身近な生き物の行動を動画で記録して紹介するYouTube虫撮り日記です。
Wijngaard, Wopke. "Control of hovering flight during oviposition by two species of Bombyliidae." Netherlands Entomological Society (2012): 9.(無料公開のPDFファイル)
成熟した果実が色づくのは、動物に見つけて食べてもらうことで、種子を遠くへ運んでもらうためだが、虫こぶが呈する赤や黄色の鮮やかな色は警告色の意味があると言われる。(中略)タンニンの渋みと虫こぶの目立つ色を組み合わせることで、タマバチは鳥などが虫こぶを食べないように仕向けているのかもしれない。ところが実際には、鳥が虫こぶをつついて、中の幼虫を食べる光景はしばしば目撃されている。(中略)虫こぶの色がどのような意味を持つのかについては、さらなる研究が必要である。 (p66〜67より引用)
(ナラメリンゴフシは)日の当たるところは赤くなり、よく目立つ。
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体内寄生されて弱ったキイロスズメバチ♂
成虫になったハリガネムシは宿主の脳にある種のタンパク質を注入し、宿主を操作して水に飛び込ませ、宿主の尻から出る。(wikipediaより)
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ハリガネムシ(線虫とは分類学的には少し異なる類線形動物門に属する寄生虫)も宿主の行動を操作して水辺に向かうことが知られており…(後略)。
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「志村〜、後ろ、後ろ〜!!」