2013/01/21

柿の葉を食すイラガ(蛾)終齢幼虫の微速度撮影



2012年10月下旬・室温19℃

イラガ幼虫の飼育記録:1

川の近くに生えたポプラ(=セイヨウハコヤナギ)の幼木の葉にイラガMonema flavescens)の幼虫を見つけました。
採集して飼育開始。


このとき既に終齢幼虫であることが後に分かります。



カキの葉を与えて摂食する様子を微速度撮影(15倍速)してみました。

つづく



2013/01/20

アオゲラ♀(野鳥)@コナラ幹



2012年10月中旬

里山の雑木林でコナラの幹にアオゲラ♀(Picus awokera)を発見。
すぐに飛び去ってしまい残念…。
たぶん♀だと思います。

(アオゲラの)メスは後頭のみ赤い羽毛で覆われ、顎線にある赤色部の面積がより小さい。(wikipediaより)

チャイロスズメバチ♀にリンゴを与えてみる



2012年10月中旬

飼育中のチャイロスズメバチ♀(右翅破損)にリンゴ果実の切れ端を与えてみました。
どうも大顎で齧るのではなく、表面を舌で舐めているようです。
食後の洗顔および身繕いをしている後半、口から何か固形の異物を吐き出しました。@4:06
水分補給の代わりとして常に飼育容器に入れておくことにします。

つづく




野菊から飛び立つスジボソヤマキチョウ♀【ハイスピード動画】



2012年10月中旬

スジボソヤマキチョウ♀(Gonepteryx aspasia)が林縁に咲く野菊(種名不詳)の群落に訪花していました。
吸蜜して次の花へ飛び立つ瞬間を220 fpsのハイスピード動画に撮ってみました。

ひらひらと舞う羽ばたきが優雅ですね。
秋風が吹いて虫撮りには悪条件でしたが、スローモーションで見れば気になりません。

保育社『標準原色図鑑全集1蝶・蛾』p28によると、本種の雌雄の見分け方として、

♂の翅の色は濃黄色であるが、♀はやや薄く青みを帯びた白色で、外観から♂♀は容易に見分けられる。


2013/01/19

エナガの樹上採食と鳴き声の声紋解析(野鳥)



2012年10月中旬

雑木林でエナガAegithalos caudatus)の群れが鳴き交わしながら樹上で採食していました。
枝から枝へ飛び回り、葉裏をつついています。
樹種は不明。


【追記】
採食メニューが何なのか、映像では突き止められませんでしたが、中村登流『エナガの群れ社会』によると、
エナガの食物は、かなり変わっている。アブラムシの卵とか成虫などを食べていることが多い。少なくとも昆虫食に相当偏っていて、カラ類のように種子などは食べない。 (p209より引用)





エナガの鳴き声を声紋解析してみる
いつものように元のMTS動画ファイルから音声をWAVファイルにデコードしてから、スペクトログラムを描いてみました。
ピーピーピー♪という鋭い鳴き声を発した初めの2回の部分を8秒間だけ切り出しました。





【追記】
松原卓二『エナガのねぐら』という素敵な本(写真集)を読むと、p88に様々な鳴き声についてその意味がまとめてありました。
ピーピーピー(チーチーチーと聞こえることも) 
群れ全体に「おーい」と呼びかけるときの声。群れのリーダーが移動時に発したり、群れからはぐれた個体が仲間を探すときに、この声を出します。カラ類の出すピーピーピー声とそっくりです。


蜂蜜を舐めるチャイロスズメバチ♀



2012年10月中旬

右翅の損傷して飛べないチャイロスズメバチ♀(Vespa dybowskii)を採集した翌日に蜂蜜を一滴与えてみると、舌を伸ばして舐め始めました。

おとなしく吸蜜している間に顔正面から接写すると触角が12節あったので♀と確定しました。(♂は13節)
見るからに頑強な大顎が印象的です。
スズメバチ♀の腹部は体節を数えると6です。(♂は7)


つづく




樹上で虫を捕るビンズイ(野鳥)



2012年10月中旬

雑木林でコナラの樹上に見慣れない縦縞模様の鳥が居ます。
ビンズイAnthus hodgsoni)はこのブログ初登場です。
ツィー、ツィー♪という鳴き声(地鳴き?)が聞こえますが、この鳥が鳴いているのか、つまり嘴の動きと一致している(リップシンクロ)かどうか定かではありません。
小枝から何か細い幼虫を捕食しました。@1:04
食後は嘴を枝に擦りつけ羽繕いすると飛び去りました。


セキレイの仲間なので尾を上下によく振る。(ピッキオ『鳥のおもしろ私生活』p151より)






2013/01/18

飛べないチャイロスズメバチ♀の徘徊



2012年10月中旬

右翅を破損したチャイロスズメバチVespa dybowskii)が車道を足早に徘徊していました。
長い腹部を引きずりながら一目散に前進します。
外敵に襲われたにしては元気です。
ときどき羽ばたくも飛び上がれません。
歩いて巣に帰るつもりなのでしょうか。

現場では性別が分からず、ミニタッパに採集して持ち帰りました。
腹部の体節数から♀と判明。
ワーカーなのか新女王なのか、私には見分けられません。
翼の折れたエンジェルを気まぐれで飼い始めました。

▼つづく▼

蜂蜜を舐めるチャイロスズメバチ♀


獣糞を吸汁するアカタテハ秋型



2012年10月中旬

林道上に残された獣糞でアカタテハ秋型(Vanessa indica)が止まっています。
半開きの翅を開閉しながら口吻を伸ばして吸汁しています。
アカタテハの他にはキンバエ(の仲間)も来ています。

獣糞は散歩に連れてこられた飼い犬のものでしょうか。
野生のタヌキの糞ならこの時期は植物の種子が大量に含まれているはずです。






オヤマボクチの花蜜を吸うトラマルハナバチ♀



2012年10月上旬

山間部の道端でオヤマボクチトラマルハナバチBombus diversus diversus)のワーカー♀が訪花していました。
後脚の花粉籠は空なので、吸蜜が目的のようです。
定位飛行してから帰巣したので、場所を記憶して同じ花にまた戻ってくるのかもしれません。


この手のマルハナバチを見分けるのはいつも苦手なのですが、トラマルハナバチですかね?
(ウスリーマルハナバチやミヤママルハナバチなどと迷います。)


映像の前後半で登場する蜂は別個体です。
【追記】 YouTubeのコメント欄にて、横室稜さんから「トラマルで間違いないです。」とお墨付きを頂きました。

アザミに似たこの花はオヤマボクチまたはハバヤマボクチだと思うのですが、ハバヤマボクチの分布は福島県以南らしいので除外。







2013/01/17

イシサワオニグモ♀による獲物のラッピングと捕食



2012年10月上旬

ススキの生い茂った草むらに張られたイシサワオニグモ♀成体(Araneus ishisawai)の正常円網に何か獲物がかかりました。
クモは手早く獲物を糸でラッピングすると、網の甑(こしき)に運びました。
頭を下に向けて占座し直すと獲物に噛み付いて吸汁開始。

改めてラッピングの一部始終を撮影しようと別な生き餌を網に給餌しようとしたら失敗してクモが網の上方にある隠れ家(ススキ穂先)に逃げてしまいました。
網に残された獲物を採集してみると、どうやらヨコバイの一種でした。

甑の高さは地上90cm。
枠糸はススキの茎に固定されています。
円網の直径は測り忘れました。
小雨が降り始めたので下山。




腹部腹面の外雌器と垂体


樹上のトラツグミ?【野鳥】



2012年10月中旬

里山の桜?の木に見慣れない鳥が止まっていました。
初めの警戒が解けると辺りをキョロキョロ見回します。
急にひとつ上の枝に飛び移ってからどこか遠くへ飛び去りました。
この間、鳴き声は聞けませんでした。
色々と迷ったのですが、これはトラツグミZoothera dauma)ですかね?
もし間違っていたらご指摘願います。


喉は白い

首をひねる

側面

後ろ姿

キオビクロスズメバチ♀の日光浴



2012年10月上旬

見慣れないスズメバチが道端の落ち葉の裏に隠れようとしていたが、表に出てきて日光浴を始めました。
接写しようとマクロレンズを用意している間に逃げられてしまいました。

辛うじて見えた顔面の模様が錨型なので、キオビホオナガスズメバチではなくキオビクロスズメバチVespula vulgaris)と判明。
腹部の体節数から♀だと思うのですが、ワーカーなのか新女王なのか不明です。

中部地方以北の山岳地帯に生息するらしい(ソース)。
確かにいつものフィールドよりも標高の高い山道での遭遇でした。





2013/01/16

アジサイの花で振動集粉するオオマルハナバチ♀



2012年7月下旬

山中に咲くアジサイの仲間(種名不詳※)にマルハナバチが何匹も訪花していました。
くたびれたような色褪せた個体ばかりですけど、オオマルハナバチ(Bombus hypocrita)のワーカー♀だと思います。
ブンブンと飛翔筋を震わせながら花の上を歩き回り腹面に花粉を付けようとしています(振動集粉)。
後脚の花粉籠に褐色の団子を付けている個体もいます。
酷暑で花も少し萎れかけており、労力の割に余り実入りが良くなさそうです。



2匹のオオマルハナバチ♀がアジサイの同じ花序で出会っても互いに没交渉で、各自の採餌で忙しくしています。
同じコロニーから来たワーカーなのでしょう。



松浦誠『社会性ハチの不思議な社会』によれば、
ミツバチやマルハナバチでは、訪花の際に、同種または異種のハチと争ったり、追い払ったりする行動はほとんどみられず、同じ巣のもの同士でも、野外ではたがいに没交渉にえさ集めをおこなう。 (p155より引用)



※【追記】
紫陽花はエゾアジサイですかね?

ブタナに訪花するモンシロチョウ【ハイスピード動画&HD動画】



2012年10月上旬

ブタナの群落で花蜜を吸っていたモンシロチョウPieris rapae)が飛び立つ様子をハイスピード動画に繰り返し撮ってみました。
220 fpsというフレームレートは正直言って非力(虫の素早い動きを撮るにはスピード不足)なのですが、色々な虫を試してきた中でモンシロチョウの飛翔が最も上手く撮れました♪
優雅に羽ばたくリズムと浮遊感が心地良いスローモーション映像に仕上がりました。

同一個体を高画質のHD動画でも撮ってみました。
左後翅が大きく破れているのは野鳥に襲われたbite mark(ビークマーク、捕食痕)かもしれません。


【追記】
この花の名前を長らくオオジシバリだと思い込んでいたのですが、外来種(帰化植物)のブタナと分かったので訂正しておきます。





逃げるイタチグモ♂(蜘蛛)




2012年10月上旬

山地の道端に生えたカメバヒキオコシの葉で見慣れない徘徊性クモ♂がじっとしていました。
繰り返しストロボを焚いたら嫌がって逃げてしまいました。
葉表に戻そうと手を出したら擬死?落下してしまい、見失いました。
legspanの印象では大き目のクモだと思いました。
未採集、未採寸。

「中部蜘蛛懇談会 クモの掲示板」にて問い合わせたところ、mitueさんよりイタチグモItatsina praticola)かもしれないとご教示頂きました。





2013/01/15

チャイロスズメバチ♀の探索飛行@タニウツギ花



2012年6月上旬

タニウツギの花に来ていたチャイロスズメバチ♀(Vespa dybowskii
)です。
吸蜜するのかと思いきや、葉表に一瞬止まっただけですぐに飛び去りました。
狩りの獲物を探し、訪花昆虫を狙っているのでしょう。

時期的に未だ創設女王なのかワーカーなのか不明です。

ミゾソバに訪花吸蜜するクロマルハナバチ♀【ハイスピード動画&HD動画】



2012年10月上旬

平地のミゾソバ群落に訪花するクロマルハナバチ♀(Bombus ignitus)の離着陸を220 fpsのハイスピード動画に撮ってみました。
実際にはこの7倍強の速さで花から花へと飛び回るので、目が回りそうな忙しさです。
複数個体を撮影。
ワーカー♀の中には後脚の花粉籠に白い花粉団子を付けて運んでいる個体もいます。

通常のHD動画でも撮ってみました。
スローモーションの方が断然見易いですけど、画質が良い他に周囲の環境音が録音されているので臨場感が増しますね。
蜂の羽音もかすかに聞こえます。





同じ群落でクロマルハナバチ♂も訪花していたのですが、交尾行動などは見られませんでした。

関連記事→「ミゾソバに訪花吸蜜するクロマルハナバチ♂【ハイスピード動画&HD動画】
♀が新女王ではなくワーカーだったのなら♂と交尾しないのも当然かもしれません。




キボシアシナガバチ創設女王が肉団子を給餌



2012年7月上旬

スギの葉裏に作られたキボシアシナガバチ初期巣の定点観察

前回の観察では卵だけでしたが、後から増築された外縁部の育房には卵と孵化したばかりのピンク色の若齢幼虫が見えます。
中央部の育房では黒い頭楯の老熟幼虫が育っています。
育房数をカウントする前に創設女王が帰巣してしまいました。

女王蜂は白い肉団子を老熟幼虫に給餌開始。
幼虫は育房から身を乗り出して催促しています。
以前キアシナガバチで観察したような女王の触角によるドラミング行動(給餌信号)は確認できませんでした。




2013/01/14

ヒメアカタテハの飛び立ち【ハイスピード動画&HD動画】



2012年10月上旬

野菊(種名不詳)の花蜜を吸っていたヒメアカタテハVanessa cardui)が飛び立つ瞬間を220 fpsのハイスピード動画に撮ってみました。
せっかくの羽ばたくスローモーションをもう少し引きの絵で堪能したかったですね。

同一個体の訪花シーンを通常のHD動画でも撮っています。





翅をほぼ全開にして花に止まるのは曇り空で気温が低かったせいでしょう。



ルリイロハラナガハナアブの一種の交尾と連結逃走



2012年10月上旬

平地を流れる小川(用水路)の欄干で♀♂2匹のアブが交尾を始めました。
互いに逆を向いて交尾器を連結しています。
接写し始めると、交尾中のアブは連結したまま逃走開始。
前を逃げる個体が力づくでパートナーを引っ張り、飛び立とうとしています。

欄干の側面に隠れたたペアは連結部を頻りに上下しています。
やや斜めのアングルのため、結合部をうまく接写できませんでした。
(きちんと真横を向いてくれなかった。)
ハエやアブに詳しい達人なら複眼や交尾器の形状などから性別が見分けられるのでしょうか?

同定してもらうため採集しようとしたら連結状態のまま下草に落ちて逃げられてしまいました。


『一寸のハエにも五分の大和魂』画像掲示板にて問い合わせたところ、茨城@市毛さんより以下の回答を頂きました。

写真のアブは,ハナアブ科のナミルリイロハラナガハナアブXylota amamiensis かミヤマルリイロハラナガハナアブXylota coquilletti の可能性が最も高いと思います.(動画を見たのですが,腹部背板や脛節基部内側の剛毛が見えないので難しいです)
性別は,複眼が離れているのがメスです.


左が♂で右が♀?

左が♀で右が♂?




スジクワガタ♂に栄養ドリンクを与えてみる



2012年10月中旬・室温21℃

飼育中のスジクワガタ♂(Dorcus striatipennis)に元気になってもらおうと、何かでの本で読んだように栄養ドリンクを与えてみました。
(当時はコクワガタだと思い込んでおり、飼育下で越冬させる前に精を付けてもらうつもりでした。)
脱脂綿にリポビタンゴールドを染み込ませて与えてみます。
しばらくすると、その脱脂綿に頭をぐいぐい突っ込んでいました。
どうやら気に入ってくれたようです。
触角で脱脂綿に触れながら口吻の伸縮が見られました。

栄養ドリンクに含まれる生薬、アミノ酸やビタミン類の補給はともかく、カフェインの副作用が心配です。
虫への興奮作用や中毒性は大丈夫でしょうか?
ノンカフェインの商品を選んだ方が良いのかもしれません。


【追記1】
2020/11/02 11:04 ネットニュース「マイナビニュース」記事
Yuhao, Ji, et al. "Effects of caffeine on mating behavior and sperm precedence in Tribolium castaneum." Ethology (2020).
「甲虫において、カフェインが交尾に及ぼす影響を明らかにした研究はこれが世界で初めて」なのだそうです。
少なくとも酷い悪影響は無いらしい。


【追記2】
コーヒーやチャなどの植物は、植食性昆虫による食害を忌避するためにコストをかけてカフェインというアルカロイドを産生・蓄積しています。
したがって、多くの幼虫に対してカフェインは毒性があるそうです。
その一方、花蜜に微量のカフェインが含まれていると、送粉者ハナバチの記憶力が増したり採餌活動が活発になったりする効果があるらしい。

↓参考動画:"Why Does Caffeine Exist?" by PBS Eons




2013/01/13

アシグロツユムシ♂の鳴き声♪【HD動画&ハイスピード動画&声紋解析】



2012年9月下旬・気温18〜19℃

この秋の目標の一つは、秋に鳴く虫として身近にいるアシグロツユムシ♂(Phaneroptera nigroantennata)が鳴く動画をものにすることでした。
飼育下の夜間でないと難しいかなと思いきや、意外にもフィールドでしかも昼間に撮影成功しました。
同時期に数匹飼育してみて、撮り方や鳴く前の前兆というか気配のようなものが分かったのでその経験が活きました。

ナギナタコウジュの群落で多数の♂が断続的に鳴き交わしていたのですが、近くのタニウツギの葉に陣取った♂が一番頻繁に鳴いているようだったので、これに狙いを定めました。
近くに居る別個体の♂と鳴き交わしているようです。
鳴くまで辛抱強く長撮りを繰り返しました。

鳴かぬなら鳴くまで待とうアシグロツユムシ
鳴き声をなるべく明晰に録音するためにはマクロモードでカメラを被写体に目一杯近づけたいところですが、警戒されそうなので少し離れた位置(4倍ズーム)で妥協しました。
風が吹いたり野鳥の鳴き声やスズメバチの羽音など、ピンクノイズが多いのは仕方ありません。
カメラのバッテリーを使い切るまでひたすら撮り続けました。



鳴いているときの発音器(翅)の動かし方をスローモーションでも記録したかったので、同一個体の♂でハイスピード動画(220 fps)でも撮ってみました。




アシグロツユムシ♂の鳴き声を声紋解析してみる

ヒトの耳にはかすかに「ジキーッ・ジキーッ…♪」または「ジュキーッ・ジュキーッ…♪」と聞こえるだけの地味な鳴き声ですけど、スペクトログラムを描いてみました。




後半の声紋は別個体の鳴き交わし

私のカメラの録音では高周波数域がカットされ音質が劣化していることが分かっています。

比較のため「虫の音WORLD」サイトからダウンロードさせてもらったアシグロツユムシ♂の鳴き声(高音質MP3)からも同様にスペクトログラムを描いてみました。
2声鳴いたデータを1秒間ずつ切り出して解析しました。
いずれにせよ、あまり面白味のある声紋ではありませんね。




オオマルハナバチ?がアキノキリンソウに訪花吸蜜



2012年10月上旬

オオマルハナバチが道端のアキノキリンソウに訪花して蜜を吸っていました。
後脚の花粉籠は空です。
あまり自信ないのですが、これはオオマルハナバチですよね?




2013/01/12

渓流を群れで泳ぐ魚【名前を教えて】



2012年6月下旬

渓流の流れの穏やかな部分を群れで泳いでいた川魚です。
魚のことはまるで知らないので、どなたか名前を教えて下さい。
子供の頃に釣りをやっておけばよかったなーと思います。

偏光フィルタを買えばもっと綺麗に撮れるのかな?
高価な防水カメラじゃなくても透明なプラスチックの水槽を持参して水面からカメラと一緒にそっと沈めれば覗き眼鏡のように手軽に水中動画を撮れるらしい。





ヒメスズメバチから蜜源を奪うコガタスズメバチ【ハイスピード動画】



2012年9月下旬

ヤブガラシに訪花する蜂をハイスピード動画(220 fps)に撮っていたら、ヒメスズメバチVespa ducalis pulchra)とコガタスズメバチVespa analis insularis)の力関係を物語る一瞬の対決が撮れました。

ヒメ♀が吸蜜している花にコガタ♀が飛来し、ぶつかってきました。
先客のヒメは転がり落ちるように慌てて退散。
ヒメには花を防衛したり反撃したりする気は全くないようで、喧嘩らしい喧嘩(異種格闘技)にはなりませんでした。
コガタは我が物顔に吸蜜すると悠々と次の花へ飛んで行きます。

コガタスズメバチにしてみれば、蜜源の占有行動なのでしょうか。
日本産スズメバチ類の中でもヒメスズメバチが最弱という話は本当のようです。
ちなみに『本能の進化:蜂の比較習性学的研究』 岩田久二雄・眞野書店 p318 によると、樹液の出る場所での席次争いで強いものから弱いものへの順列は、オオ>チャイロ>コガタ>モン>ヒメ(スズメバチ)らしい。


コガラ(野鳥)@枝



2012年10月上旬

参道横の枝に止まっていたコガラParus montanus)です。
落ち着きなく枝から枝へ飛び回ります。






2013/01/11

シータテハの吸水@川岸



2012年5月下旬

川岸でシータテハPolygonia c-album)が口吻を伸ばして泥を舐めていました。
ミネラル補給でしょうか。
翅を開閉しながら湿地帯を歩き回ります。





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