっきり色づきの悪いリンゴの果実なのかな?と私は思いましたが、どうやら人工物で汚れたボールのようです。 
嘴で球をつついて調べるために左足で踏んで押さえつけようとしても、丸い球は不安定です。
まるで日本サッカー協会の公式エンブレム(3本足で玉を転がして遊ぶヤタガラス) のようなポーズに一瞬なりました。
テニスの軟球のようにグニャグニャしておらず、質感が硬そうで表面がツルツルしています。
どうやらプラスチックのボールのようです。 
玉に1ヶ所だけ開いた穴にカラスは下嘴を挿し込んでなんとか咥えました。 
そのままボールを持って飛び上がると、横に建つビルの庇(テラス?)に止まり直しました。 
安全な場所でボールを弄んでいるようですが、私からは死角になり、ボールが見えなくなりました。 
撮影している私はリンゴをこっそり貯食したのかな?と思ったのですが、映像を見直すと遊びの行動でした。 
好奇心が強いハシボソガラスが拾ったボールで独り遊びしているのでしょう。 
テラスに球を置いてコツコツつついても、固くてカラスの嘴では割れないようです。 
もしかすると、このテラスの片隅にはカラスが拾い集めた宝物(ガラクタ)がたくさん隠されているかもしれませんね。

その間、別個体のハシボソガラスが更に一段高い屋上の角に止まって一部始終を見守っていました。  

クルミ割り行動のように、この後でハシボソガラスが硬球を空中から舗装路に投げ落として割ったら一層興味深いのですが、そこまで見届けられずに私は撮影を打ち切りました。

2022/06/08

雪国の川で白波の立つ瀬を下るカルガモ(冬の野鳥)

 

2022年1月中旬・午後13:50頃・くもり 

街なかを流れる川の傾斜が少し急になっている区画が、白波の立つ瀬になっています。 
人工的な瀬を作るために、そこだけ川底に岩が敷き詰められコンクリートで固められています。 
雪国の住民が川に捨てた雪の塊が川面を次々に流れて行きます。 

瀬の手前で浮いていたカルガモAnas zonorhyncha)が上流側に向きを変えました。 
どうやら水深は浅く、足が川底に付いて立てるようです。 
瀬の状態をじっくり偵察して侵入ポイントを見極めると、意を決したように瀬に突入しました。 
雪解け水が白く泡立つ瀬をカルガモが下って行きます。 
映像をよく見直すと、川下りというよりも、激流の勢いに押されながらほとんど脚を使って駆け下りていました。 
流れが穏やかになるとカルガモが浮かぶぐらいの水深になりました。 
つかの間の急流下りを成し遂げたカルガモは得意げに(?)尾羽根を左右に振り振りしてから、川面をスイスイと下流へ泳ぎ去りました。 

鴨のこんな行動は初見です。 
カヌーの川下りを連想しました。
川岸に立つ私を警戒して移動しただけというよりも、ついでに瀬でちょっとしたスリルを楽しんでいるような気もします(一種の川遊び?) 
実は撮影直前に私が堤防路を歩いて近づくと、別個体のカルガモは警戒して下流へ飛び立ち、短い瀬の部分を飛び越えて橋の下へ着水しました。(映像なし) 
取り残された個体が瀬を下ったのです。
カルガモが選択する逃避行動にも個性が出るようです。

【追記】
春になって現場を再訪すると、この人工的な瀬はアユなどの川魚が遡上できるような魚道になっていることが分かりました。
川幅を区切って階段状になっていたり、コンクリートのスロープになっていたり、岩を敷き詰めた区画があったりと、バリエーションに富んでいます。
今回のカルガモは、スロープに岩を敷き詰めた左岸寄りの区画を下っていました。







2022/06/04

雪深いリンゴ園で遊ぶ野生ニホンザルの群れ

 

2022年1月上旬・午前10:45頃・晴れ 

山麓に広がるリンゴ園に野生ニホンザルMacaca fuscata fuscata)の群れが来ていました。 
おそらく深い雪の下に埋もれたリンゴの落果を探しにやって来たのでしょう。 
私が来るのが一足遅かったのか、採食シーンを撮れなかったのは残念です。 
猿害対策として果樹園の敷地全体をぐるりと囲んでいた電気柵やネット類は、根雪が積もる前に全て撤去されています。
さもないと雪の重みで春までに全て潰れてしまうからです。
そのため、冬になるとリンゴ園にニホンザルが自由に出入りできるのです。


完全に落葉したリンゴの樹上で2頭の若い個体が細い枝にぶら下がって遊んでいます。 
カメラを向けた私を警戒したようで、新雪の雪面に飛び降りると、雪原を遊動し始めました。
先行する個体が残したラッセル跡を辿り、ノシノシと土手を斜めに登って行きます。
深雪を先頭切ってラッセルするのは猿も疲れて大変なのでしょう。 

※ 遠くで鳴いている猿の鳴き声を聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。







2022/02/18

川のプラスチックごみ問題に悩まされるカワウ(野鳥)

 

2021年11月中旬・午後14:45頃・晴れ

カワウPhalacrocorax carbo hanedae)の群れのほとんどが川岸の倒木に並んで休んでいる間に、1羽の個体が川で採餌しています。 
潜水漁を何度も繰り返すと、浮上した嘴に咥えていたのは半透明のビニール袋でした。 
腹を空かせたカワウが消化できないプラスチックごみを誤飲するのではないかと心配したのですが、幸いカワウが持て余すほど大きな袋だったので鵜呑みにされずに済みました。 
カワウは諦めてゴミを捨てたかと思いきや、その後も同じビニール袋のゴミを水中から拾い直しては捨てるという行動を繰り返しています。 
漁の練習や遊びの行動なのでしょうか? 

そこへ下流から2羽のカワウが同時に飛来しました。(@0:44) 
1羽は川を跨ぐ長い倒木にフワリと直接着地しました。 
もう1羽は長い倒木の真下に着水すると、川面を渡って右岸の倒木に飛び乗りました。 
2羽の乱入に気を取られてしまいましたが、本題に戻って川でゴミと遊ぶ個体の観察を続けましょう。 

潜水漁を試みた後に浮上すると、今度は何か茶色の細長い物体を咥えていました。 
少し遠い上に夕日を浴びて何を咥えているのかよく見えませんが、飲み込まずに捨てたので、獲物ではなく落枝などゴミのようです。 
しばらくすると、再び同じゴミを拾い上げたり捨てたりして遊んで(?)います。 

潜水から浮上した個体が再びゴミ(落枝)を咥えたまま、右岸の倒木に近寄って来ます。(@2:31) 
何度も水でゆいだ後で、落枝を捨てました。 
どうやらこの川にはカワウの獲物となる小魚が(少なくともこの時間帯は)ほとんど居なくなっているようです。 
潜水漁に成功して川魚を捕食するシーンをこの日は一度も撮れませんでした。 

川や海がプラスチックのごみで汚染される問題は深刻さを増すばかりです。
カワウの胃内容物を調べたら、消化されないプラスチックを水鳥がどれだけ誤飲して健康を害しているか分かるはずです。

漁に失敗続きのカワウ個体は苛立ってるのか、右岸の倒木付近で休んでいたマガモ♀に八つ当たりして追い払いました。(@3:36)
失敗続きの潜水漁に疲れたカワウ個体は右岸の倒木群の中から上陸地点を物色しています。 
カワウの群れの止まり木(コロニー)として既に混み合っているのに、小競り合いの末に先客を倒木から追い出してようやく上陸に成功しました。(@3:44) 
生き物の陣取り合戦では多くの場合は先住者が強いという先住者効果があるのが普通です。 
ところが、今回は後から来た個体が先住者を実力行使で追い出したことが意外で、少し驚きました。 
若鳥が成鳥に追い払われたのでしょうか? 
お気に入りの止まり木を追い払われた個体は、川面を一回りしてから右岸に戻って来ると、ほぼ同じ止まり木に空席を見つけたようで、無事に再上陸できました。 
(前後の遠近感が分かりにくいのですが、前後に離れた別の倒木に移動するはめになったのかもしれません。)


2022/02/08

川の岩場に落枝を拾い集めて独り遊びするダイサギ【野鳥:10倍速映像】

 

2021年11月上旬・午後14:30頃・晴れ 

川の岩場の周囲で休んでいる白い鳥の混群にほとんど動きがないので、微速度撮影に切り替えて長時間監視してみました。 
10倍速の早回し映像をご覧ください。 
岩場に乗って羽繕いしていた2羽のダイサギArdea alba)のうち、1羽が岩から離れ、川で採食を始めました。 
1羽のコサギEgretta garzetta)も続けて岩場から下りて、川で採食開始。 
一方、岩場の手前の川面で寝ていたコハクチョウCygnus columbianus bewickii)6羽の群れは、覚醒すると川面を泳いで岩場から離れて行きました。 

岩場に残ったダイサギが川に沈んでいた長い落枝を嘴で拾い上げ、足元の岩に乗せました。 
まさかこんな晩秋に(季節外れに)巣作りを始めるのか?と私は驚いて見守りました。 
しかもダイサギは高い樹上に営巣するはずです。 
せっかく拾い上げた枝を再び持ち上げて捨てたり拾い直したり、という謎の行動を何度も繰り返しています。 
どうやら巣材集め行動を転用して、ただの独り遊びというか暇つぶしの行動のようです。 

他の仮説を無理やりひねり出すと、岩場を独占したいダイサギが自分の隣の空席に物を置いて仲間が戻って来にくいように嫌がらせしたのですかね? 
ヒトではよく見られる席取り行動です。
しかしダイサギはそもそも群れで暮らすことが多い※ので、それは考えにくいでしょう。 
(※ 繁殖期にはコロニーを形成しますし、非繁殖期でも毎日夕方になると群れで塒入りします。) 
先にネタバレすると、これから夕方になるとダイサギはこの川に就塒前集合します。
岩場で隣に誰も来て欲しくなければ、近づく相手に対してつつく素振りをして牽制すれば済むのに、岩場に並んでいたときにはそんな敵対行動は見られませんでした。 
実際に、タイサギの中には単独行動が好きな個体も居て(一匹狼タイプ?)、同じ時間帯に群れから離れて中州に独り佇んだり、近くの樹上に単独で止まって休んでいる個体も同じ日に見かけました。(映像公開予定?)

落枝で遊ぶ合間に岩場のダイサギは川の水を飲みました。 
独り遊びに飽きると、岩の上で片足立ちになりました。 

2022/01/21

山林を遊動し枝にぶら下がって遊ぶニホンザルの群れ

 

2021年10月中旬・午後14:05頃・くもり 

里山の林道を渡った野生ニホンザルMacaca fuscata fuscata)の群れが山林の斜面を遊動する様子を動画で記録しました。 
カメラを向けると幼い子ザルは興味津々で見下ろしてくれますが、逃げ出して茂みに隠れる個体がほとんどです。 
木に登り降りしたり、木から木へ身軽に飛び移ったりするのはお手の物です。 
枝にぶら下がって揺れているのは、まるでブランコ遊びのようです。 
視界の悪い森の中でニホンザルの群れが静かに鳴き交わすクーコール♪(コンタクトコール♪)がときどき聞こえます。

2021/12/07

チゴハヤブサ幼鳥同士で鳴きながら挑発飛行(野鳥)

 

2021年9月上旬・午後14:00頃・くもり・強風

田園地帯の上空を2羽(?)の猛禽がキーキーキー♪と甲高く鳴きながら高速で激しく飛び回っていました。 
追いかけっこしているようなので、縄張り争いなのかと初めは思いました。

しばらくすると、木造施設の屋根の上に設置されたままの古い八木式アンテナに1羽が止まりました。 
この個体aにズームインしてみると、チゴハヤブサFalco subbuteo)でした。 
手前にある魚の背骨のような八木アンテナが邪魔で見えにくいのですが、下腹部が赤茶色ではないので幼鳥のようです。 
動画編集時に一部は逆光補正を施しています。 
(撮影時は逆光で羽根の斑紋が全く見えず、チョウゲンボウかと勘違いしていました。) 

幼鳥aの上空スレスレをもう1羽のチゴハヤブサbが鳴きながら高速で飛び回るようになりました。 
鉤爪や嘴による直接的な攻撃はしませんでしたが、アンテナ上に居座る個体aを威嚇しているように見えます。 
(攻撃と言うよりも、ちょっかいをかけている?)
アンテナ上の幼鳥aは首をすくめてやり過ごすだけで、反撃しようとしません。 
高速で跳び回る相手の動きを首を回して目で追うだけでした。 

やがて、飛び回っていた個体bが近くに立つ電柱の天辺に止まってくれました。 
この個体bが幼鳥か成鳥かの判断が悩ましいところで、一連の行動の解釈が全く変わってきます。 
逆光補正しても下腹部の茶色が薄いので、私はこれも幼鳥(若鳥?)のような気がするのですけど、成鳥だよと誰かに言われたら納得してしまいそうです。 
聞こえる鳴き声と嘴の動きが一致したことから(リップシンクロ)、今まで鳴いていたのは個体bと判明しました。 
鳴き声を声紋解析したいところですが、風切り音のノイズが耳障りです。 

個体bが電柱から鳴きながら飛び立つと、アンテナ上の幼鳥aに対する攻撃?を再開しました。 
幼鳥aの真上でホバリングすることもありました。 
八木式アンテナ上に居座る幼鳥aも今度はキーキー♪と鳴き返すようになりました。
最後、個体bは諦めて右に飛び去り、近くの駐車場の端に植栽されたミズキの梢に止まりました。 

1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@3:25〜)
チゴハヤブサの見事な高速飛翔能力をご堪能ください。 
さて、この2羽は何をしていたのでしょうか? 
2羽が共に幼鳥だとすると、おそらく飛び回ること自体が嬉しくて兄弟(姉妹)で遊んでいるのでしょう。 
チゴハヤブサの巣立ちはお盆前後が多いのだそうです。(『やまがた野鳥図鑑』p75より) 
「お山の大将」ゲームのような、お気に入りの止まり木(八木式アンテナ)を巡る争い(占有行動)とは考えられません。 
隣に並んで止まれる余裕は充分にあるからです。 
空中戦の遊びに誘うために、活発な個体bがおとなしい個体aを挑発しているように私には見えました。 
幼鳥aはアンテナに止まって親鳥が巣外給餌に来てくれるまで待っているのかな?

活発な個体bがもしも成鳥だとすると、「子別れ」という解釈も考えられます。 
つまり、親鳥が幼鳥を縄張りから追い出そうとしているのかもしれません。 
しかしチゴハヤブサは夏鳥ですから、子育てが終わった親鳥は国内の縄張りに留まる理由がなくなり、南国へさっさと渡去するのではないか?という気もします。 
また、子別れならもっと激しく幼鳥を攻撃するのではないでしょうか?(八木アンテナから幼鳥を追い払えていません。)
幼鳥に実践的な飛行訓練しているのかな?

関連記事(3年前の撮影:9月中旬)▶ チゴハヤブサの縄張り争い/子別れ?(野鳥)
山渓カラー名鑑『日本の野鳥』でチゴハヤブサについて調べると、
声:鳴くことは稀である。繁殖期には、親鳥は「キュッキュッキュッ」と警戒鳴きをする。若鳥も同じような声で鳴くが、少し声が弱い感じであるという。 
見分け方:下腹の赤茶色が見えれば見間違うことはない。若鳥ではこの赤茶色がないが、胴が細く、閉じた翼の先が尾の先を超えることなどに注意する。飛翔時、翼は幅が細くて長く、やや余り気味に見える。(p166より引用)


その後、親鳥も少し離れたところで見つけました。
 つづく→電柱の天辺から脱糞後に飛び立つチゴハヤブサ【野鳥:HD動画&ハイスピード動画】
チゴハヤブサ幼鳥a(野鳥)@八木アンテナ
チゴハヤブサ幼鳥b(野鳥)@電柱天辺


2021/11/09

カラス混群の就塒前集合とペットボトルの争奪遊び(野鳥)

 

2021年8月中旬・午後18:10頃・くもり(日の入り時刻は午後18:38)
前回の記事:▶ アオサギ若鳥の尾羽を何度も引っ張って嫌がらせするカラス混群(野鳥)

ハシボソガラスCorvus corone)とハシブトガラスCorvus macrorhynchos)の混群が農道で就塒前集合しています。 
アオサギはいつの間にか居なくなっていました。 
カラスの執拗な嫌がらせに堪りかねて飛び去ったようです。 

農道のあちこちでカラスが色んなことをやらかすので、目移りしてしまいます。 
何か水色の物体を咥えた個体が右に飛んで逃げて行きます。 
1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみると、拾った空のペットボトル?(ポカリスエットまたはアクエリアス?)を仲間に奪われまいと逃げているようです。 
その後をもう1羽が追いかけています。 
これは遊びの鬼ごっこに見えます。 

やがてカラスが次々と左に飛び去り始めました。 
日も暮れ始め、集団塒に向かって塒入りが始まったようです。 
農道からだけでなく、水路横のコンクリート壁の上からも飛び立ちます。 
しばらくすると、空きボトルを咥えた個体が戻って来て、仲間と一緒に左へ飛び去りました。
そしてカラスの混群は農道から1羽残らず居なくなり、就塒前集合は自然消滅しました。 
集団塒の位置は突き止められませんでした。
   

2021/11/05

アオサギ若鳥の尾羽を何度も引っ張って嫌がらせするカラス混群(野鳥)

 

2021年8月中旬・午後18:00頃・くもり  

田園地帯の砂利が敷かれた農道にハシボソガラスCorvus corone)およびハシブトガラスCorvus macrorhynchos)の混群が集まっていました。 
誰かが農道にぶちまけた餌を食べに集まっているのか?と初めは思ったのですが、カラスはそれほど熱心には採食活動していませんでした。 
(その後、現場検証をしても誰かが農道に餌を撒いた形跡はありませんでした。)
夕方なので、おそらく就塒前集合で時間を潰しているのでしょう。 
各々がのんびり羽繕いしたり、採食したり、遊んだりしていました。 
とにかく大群なので、どの個体の行動に注目すべきか目移りしてしまいます。 
知能の高いカラスがあちこちで様々な行動を繰り広げ、見ていて飽きません。 

例えば隣の個体に対他羽繕いしているペアもいました。 
農道の右側にコンクリートの水門があり、その上に数羽のカラスが鈴なりに並んで止まっていました。 
そのコンクリート水門に下の農道から飛び乗ろうと何度も挑戦している個体がいます。 
初めは上手く飛び乗れずに、まるでコンクリート壁面に「飛び蹴り」をして遊んでいるように見えました。 
他にもじゃれて追いかけ合ったり、遊びの行動が多いので、おそらく巣立った幼鳥や若鳥が多い群れではないか、という気がします。 

動画を見直して初めて気づいたのですが、アオサギArdea cinerea jouyi)の若鳥を数羽のカラスが執拗にからかって(いじめて)いました。 
このアオサギにもっと注目してズームインすべきでした…。 
アオサギも初めは田んぼや農道で平和に採食していたのでしょう。 
しかしアオサギの背後からカラスが忍び寄ると、隙を見て尾羽をグイッと引っ張りました。 
いたずら好きのカラスがアオサギをからかって遊んでいるようです。
不意をつかれたアオサギは身震いしたり、翼を大きく広げてカラスを威嚇したりしています。 
しかし多勢に無勢で、とても敵いません。
アオサギはカラスの挑発に堪りかねて農道を右往左往しています。 

特定の1羽がアオサギを繰り返しいじめているのではなく、ハシボソガラスもハシブトガラスもやっていました。 
これはモビングの一種と呼べるのでしょうか。 
アオサギは図体こそ大きいですけど、カラスを捕食したり何か脅威を与えるとは思えません。 
それでもカラスはアオサギの存在が気に入らず、餌場から追い払おうとしているのかもしれません。 

カラスの群れに執拗な嫌がらせを受けたアオサギは、おちおち採食する暇もありません。 
警戒を強めたアオサギは、カラスが忍び寄ると振り返って向き直るようになりました。 
まるで「だるまさんが転んだ」をして遊んでいるようです。 
振り返ったアオサギに見つかったカラスは、慌てて飛び退いたり、白々しく農道で採食する振りをしたりしています。 
しかし、悪童カラスは次のチャンスを虎視眈々と狙ってアオサギの横から背後に回り込もうとしています。 
別のカラスがアオサギの注意を引いた瞬間に隙ができるのです。 
ヒットアンドアウェイでアオサギの尾羽をつついたり引っ張ったりしています。 
いかにもカラスの意地の悪さが現れていて、それもまたヒトと似た知性を感じさせます。
アオサギに嫌がらせしているのはカラス混群の中の少数の個体に限られ、大多数の個体はアオサギの周囲でまったり過ごしています。 
何が原因でこのモビングが始まったのか、きっかけを見逃したのが残念です。

カラスの混群もアオサギも、車が手前の道を走り去っても、犬の散歩をするヒトが奥の道を通りかかっても、気にしませんでした。 
動画では遠近感が分かりにくいのですが、画面の手前と奥で平行して左右に走る道は220m離れています。
その区間にカラスの混群が集まっているので、動画の見た目ほど密集している訳ではないのかもしれません。 
農道の右側に見えるコンクリートの水門は、農道の中間地点にあります。 
約50羽のカラスが前後約50mの範囲に集まっているようです。 
ちなみに、手前の車道に沿って張られた電線にも少数のカラス(ハシボソガラスおよびハシブトガラス)が止まっていました。

私が目を離した隙に、アオサギ若鳥は居なくなっていました。 
嫌になってどこかに飛び去ったのでしょう。 



【追記】
中村純夫『謎のカラスを追う―頭骨とDNAが語るカラス10万年史』という本を読んでいたら面白い記述を見つけました。
この近年稀に見る名著の本筋から外れるのですが、引用させてもらいます。
水田の畦でヘビに対してカラスの親が大騒ぎをしていた。少し離れたところで幼鳥が見ている。親はヘビを挑発して、慎重に間合いを詰めてから尻尾を咬むことまでした。ヘビの危険さと間抜けさを教えているようである。
 更に半月後、今度は畑で大騒ぎ。ネコを挑発していた。少し離れたところで幼鳥たちが見学している。親はネコの尻尾を噛んだり、腰のあたりを突いたりした。(中略)カラスの親がやっていたことは「危険だから逃げろ」と教えるだけでなく、「このように間合いを取れば安全だ」とか、「このように攻撃したら撃退できる」と実地に教えているように見えた。危険なものにいかに対応するかを、わが身を危険にさらしながら現場で教えているらしい。(p208より引用)
アオサギはカラスにとって危険な相手ではありませんが、このような見方は新鮮でした。
私の動画では残念ながら少し遠くて、成鳥(親鳥)と幼鳥の区別ができません。
カラスが乗っていたコンクリート水門


2021/10/03

強風に乗って遊ぶハシボソガラスの群れ(野鳥)ウィンドサーフィン

 

2021年7月中旬・午後14:30頃・晴れ(強風) 

山麓の農村部に聳え立つドイツトウヒ(別名オウシュウトウヒ)の樹上にハシボソガラスCorvus corone)の群れ(5羽)が集まっています。 
枝からフワリと飛び立つと、強風に煽られて流される遊びを飽きずに繰り返していました。
空中に浮いた2羽で鬼ごっこが始まりました。 
ウィンドサーフィンを楽しむ合間に、奥の電線にも3羽のカラスが休んでいました。 
飛び立つと強い逆風で押し戻される感覚にスリルを味わっているのでしょう。 
空中で互いに追いかけっこしています。 

カメラのマイクにも強い風切り音♪が聞こえます。 
手持ちカメラで立って撮影している私も強風で煽られ、どうしても手ブレしてしまいます。 
体幹をもっと鍛える必要がありますね。 
関連記事(5、8年前の撮影)▶  
台風の強風で遊ぶハシボソガラスの群れ【野鳥】 
ハシボソガラスの風乗り遊びと屋上への就塒前集合(野鳥)


ハシボソガラスが止まっていた常緑針葉樹の高木にズームインすると、枝から細長い未熟な松ぼっくりが下向きにたくさん垂れ下がっていました。 

2021/09/14

水路を軽々と跳び越えて遊ぶ若いニホンザルの身体能力

 

2021年6月下旬・午後16:40頃・晴れ 

山麓で遭遇した野生ニホンザルMacaca fuscata fuscata)の群れを観察していると、若い個体(子ザル)たちが幅2.5mの用水路を跳び越える遊びを繰り返していました。 

右岸の草むらに隠れていた若い個体aがフェンスの手摺からジャンプすると、左岸から張り出していたスギ(杉)の枝に見事飛び移りました。 
まるで空中ブランコのような軽業です。 
大きくしなる杉の枝をスルスルと身軽によじ登っていきます。 
跳躍シーンをまずは1/5倍速のスローモーションでご覧ください。 
続けて等倍速でリプレイ。 

しばらくすると、別個体bの子ザルが逆に左岸の杉の枝から対岸のフェンスに飛び移りました。 

左岸の杉の枝が再び揺れたと思ったら、また別の個体c(子ザル)が顔を覗かせました。 
右岸のフェンスに飛び移り、手摺に登りました。 
続けて手摺から横の道にピョンと飛び降り、奥の林に向かって遊動していきます。 

もし私が警戒させなければ、子ザルたちは飽きずにこのパルクールのような遊びを繰り返していたはずです。
成獣になるとこのような遊びをしなくなるのはヒトと同じですね。
幼少時の好奇心を失い、老いていくのでしょう。
関連記事(2年前の撮影)▶ 杉の枝でブランコ遊びを楽しむニホンザル(白猿を含む群れ)

2021/04/25

墓地のケーブルでスラックラインのように遊ぶ若いニホンザル

 

2020年12月上旬・午前11:55頃・くもり 

山麓の墓地で若いニホンザルMacaca fuscata fuscata)が墓石の天辺に座り、木と木の間に張り渡したケーブル(電線?)を掴んで独り遊びをしていました。 
墓石に両手をついて逆立ちのように両足を弛んだケーブルの上に乗せて弾むような反動を楽しんでいます。 
ケーブルが弛んでいるので、綱渡りというよりも今風のスラックラインですね。 
「遊び」の行動をするのはニホンザルやカラスなど知能が高く生活に余裕のある動物だけです。
子ザルの微笑ましい独り遊びをもっと見ていたかったのですが、近くから別個体の悲鳴♪が聞こえた途端に私を警戒して、墓石からそそくさと地面に降りてしまいました。 

※ 周囲の鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。

2021/04/20

墓地で湯呑茶碗をもて遊んでいたニホンザル♀がうっかり落として割る!

 

 2020年12月上旬・午前11:50頃・くもり 

山麓の集落に野生ニホンザルMacaca fuscata fuscata)の群れが山から降りてきていました。 
村の墓地で若い♀(子ザル)が石の上に乗っています。 
なぜか湯呑茶碗を手に持ち、墓石の上で転がしたりしたりして感触を楽しんでいました(遊び)。
中には酒(雨水?)が入っていたので、お供え物として墓地に置いてあったのでしょう。 
ニホンザルが湯呑を自分で持って墓石によじ登ったのか、それとも墓石の上に誰かヒトが乗せておいた湯呑を見つけて遊んでいたのか、不明です。 
私に気づいて目線をくれた途端に子ザルの集中力が途切れ、手が滑って湯呑をうっかり下に落としてしまいました。 
陶器の湯呑茶碗はガチャン♪と音を立てて割れてしまったようです。 
子ザル♀はきまり悪そうに墓石から慎重に地面に降りて、姿を消しました。 

映像を見れば分かるように、子ザルは決して湯呑をわざと割った訳ではなく、好奇心の強い子供らしいただの過失(粗相)です。 
後から割れた湯呑だけを見て「けしからん!猿に湯呑茶碗を割られた」と怒るヒトがいるかもしれませんが、山村の猿害対策としては墓地にお供え物(食料)を放置せずに持ち帰ることも重要です。 

※ 動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。

2021/02/08

落ちていた羽毛を繰り返し拾って遊ぶカワセミ♂(野鳥)

 

2020年10月中旬・午後16:50頃・くもり
▼前回の記事 
コンクリート護岸から池に飛び込み魚を捕るカワセミ♂(野鳥)
小魚を食べ終えたカワセミ♂(Alcedo atthis bengalensis)が奇妙な行動を始めました。 
急に振り返ると、コンクリート護岸に落ちていた白い羽毛を嘴で咥えました。 
カモ類やサギ類など別種の水鳥が池畔で羽繕いした際に羽毛が抜け落ちたのでしょう。 
階段上には落ちた羽毛がいくつも散乱しています。 
カワセミ♂は拾った羽毛の根元を咥え直すのに苦労しています。 
嘴から落としてしまった羽毛を繰り返し拾い上げました。 
下の段に羽毛を落としてしまったときは、素早くフライングキャッチし、元居た階段にすぐ舞い戻りました。 
再び羽毛を落とした後は、見失ったのか興味を失ったのか分かりませんが、今度は羽毛を咥えて来ませんでした。 
階段で再び脱糞し、直後にどこかへ飛び去りました。 

カワセミ♂がこんな行動をしたのは初めて見ました。 
1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみましょう。 
繁殖期(造巣期)に行う巣材集めの名残なのでしょうか? 
しかし本で調べてみると、カワセミの巣穴は崖に水平坑を掘るだけで、産座にも羽毛などの巣材を使わないそうです。(参考:大阪市立自然史博物館叢書『日本鳥の巣図鑑』p129)

私には捕食の練習や遊びの一種に見えました。 
薄暗い夕暮れなので池の岸に落ちていた白い羽毛を一瞬小魚に見間違えたのかもしれません。 
仮にそうだとしても、一回拾ってみれば餌ではないとすぐに悟り、捨てて興味を失うはずです。 
にもかかわらず、繰り返し落としたり拾ったりする様は私には遊びとしか思えません。 
それなりの知能と生活の余裕が無ければ「遊び」は生まれないので、カワセミが遊ぶとは意外でした。 

別の可能性として、拾った羽毛を疑似餌(ルアー)として使おうとしているのかもしれません。 
池の水面に羽毛や木の葉などを浮かべて集まってきた小魚を捕食する「道具使用」行動が一部地域のササゴイButorides striatus amurensis)では知られています。 
もし拾った羽毛で遊んでいたカワセミが偶然池に羽毛を落としてしまい、獲物となる魚が集まってくることを学習すれば、味をしめて繰り返しやるようになるかもしれません。
カワセミが疑似餌漁をやる証拠映像が撮れたら面白いスクープになるでしょう。

2020/11/16

電柱のワイヤーや金具に悪戯するハシボソガラスの幼鳥(野鳥)

 

2020年8月上旬・午後16:05頃・晴れ 

道路沿いの電柱の天辺にハシボソガラスCorvus corone)の幼鳥が独りで止まり、ひっきりなしに奇妙な声で鳴き騒いでいました。(多彩な鳴き方) 

※ カラスの鳴き声がよく聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。  

嘴の中が赤いので、幼鳥と分かります。 
親鳥が給餌に来るのを待っている間に、幼鳥は暇つぶしをしているのかもしれません。 
ワイヤーやボルトなど電線を電柱に固定する器具を嘴でいじくり回して遊んでいます。 
悪戯の合間に嘴を足元のワイヤーに擦り付けたり、足で顔を掻いたりしています。(@1:39)  

そこへ蜂が1匹、左から飛来しました。(@1:50) 
黒装束のカラスが蜂に刺されるかと内心期待したのですが、何事も起こりませんでした。 
やや遠くて蜂の種類を見分けられません。 
電柱の金具のボルト穴に興味を示したようなので、オオハキリバチ♀など借坑性のハチが営巣地を探索に来たのかもしれません。 

それにしても、これがもしカラスの成鳥なら、私がこんなに近距離から長時間撮影していると、気まずくなって(警戒して)早々に飛び去るはずです。 
カラスの幼鳥はヒトを未だあまり恐れていないというか、遊びに夢中でヒトなど眼中にないのかもしれません。 

晴れていても風が強い日でした。 
電柱を見上げながら撮影している私の体が強風でぐらついてしまうほどでした。 
体幹の筋肉をもっと鍛えないといけませんね。 

ハシボソガラスの幼鳥が電柱天辺の金具の隙間を嘴でつついたら、中に詰まっていたゴミ(小石?)がボロボロと落ちました。(@2:40) 
こんな所に小石が詰まっているのは変なので、別個体のカラスがガラクタを貯食していたのかもしれません。  
最後は鳴きながら電柱から飛び立ちました。(@4:09) 
少し離れた隣の電柱に止まり直した直後に黒っぽい固形の糞をポロポロと排泄しました。(@4:21) 
鳥は普通、飛び立つ直前に軽量化のため排便するはずなのに、意外でした。
幼鳥は想定外のことを色々とやってくれるので、見ていて飽きません。

▼関連記事(6年前の撮影) 
電線の器具に悪戯するハシボソガラス【冬の野鳥】
カラスが悪戯しても感電事故が起こらないように、電柱や電線の金具はしっかり対策されているのでしょう。

2020/09/27

コンクリート護岸で翼を虫干しする遊び盛りのハシブトガラス幼鳥兄弟(野鳥)



2020年7月中旬・午後17:25頃・くもり

河原のコンクリートブロックで護岸された緩斜面に3羽のハシブトガラスCorvus macrorhynchos)が集まっていました。
ブロックの隙間からヨモギ?などの雑草が生え、蔓植物のクズが護岸の大部分を覆っています。
2羽は口内が赤い幼鳥でした。
何か採食している1羽の成鳥(親鳥)の傍らで、2羽の幼鳥がつきまとって餌乞いしているようです。
対岸からでは遠くて鳴き声を聞き取れませんでした。
1羽の幼鳥aが親鳥の真似をしてヨモギ?の葉を啄んでから、翼を少し広げてコンクリート護岸の斜面に座り込みました。(@0:37)
その体勢で羽繕いをしようとしてバランスを崩しました。

突然、親鳥が左へ飛び去り、幼鳥2羽が取り残されました。(@0:45)
どうやら親鳥が幼鳥へ巣外給餌したシーンを私は見逃してしまったようです。

雑草の生えていないコンクリートブロックが露出した部分で幼鳥aが再び翼を広げて座り込み、羽繕いを始めました。(@0:53)
快晴ではなく夕方の曇り空なのですが、おそらく昼間の太陽光で温められたコンクリートの予熱で羽根を虫干ししたいのでしょう。
蟻浴の可能性もありますが、特定の1箇所には固執しなかったので、虫干しだと思います。

もう1羽の幼鳥bが兄弟姉妹aにキスしたり割り込もうとしたり、嘴でつついたり、色々とちょっかいをかけている様子が微笑ましいです。
虫干し行動を少し真似することもありました。
もしかすると、ときどき相手の体を啄むのは、体に登ってきたアリを捕食しているのかな?
だとすると蟻浴説が一番しっくりくるのですが、遠過ぎて小さなアリは映像に写っていません。
幼鳥aが場所を少し変えて、羽根の虫干しと羽繕いを続けます。
もう1羽の幼鳥bは飽きっぽい性格のようで、護岸の上部に移動するとクズ群落で探餌採食を始めました。

後半は望遠レンズを装着し、少しだけ近づいてから続きを撮影。(@2:43〜)
相変わらず2羽の仲良し兄弟姉妹は羽根を虫干ししながら互いにちょっかいをかけています。
相互羽繕いというよりも、嘴でつついて遊んでいるようです。(ふざけてる)
護岸に生えた枯草の茎を試しに咥えて引き寄せようとパクパクしている嘴の中が赤いので、幼鳥と分かります。

※ 動画編集時にうっかり音声を消してしまい、無音になってしまいました。
動画編集ソフトをバージョンアップしたら、使い方が少し変わっていたのです。
対岸から望遠で撮ったので、川の流れる音にかきけされてカラスの鳴き声は聞き取れませんでした。


私がカラスの正面から撮ろうと更に左へ移動したら、警戒したハシブトガラス兄弟は虫干し行動を止めて通常の採食行動になってしまいました。

つづく→河原で探餌採食するハシブトガラス幼鳥の兄弟(野鳥)

カラスが身を伏せていた現場に行って、アリの巣またはアリの行列があるのかどうかを調べるべきでしたね。
また、コンクリート護岸の表面温度も測るべきでした。
しかし対岸に行くにはかなり遠回りして橋を渡らないといけません。
億劫で断念した私は修行が足りませんね。


▼関連記事(1、4年前の撮影)
ガードレールに翼を引っ掛け日光浴するハシボソガラス(野鳥)
トビ(野鳥)の蟻浴?





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