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2018/08/19

ハシボソガラスの親鳥が路上で採食するも幼鳥に巣外給餌せず飛び去る(野鳥)



2018年5月下旬


▼前回の記事
ハシボソガラスの親鳥♀♂が協力してノスリ?を縄張りから追い払う(野鳥)

ハシボソガラスCorvus corone)の巣立ち雛が単独で隠れているニセアカシア(別名ハリエンジュ)河畔林に向かって私が戻る途中に親鳥の1羽と遭遇しました。
堤内地の電線に止まって川の方を眺めていました。
近くから私に撮られていることを嫌ったのか、飛んで少し離れた電線に止まり直しました。
堤防を挟んでニセアカシアの河畔林が満開の花を咲かせていて、その枝に1羽の巣立ち雛が隠れているのです。

親鳥が電線でお辞儀をしながらガーガー♪と嗄れ声で鳴きました♪(@0:32〜)。
これはハシボソガラスの鳴き方の特徴です。
何事か?(どんな意図で鳴いたのだろう)と思い辺りの様子を伺うと、堤防上の歩道を2人連れのヒトが上流方向へ散歩していました。
近くに居る幼鳥に対して親鳥が警戒声♪を発したのだろうと分かりました。
これがもしハシブトガラスなら、幼鳥を守ろうとして親鳥が通行人に激しく襲いかかることがよくあるのだそうです。
それに比べるとハシボソガラスは気性が穏健で、特にこのつがいははある程度ヒトに馴れているようです。
(そうでなければ、歩道に程近い堤外地のニセアカシア樹上に営巣しないでしょう。)

いつの間にか親鳥は電線から路上に降り立ち、歩きながら道端(ハルジオンの花が咲き乱れる土手)の草むらで採食を始めました。
遠くて採食メニューはよく見えませんでしたが、細長いのでもしかするとミミズの死骸かな?(@0:47)
親鳥は舗装路をトコトコと歩き去ります。
対向車が来ると小走りで路肩にどいてから飛び立ち、堤防上の歩道のガードレールに着陸。
すぐに嘴を足元のガードレールで拭いました。
親鳥の喉袋が膨らんでいるので、先程採食した餌をこれから幼鳥に巣外給餌するのでしょう。
今にもガードレールから左に飛んで巣立ち雛が待つニセアカシアの木に飛び込むぞ…と予測しながら撮っていたのに、親鳥は逆に(右に)飛び去りました。
先に巣立った幼鳥が他にも3羽居るはずなので、木が茂った右手の公園内に潜んでいるのかもしれません。(未確認)
それとも親鳥は私の存在を警戒して、巣外給餌を絶対に見られたくなくて(幼鳥の隠れ場所を天敵に知られたくない)フェイントをかけたのかな?

あるいは、縄張り内でもう少し採食を続けて餌を喉袋に溜め込み、後にまとめて幼鳥へ巣外給餌するつもりなのでしょうか。
この様子を巣立ち雛も近くのニセアカシア樹上から見ていたはずですが、餌乞いの鳴き声を発して親鳥を呼び寄せることはありませんでした。(少なくとも私には聞こえませんでした)

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→夕暮れにニセアカシアの樹上を跳んで移動するハシボソガラス巣立ち雛(野鳥)


ハシボソガラス(野鳥)親鳥@路上採食

2018/08/11

観察者を警戒したハシボソガラス親鳥から巣外給餌のお預けを食う巣立ち雛(野鳥)



2018年5月下旬
▼前回の記事
ハシボソガラスの巣立ち雛(幼鳥)がニセアカシアの枝で羽繕い、羽ばたき練習、脱糞(野鳥)

満開の花が咲いたニセアカシアの枝に止まってのんびりしていたハシボソガラスCorvus corone)の巣立ち雛が急に川の方を向いて餌乞い行動を始めました。
肩をすくめるように左右の翼を同時に持ち上げ、甘えるようにガーガー♪鳴いたので、餌乞いと分かります。
親鳥が近くに来ているはずだと思った私は、動画を撮りながら横に歩いて探しました。
左にパンすると案の定、河畔林のすぐ横を走る電線に一羽の親鳥が来ていました。
親鳥は幼鳥の横に行って巣外給餌したいはずなのに、私を警戒しているようで近づきません。
空腹で待っている幼鳥は、欲求不満で足元の枝を嘴で啄んだり足で体を掻いたりしています。
巣外給餌に来た親鳥を迎えに行くために幼鳥が飛ぶことはありませんでした。(未だ上手く飛べない?)

これがもしハシブトガラスなら、親鳥は怒り狂って巣立ち雛に近づく通行人や撮影者を追い払おうと襲い掛かってくるはずです。
それに対してハシボソガラスは気性がだいぶ穏健なようで(ヒトを恐れている?)、今回の親鳥の抗議行動も横目で私の方を見ながら電線からガーガー♪鳴くだけでした。(警戒声?)
私は「すまん、すまん」と親鳥に謝り、営巣地と巣立ち雛から距離を取ることにしました。
立ち去る途中で振り返ると、電線で待機している親鳥は喉袋が膨らんでおり、巣立ち雛に与える餌を運んでいるようです。
苛立たしそうに「早く出ていけ! 出てけ!」と鳴いています。
喉袋に餌を入れていても、鳴くのに支障がないことが分かりました。

しばらくすると、もう一羽の親鳥がどこからともなく飛来し、川の上を横断する電線に止まりました。
先程の親鳥も同じケーブルで互いに離れて止まっています。
配偶者を呼び寄せる鳴き声だったのかな?
私が巣立ち雛から更に離れたら、親鳥はもう鳴かなくなりました。
親鳥♀♂つがいの背後は、ニセアカシアの河畔林が白い花を満開に咲かせています。

離れると巣立ち雛が隠れている枝をちょっと見失ってしまいました。(映像の最後にはちらっと写っています)

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→ニセアカシア樹上のハシボソガラス幼鳥に巣外給餌しに通う親鳥(野鳥)


ハシボソガラス(野鳥)巣立ち雛@ニセアカシア樹上
ハシボソガラス(野鳥)親鳥@電線♪+警戒:巣外給餌断念
ハシボソガラス(野鳥)親鳥@電線♪+警戒:巣外給餌断念

2018/08/05

流木で独り遊びするハシボソガラス(野鳥)



2018年6月下旬

河原の水辺で一羽のハシボソガラスCorvus corone)が岩と岩の間で何かを嘴でつついていました。
お辞儀をしながら嬉しそうに鳴き声♪を上げました。
見つけた流木の枝を岩に拾い上げ、足で押さえつけると啄んで遊んでいます。
つついたはずみで岩から滑って枯れ枝を落としていまいました。
照れ隠しで(悔し紛れ?)またしゃがれ声で鳴きました♪。
再び流木を拾い上げ嘴でつつきます。
流木の中に何か獲物となる虫が潜んでいるのですかね?
よく鳴くので、てっきり空腹の巣立ち雛が暇つぶししながら親鳥を呼んでいるのかと初めは思いました。
ところが、開いた嘴の中が黒いので成鳥と判明。
流木を嘴に咥えたまま、隣の岩へピョンと跳び移りました。
岩の隙間から別の小枝を拾い上げたものの、すぐに捨てました(@1:42)。
やがて流木で独り遊びするのに飽きてしまったのか、ハシボソガラスは餌を探して岩から岩へ跳んで歩き始めました。
立ち止まっては頻りに鳴いています。
群れの仲間を呼び寄せたいのでしょうか?

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ハシボソガラス(野鳥)@川岸:岩♪

2018/08/01

しゃっくりが止まらないハシボソガラス(野鳥)



2018年6月下旬

夕方に川原の岸でハシボソガラスCorvus corone)が単独で餌を探し歩いています。
何やらずっとえづいています。
私の背後を走る車道の騒音や風切り音がうるさいのですが、耳をよく澄ますと、この個体は小声でしゃっくりのような変な鳴き声を繰り返しています。
カラスもしゃっくりが止まらなくて苦しむことがあるのか、と親近感が湧きました。
それとも何か変な物を食べて吐き気がするとか、逆流性食道炎で胸焼けがするのですかね?

残念ながら環境のノイズが多過ぎて、声紋解析には使えそうにありません。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


2018/07/19

田起こし後の畦道で縄張り宣言の母衣打ち♪を繰り返すキジ♂(野鳥)



2018年5月中旬

広い田んぼのどこか遠くでキジ♂(Phasianus versicolor)がケンケーン♪と鳴く声が聞こえました。
望遠レンズで鳴き声の主を探すと、田起こしの済んだ田んぼの畦道に一羽のキジ♂aが立っている姿を見つけました。
(後に別個体bが登場するので、便宜的にaと呼ぶことにします。)

こういうときは動画を長撮りしながら辛抱強く待つと、数分間隔で鳴いてくれます。
2回続けて映像で記録することが出来ました。
ケンケーン♪という勇ましい絶叫は♂による縄張り宣言の鳴き声囀りさえずりで、鳴いた直後に力強く翼を羽ばたいてドドドド♪とドラミングします。
この一連の行動は母衣ほろ打ちと呼ばれます。
母衣打ちの合間にキジ♂αはキョロキョロと辺りを見回しました。
隣り合う縄張りの♂同士が交互に鳴き交わしているようです。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


つづく→キジ♂が畦道で羽繕いし、耕された田んぼを歩いて採食(野鳥)



2018/07/15

河川敷の草地を歩き回り採食するヒバリ♂(野鳥)♪



2018年5月上旬

私が河原の堤防を歩くと、ヒバリ♂(雲雀;Alauda arvensis japonica)が空高く飛びながらさえずる鳴き声が聞こえました。
しかし飛んでいる姿は見つけられず、河川敷の草地に舞い降りたところから撮影開始。
草地でじっと静止していると保護色で全く目立ちません。
近くに巣があるのではないかと期待したのですが、警戒心が強いようです。(※追記参照)
キョロキョロと辺りを見回しています。
ようやく歩き回りながら採食を始めてくれました。

水野仲彦『野鳥のくらし―卵から巣立ちまで』によれば、

ヒバリは草の種子も食べるが草原の中の昆虫も捕食する。(p25より引用)



ときどき甲高くピィピィ♪と鳴いています。
結構遠いのですが、鳴き声と嘴の動きが一致したので(リップシンクロ)、この個体の鳴き声で間違いありません。
これがヒバリの地鳴きなのかな?
バードリサーチ鳴き声図鑑」サイトで調べた「ヒバリの地鳴き」とは違うので、気になります。


オスは頭部の冠羽をよく立てるが、メスはオスほどは立てない[11]。(wikipediaより)
とのことですが、この個体は冠羽を立てませんでした。



※【追記】
小林朋道『先生、大型野獣がキャンパスに侵入しました!: 鳥取環境大学の森の人間動物行動学』によれば、
(ヒバリの)親鳥が帰ってきた。まずは巣から数メートル離れた場所に降り立った。これはヒバリの習性である。それから、巣のほうは見ないで、ジグザグに巣に近づいていった。これも、巣の場所を知らせないためのヒバリの習性である。 (p45より引用)
「ヒバリは環境への順応性が高く、多少のことでは巣を放棄したりしない」「ヒバリは人間からの干渉にかなり耐性のある動物」とも書いてあったので(p19、21)、早く私もヒバリの巣を見つけられるようになって営巣・育雛行動を観察してみたいものです。


ヒバリ♂(野鳥)@河川敷:草地



2018/07/13

川岸で採食するイソシギの鳴き声を声紋解析してみる(野鳥)



2018年5月上旬

夕方の川で他の野鳥を観察していると、ずっと高音の奇妙な鳴き声を発しながら川岸で活動する小さな鳥が気になりました。
てっきりカワセミがいるのかと思いきや、気になる鳥の正体はイソシギActitis hypoleucos)でした。
川岸の砂地を鳴きながら歩き回り、採食しています。
歩行中の尾羽の振り方に注目しました。
藤田祐樹『ハトはなぜ首を振って歩くのか(岩波科学ライブラリー)』によると、

・イソシギという鳥は、セキレイと同じように、頻繁に尾を振っている。もっとも、イソシギはよくよく見ると尾を尻ごと振っている。尻を上下させるから、その先にある尾も上下に動くようだ。他にもいくつかのシギの仲間が、尾または尻を振っている。
・先述のとおりイソシギは、尾を振るのではなく、尻を振っている。もっと正確に言うと、体幹を傾斜させて尾を上下させている。(p110より引用)


イソシギはときどき地面をついばみながら、ピュピュピュピィ、ピュピュピュピィ♪と高音で繰り返して鳴いています。
嘴の動きと鳴き声が一致しているので(リップシンクロ)、この個体の鳴き声で間違いありません。
イソシギの鳴き声を初めて聞くのですけど、これは私に対する警戒声なのでしょうか?
カワセミよりも鳴くテンポがずっと速いですね。



【追記】
『日本の野鳥:さえずり・地鳴き図鑑』でイソシギの鳴き声を調べると、
秋冬期にはチーとかツィーと鳴く。ヒナがいるとピーイ、ピーイと繰り返し鳴く。 (p138より引用)



イソシギの鳴き声を声紋解析してみる

オリジナルの動画ファイルから音声をWAVファイルに抽出します。
次にピピピピ、ピピピピ♪と繰り返し鳴いている部分を適当に切り出してからスペクトログラムを描いてみました。
川のせせらぎがノイズに入っているかと思ったら、意外にきれいな声紋が得られました。



最後は下流へ飛び立ちました。
私がもっと早く気づいていれば、じっくり撮れたのに…。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

▼関連記事
イソシギを見つけた!:羽繕いからの飛び立ち(野鳥)


イソシギ(野鳥)@川岸+採食
イソシギ(野鳥)@川岸+採食


2018/07/08

樹上のトビを激しく襲うカラス混群【HD動画&ハイスピード動画】(野鳥)



2018年4月下旬

川沿いでトビMilvus migrans)が飛来してアカマツの樹冠の横枝に止まりました。
背後は杉の木で守られていますが、怯えたように辺りをキョロキョロ見回しています。
その周囲を数羽のカラスが飛び回り、樹上のトビを繰り返し襲い始めました。
近くの河畔林にカラスの営巣木がありますから、天敵の猛禽類を縄張りから追い払おうと激しいモビング(擬攻撃)を加えているのでしょう。
防戦一方のトビはピーヒョロロ♪と甲高い悲鳴を上げています。(威嚇の鳴き声?)
空からカラスが高速で向かってくると、頭を下げてお辞儀のような迎撃体勢になります。
ぶつかりそうになる寸前でトビが翼を広げて威嚇しました。
このとき翼裏面の白斑が見えたので、襲われている猛禽類の正体がトビと判明しました。
カラスもトビに対して神風特攻隊のように嘴でぶつかって行く意図は無く、あくまでも脅しのための擬攻撃で、トビの頭上すれすれを飛び交います。

モビングするカラスの動きが速過ぎて、なかなか外見から種類を見分けられません。
騒ぎの間、カーカー♪澄んだ声で鳴いていたので、ハシボソガラスではなくハシブトガラスCorvus macrorhynchos)のようです。
仲間を呼び寄せる声なのか、トビに対する威嚇の鳴き声なのでしょう。
3羽のカラスが代わる代わるモビングしていました。
つがいとヘルパーなのか、あるいは隣の縄張りのカラスが加勢しに来たのかもしれません。

途中から240-fpsのハイスピード動画に切り替えてカラスのモビング行動を記録してみました。(@1:50〜3:21)
カラスはとにかく天敵の猛禽類を飛び立たせて縄張りから追い出したいようです。
トビの頭上をかすめるように飛んだり、トビが止まっている横枝のすぐ下を高速でくぐって飛ぶこともあり、なかなかスリリングです。
トビが翼を広げて威嚇した拍子に白い羽毛が1枚抜け落ちて飛び散りました。

スローモーションでじっくり見てもなかなかカラスの種類を同定できません。
しかし一羽が樹間の空を背景に飛んだ瞬間に横向きの頭部のシルエットが一瞬見え、ようやくハシボソガラスと分かりました。
ということは、ハシブトガラスだけでなくハシボソガラスも共同戦線を張って共通の天敵に対してモビングしているようです。

今思うと、直接トビに飛びかかっている個体と遠巻きで鳴き騒いでいるだけ(野次馬)の個体とを区別して見分けるべきでしたね。(動画撮影に集中していると、なかなかそこまで気が回りません)

後半はHD動画に戻しました。
カラスの中には空中戦に加勢せずにすぐ左のアカマツの枝に止まって鳴き騒ぎ、トビに圧力をかける個体も居ます。(松葉の茂みに隠れて映像ではよく見えません)

頭上スレスレのモビングをかわす際にトビが堪りかねたようにフワリと飛び上がり、右の枝先へ移動しました。(@3:35)
枝先は細いので、ますますトビの足場が不安定になります。(トビが動く度に枝が激しくしなります)
再びトビがフワリと飛び上がり、横枝の中間部へ戻りました。(@4:05)
ここなら足場が比較的安定しています。

一層激しくなったカラスの波状攻撃に耐え切れず、遂にトビがアカマツ樹上から飛び立ちました。(@4:28)
空中でもカラスが容赦なく襲いかかります。
急激な方向転換など飛翔時の敏捷性はトビよりもカラスが上手です。
トビはピーヒョロロ♪と甲高く鳴きながら羽ばたきと旋回(滑翔)を繰り返し、必死で逃げ惑います。
追い回すカラスがガーガー♪と濁った声で鳴いていたので、やはりカラスの連合軍にはハシボソガラスが混じっているようです。
最後に右手(川の上流)へ飛び去るつがいのシルエットもハシボソガラスでした。
一方、アカマツの樹上には2羽のハシブトガラスが残っていました。
このつがいは左手(下流へ)へと澄んだ声で鳴きながら飛び去りました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

7日前に対岸から撮影したモビングも丁度この辺りで行われたことに気づきました。
トビとカラスは人知れず連日のように神経戦を繰り返しているのでしょう。

▼前回の記事
河畔林でトビを追い回すカラスのつがい(野鳥)



【追記】
中村眞樹子『なんでそうなの 札幌のカラス』という本を読むと、2種類のカラスの関係性について興味深い記述がありました。

ボソとブトの両種は鳴き声が違うだけでなく、お互いの言葉が通じていないという説もあります。ただ、悲鳴の声(Distress Call)などは種を超えて理解しあっているようにも思います。 (p48より引用) 
大人のボソとブトが仲良くすることはない。 p66より引用)


トビ(野鳥)@アカマツ樹上

トビ(野鳥)@アカマツ樹上vsカラスsp@モビング
トビ(野鳥)@アカマツ樹上vsカラスsp@モビング

ハシブトガラス2(野鳥)@アカマツ樹上+モビング後

2018/07/07

クルミの樹上でさえずる♪ヒヨドリ(野鳥)



2018年4月下旬

河畔林で葉が芽吹き始めたオニグルミの枝に一羽のヒヨドリHypsipetes amaurotis)が止まって頻りに鳴いていました。
初めは後ろ姿だったヒヨドリが、途中からこちらを向いてくれたおかげで、鳴き声と嘴の動きが一致していることを確認できました(リップシンクロ)。
聞き慣れない独特の節回しは囀りさえずりですかね?
(私は聞きなしをするセンスが無いので、この鳴き方を文字で上手く書き起こせません。)
縄張り宣言で♀を呼んでいるのでしょうか。
後半(@1:26〜)はいつものようにヒーヨ、ヒーヨ♪と甲高い警戒声を発しました。
結構長い時間に渡って、囀り、地鳴き、警戒声など多彩な鳴き声を披露してくれました。
前半の鳴き方が囀りだとすれば、この個体は♂なのかな?(外見では見分けられません。)


声紋解析してみたいのですが、川の流れる音や風切り音などピンクノイズがありそうです。



【追記】
高木清和『フィールドのための野鳥図鑑:野山の鳥』を参照すると、ヒヨドリの囀りさえずりは以下のように聞きなしされています(推定)。
ピイーヨ、ヒッピィ、ピョピョピョ、ピョーピィ、ピィピィピィピィヒィーョヒョ(よく通る声で、連続して)(p60より引用)

今回の映像で記録された鳴き方がこの聞きなしに当てはまるとは思えず、どうもしっくりきません。
生息地域の違いによる方言や個体差があるのでしょうか?
一方、地鳴きの聞きなしは次のように記述されていました。
ヒイーヨ/ヒイーョ、ヒョヒョ/ピィヨ、ピィヨ、ピョピョ/ピィーピロロロ(高い声でゆっくりと)/ピィーョ、ピィピィョ(かすれた声で)  


2018/07/01

河畔林でトビを追い回すカラスのつがい(野鳥)



2018年4月中旬

河畔林でトビMilvus migrans)が2羽のカラスと激しい空中戦を繰り広げていました。
翼の下面に白斑を確認したので、この猛禽類はトビで間違いありません。
トビは必死で逃げ回りながらピーヒョロロ♪と悲鳴を上げている声が対岸までかすかに聞こえました。

つがいのカラスが凄い剣幕で天敵を追い回しているので(モビング、擬攻撃)、おそらく近くにカラスの巣があるのでしょう。
ハシブトガラスなのかハシボソガラスなのか、遠くてカラスの種類は見分けられませんでした。

川の対岸から望遠レンズで撮影しました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

▼関連記事(1週間後にも激しくやり合っていました)
樹上のトビを激しく襲うカラス混群【HD動画&ハイスピード動画】(野鳥)


トビ(野鳥)vsカラスsp2(野鳥)@河畔林上空+モビング
トビ(野鳥)vsカラスsp2(野鳥)@河畔林上空+モビング

2018/06/25

雪が残る田んぼで採食するムクドリの群れ(冬の野鳥)



2018年3月下旬

雪解けが始まった郊外の田んぼでムクドリSturnus cineraceus)の群れが散開して採食していました。
ときどき鳴き声♪が聞こえます。
餌はそこそこ豊富なようで、互いに近くで採食しても喧嘩にはなりません。

夕方の西日に照らされてなかなかフォトジェニックに撮れました。
最後は何かに驚いてムクドリの群れは一斉に飛んで逃げました。

実際は早春なのですが、残雪がらみの行動なので「冬の野鳥」とのラベルをタイトルに付けておきます。


ムクドリ(野鳥)群れ@残雪刈田+採食
ムクドリ(野鳥)群れ@残雪刈田+採食

2018/06/14

屋根に積もった雪を食べるハシボソガラス(冬の野鳥)



2018年1月中旬・午後16:00頃

川沿いの民家の屋根に登る梯子から水平に伸びた鉄骨に2羽のハシボソガラスCorvus corone)が止まっていました。
互いに至近距離で向き合ってお辞儀をしながら大声で鳴き交わしました。
繁殖期が始まるのは未だ早いと思うのですが、つがいのお見合い行動なのかな?
(求愛の一種?)
周囲に対する縄張り宣言なのかもしれません。

挨拶が済むと足元の鉄骨で嘴を拭い、相次いで屋根の方へ別々に歩き出しました。
一羽が屋根に残った雪で嘴を拭い、ザラメ雪を少し食べました。

▼関連記事
屋根の雪を食べるハシボソガラス【冬の野鳥】
雪を食べるハシボソガラス【冬の野鳥】

傾斜のついた屋根を登り反対側へ歩いて行ってしまうと、死角で見えなくなります。
(雪国の屋根は、積もった雪がなるべく自然に落ちるように急傾斜になっていることが多いのです。)
もう一羽は梯子の近くに居残り。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2018/06/10

滑翔中に鳴く♪トビ(野鳥)



2016年7月上旬・午前9:06〜9:12

郊外の住宅地の上空を一羽のトビMilvus migrans)が帆翔していました。
逆光のためトビのシルエットしか写らず、翼の下面の模様は見えませんでした。
「鳶がくるりと輪を描きながらピーヒョロロ♪と鳴いている」シーンがなかなか撮れません。
私が望遠レンズを向けると警戒してしまうのか、鳴き止んでしまうのです。

滑翔の合間にときどき羽ばたいて高度を上げています。
近くでカラスの鳴き声がしますけど、未だモビング(擬攻撃)しには来ません。

後半にようやくピーヒョロロ♪と鳴いてくれました。
遠くの空からかすかに聞こえてきますが、残念ながら私が立っているすぐ横を流れる側溝の水音でかき消されてしまいそうです。


トビ(野鳥)@滑翔

2018/06/06

イラガ(蛾)の繭を割る名手アカゲラ♂(冬の野鳥)♪



2018年2月上旬・午前11:58〜12:08


▼前回の記事
ソメイヨシノの幹をつつくアカゲラ♂♪【HD動画&ハイスピード動画】(冬の野鳥)


小雪がちらつく正午頃、庭木のソメイヨシノに来ていたアカゲラ♂(Dendrocopos major)がキョッ、キョッ♪と鳴きながら細い枝を下から上へ登り始めました。

冬芽の付いた小枝の途中にイラガMonema flavescens)の繭を見つけ、嘴で早速つつき始めました。
シュウ酸カルシウムの硬くて厚い殻で守られたイラガ繭をつつく合間にもキョッ、キョッ♪と鳴き続けています。
桜の小枝にしがみつき逆さまにぶら下がっているアクロバチックな体勢ではなかなか力が入りません。
数年前の冬にも、割れずに諦めたりひどく苦労して割っていたアカゲラを観察しています。

▼関連記事
イラガの繭を割って食べるアカゲラ【冬の野鳥】
アカゲラ♀がイラガ(蛾)の繭を砕いて採食【冬の野鳥】

秋にイラガ幼虫が細い枝先に繭を作るのも、越冬中に啄木鳥に捕食されないための対策ではないかと私は考えています。

「細い枝先でイラガ繭はなかなか割れないぞ」と思いつつ見ていると、このアカゲラ♂個体は驚くべき技巧者でした。
小枝からイラガ繭を丸ごと器用に取り外すと、咥えて下に飛び降りました。
幹に移動して、安定した足場のある所で硬い繭をじっくり砕き、中で越冬していた前蛹を食べたようです。(幹の陰で死角)

食べ終わると、味を占めたアカゲラ♂は再びピョンピョンと跳ねるように木登りして枝先で次の餌を探します。
すぐに新しいイラガ繭をつつき始めました。
逆さまになって小枝にぶら下がる体勢になると、アカゲラ♂の下腹全体が真っ赤でとてもよく目立ちます。
今回も、繭と小枝の接着面を何度かつついてから咥えてねじる動きを繰り返しています。
小枝から剥がした繭を咥えて飛び降りました。
先程と同様に、幹に移動して硬い繭を割り始めました。
残念ながら死角でよく見えませんが、何度か繭を咥え直して、幹に置く場所や繭の向きを変えている様子。
いつの間にか、嘴に咥えていた繭が無くなっていました。
叩き割った繭の中身(前蛹)を食べ終えて、殻は捨てたのでしょう。
もしかして採取したイラガ繭を幹の隙間にでも埋め込んで貯食していたらとても面白いのですが、その現場を見た訳ではないので、今のところ私の妄想です。

再び鳴きながら木登りを始めました。
小枝の先に作られた3個目のイラガ繭を目ざとく見つけると、早速つつき始めます。
今度は斜めにぶら下がる体勢で、逆さまにぶら下がるよりも作業が楽そうです。
案の定、今回はすぐに繭が割れて穴が開きました。
その場で緑色の前蛹をぺろっとたいらげました。

幹に戻り探索を再開。
水平に伸びた小枝の先に2個並んで作られたイラガ繭の一つをつつき始めました。
逆さまにぶら下がる体勢になっても、もう手慣れたものです。
繭に開けた小さな穴から緑色の前蛹をひきずり出すと、少しずつ捕食しました。
食べ終えると更に枝先へ移動し、すぐ隣にあるもう一つのイラガ繭をつつき始めました。
逆さまにぶら下がる体勢でバランスを保つのも苦労しています。
自分が枝先でくるくる向きを変えて繭をつつくアングルを確保すると、手際よくイラガ繭を小枝から剥がしました。
採取した繭を咥えて飛び降りました。
近くの木の幹に移動して安定した足場でイラガ繭を壊して中身を食べるようです。

それにしても、桜の庭木にこれほど多くのイラガ繭が作られていたとは私も気づきませんでした。
アカゲラは冬の間に害虫駆除してくれる優秀な作業員ですね。

冬になるとアカゲラによるイラガ繭の捕食行動を何年も観察してきましたが、今回の♂個体の採食法は最も洗練されていました。
アカゲラが硬いイラガ繭を2段階で捕食するやり方は初めて見ました。
細い小枝に作られたイラガ繭にその場で穴を開けるのが難しければ、繭を丸ごと慎重に剥がし取ります。
足場の安定した幹に運んで行くと繭を足で固定し、嘴で割って中身を食べるのです。
これを何度も繰り返していました。
繭の採取と破壊の工程を分けてしまうのです。
発想は単純ですが、すごい発明です。
まるでコロンブスの卵(目から鱗)でした。
この♂個体が長年の経験を積んで学習し、自分で編み出したのでしょう。
もし啄木鳥の全個体がこの採食法を身につけてしまうと、越冬中のイラガ繭は全滅の危機に瀕しそうです。
そうなるといずれまたイラガ個体群の中で新たな対抗策を編み出す個体が登場して、巧妙で鉄壁な防御が進化するでしょう。
手始めに、小枝への接着面を更に強化するはずです。
食う食われるの軍拡競争はもはや、最強の矛と最強の盾による単純な強度任せの対決には留まらなくなっているのです。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


つづく→細い枝先からイラガ(蛾)繭を剥がして持ち去るアカゲラ♂(冬の野鳥)


アカゲラ♂(冬の野鳥)@ソメイヨシノ樹上+イラガ(蛾)繭破壊捕食
アカゲラ♂(冬の野鳥)@ソメイヨシノ樹上+イラガ(蛾)繭破壊捕食
アカゲラ♂(冬の野鳥)@ソメイヨシノ樹上+イラガ(蛾)繭破壊捕食
アカゲラ♂(冬の野鳥)@ソメイヨシノ樹上+イラガ(蛾)繭破壊捕食

2018/06/03

ソメイヨシノの幹をつつくアカゲラ♂♪【HD動画&ハイスピード動画】(冬の野鳥)



2018年2月上旬・午後12:00頃

小雪がちらつく正午頃、民家の庭から啄木鳥の鳴き声がするので探すと、庭木ソメイヨシノの幹をアカゲラ♂(Dendrocopos major)が登り降りしていました。

キョッキョッ♪と鳴きながら、桜の幹を嘴でコツコツ、コンコン♪と激しくつついています。
後半は、木をつつく行動を240-fpsのハイスピード動画に切り替えて撮ってみました。(@0:34〜)
無音になるのは、カメラの仕様です。

スローモーションで見ると、樹皮の破片が砕け落ちる様子や舞い散る雪が絵になりますね。
つついた直後に材の破片を嘴で千切り取って捨てています。
アカゲラ♂は幹の同じ場所に狙いを定め、繰り返しつついて穿孔しようとしています。
力任せにつつくだけではなく、嘴を穴に差し込んで首をねじりドリルのように繊細に動かしたり、つつく角度を変えたりすることもありました。
つつく合間に、細い針金のような舌が嘴に引っ込むのが見えました。
しかし材の中に潜んでいるカミキリムシなどの幼虫に逃げられたようで、獲物を捕食することなくアカゲラ♂はつつく場所を変えました。



※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


アカゲラ♂(野鳥)@ソメイヨシノ幹+樹皮つつき

2018/06/01

鳴きながら♪木の中の虫を探すアカゲラ♂(冬の野鳥)



2018年2月上旬・午前9:13〜9:17

近くからキョッキョッ♪という啄木鳥の鳴き声が聞こえるので探すと、民家の庭木でアカゲラ♂(Dendrocopos major)が木登りしていました。
雪は降っていないものの、辺りは白い朝霧に包まれています。

アカゲラ♂はキョッキョッ♪とひたすら鳴き続けながら庭木を登り降りしています。
幹のあちこちで樹皮を嘴で軽くつつき、中に虫が潜んでいないかどうか探しています。
虫を探索しながら幹を上に上に登り切ると、少し飛んで隣の木の根際に舞い降り、再び木登りしながら探索を続けます。
今回アカゲラ♂が訪れた落葉樹は、白梅、ソメイヨシノ、メタセコイアなど。

本格的に幹を嘴で叩く穿孔行動は今回やりませんでした。
木の中に虫の気配が無いのかな?

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


アカゲラ♂@落葉樹+獲物探索
アカゲラ♂@落葉樹+獲物探索
アカゲラ♂@落葉樹+獲物探索

2018/05/22

駐車場のハクセキレイ♂(冬の野鳥)



2018年1月上旬

消雪パイプから散水している駐車場で、1羽のハクセキレイ♂(Motacilla alba lugens)を発見。
駐車場の水溜りを歩き回っていました。
水溜りで水浴するか水を飲むか…と期待したのですが、すぐにチチッ♪と鳴きながら飛んで逃げてしまいました。
結構近くで撮り始めたので、鳥に警戒されてしまったのでしょう。


消雪パイプとは?
南国住まいの人には馴染みがないと思いますが、雪国に特有の消雪設備です。
豪雪地帯では除雪作業が大変なので、スプリンクラーのように常時水をチョロチョロと出し続けて、降り積もる雪を溶かす旧式な仕組みです。
街中の道路などで消雪パイプ用に地下水を汲み上げている場合は、地盤沈下の原因になると問題になったりします。
地下水は冬でも水温が比較的高く保たれているので、融雪には好都合なのです。



2018/05/17

コガタスズメバチ♀が巣の内壁を削る音♪



枯木に営巣したコガタスズメバチの定点観察#14



前回の記事→#13

2016年8月中旬・午後12:37

8日ぶりの昼下がりに巣の様子を見に行くと、コガタスズメバチVespa analis insularis)の外役ワーカー♀が巣口で渋滞していました。
中の門衛と口づけを交わしています。(栄養交換)

依然として外皮の増築作業が盛んに続いています。
この日に特筆すべきは、耳を澄ますとどこからか外皮をガリガリ、ゴシゴシ♪と齧る音が響いていました。
とてもかすかな音なので、音量を最大にして聞いて下さい。(ヘッドフォン推奨)
マイクを巣の外被に密着させるように取り付ければ、もっと明瞭に録音できるはずです。
おそらく内役ワーカー♀が巣の内部から外被を大顎で齧っているのでしょう。
スズメバチ関連の本で読んだ知識ですが、外被を外側から何層にも付け足していくと同時に、内部からも削って巣盤を拡張するスペースを確保するのです。
内部から齧り取った巣材は唾液と混ぜ合わせ、巣盤を作るためのパルプとして再利用されるのだそうです。
素晴らしく合理的な建築法ですね。
スズメバチの巣にファイバースコープを挿し込んだりして、内役の様子をいつか観察・撮影してみたいものです。

つづく→#15



【追記】
巣内の様子を直接観察した訳ではないので、この物音は成虫ではなく幼虫が発した可能性も考えられます。
松浦誠『社会性ハチの不思議な社会』によれば、
スズメバチの巣を、生けどりにしたり飼育していると、カリカリカリ…という、かなり大きな連続音が、一定の間隔をおいて聞こえてくる。これは、終齢幼虫が育房の壁をいっせいに大腮でかむことによって生じる音で、巣の中に運びこまれるえさが少なくなったときや、また、空腹の幼虫によっても、ひんぱんに発せられる。働きバチは、この音を発する幼虫にひきつけられ、肉団子を口もとへ給餌するので、つまりは、幼虫が空腹を知らせる合図となっている。 
 (中略)壁こすりによるえさねだりの行動は、スズメバチ亜科に属する4属のすべてで知られている。とくに、大型種のスズメバチ属の各種で顕著にみられる、成虫と幼虫間のコミュニケーションである。(p222-223より引用)


2018/05/16

川の魚道で採食するセグロセキレイ♂♀(野鳥)



2017年11月中旬・16:17〜16:25(日の入り時刻は午後16:28)

川に堰を作っても魚が遡上できるようにと、コンクリート堰の端っこ(川岸近く)に傾斜の緩やかな魚道が造られていました。
その魚道で日没間際にセグロセキレイ♀♂(Motacilla grandis)が走り回って採食していました。
岩の隙間などで水生昆虫を探して捕食しているのでしょう。
歩くだけでなく、ときどき飛んで岩から岩へ移動します。

冒頭で背中の黒い♂を撮っていたら、途中から背中が灰色の♀も合流しました。
つがいなのでしょうか。

ときどき鳴いていますが♪、川の流れる激しい水音にかき消されてしまいそうです。
チチュン、チチュン♪と♂が岩の上で鳴いたのは♀に呼びかけたのかな?
嘴の動きと鳴き声が一致したので、この個体の鳴き声で間違いありません。(リップシンクロ)


私の見ているフィールドではハクセキレイが優占種でセグロセキレイは滅多に見れないので、とても嬉しい出会いでした。


※ 激しい川の流れを背景に撮った映像に対していつものように手ブレ補正のデジタル処理を施すと、副作用でかえっておかしな映像になってしまいました。

変にグニャグニャと動いて酔いそうになります。
こんなことなら手ブレ補正しない方がましでしたね。(反省)
時間があれば、動画を作り直して差し替えるかもしれません。

セグロセキレイ♀左♂右(野鳥)@川:魚道+採食
セグロセキレイ♂(野鳥)@川:魚道+採食
セグロセキレイ♀(野鳥)@川:魚道+採食


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