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2015/10/25

クヌギの幹で共生するトゲアリ♀とアブラムシ



2015年8月中旬

平地の雑木林でクヌギの幹にトゲアリPolyrhachis lamellidens)のワーカー♀が群がっていました。
この木のどこかにトゲアリの巣があるのでしょうか?
よく見ると、樹皮の裂け目の奥にアブラムシ(種名不詳)が数匹ずつのコロニーを形成していて、トゲアリはそのアブラムシと相利共生関係になり護衛しているようです。
マクロレンズがあればトゲアリがアブラムシの甘露を舐めるシーンなどを接写したかったのですが、この日うっかり家に忘れてきたことを悔やみました。

「アブラムシ・ミニ図鑑」サイトではクヌギをホストとするアブラムシは10種類もヒットします。


2015/10/22

カメムシの幼虫を捕食するニホンカナヘビ



2015年8月中旬

峠道の道端の落ち葉でニホンカナヘビTakydromus tachydromoides)を発見。
見事な保護色になっています。
冒頭は何か別な虫を食べているような気がしたのですけど、撮り損ねました。
歩き回る虫に数回トライしてようやく捕食に成功しました。
獲物はカメムシ(種名不詳)の幼虫のようです。
カメムシが放つ悪臭は天敵のカナヘビに対して身を守る効き目がないようです。
カナヘビは咥えたままの獲物を地面に擦りつけています。
手前の雑草や枯れ葉が邪魔でよく見えず、もどかしい思いをしながらゆっくりしゃがみ、ようやくカナヘビの顔を捉えたときには食べ終えていました。
食後のカナヘビは舌舐めずり。
体にアリが登ってきても気にしませんでした。
突然、身を翻して逃げて行きました。





2015/08/25

夜道でニイニイゼミ♀を拾う



2015年7月中旬

深夜(00:30頃)に山際の交差点の灯火下で見慣れないセミを見つけました。
個人的にニイニイゼミPlatypleura kaempferi )は初見です♪

ライトで照らしても路上でじっとしています。
セミを指で触れると羽ばたいて逃げるも、飛翔力は弱々しい。

このまま路上に放置したのでは車に轢かれてしまいそうです。
一時的に捕獲しても鳴かず、腹弁が無いことから♀と判明。
真っ黒な後翅が印象的でした。


2015/08/23

クサフジで交尾および吸汁するヒメマルカメムシ



2015年7月上旬

農道に咲いたクサフジの群落で、小さくて丸いカメムシが茎に止まって交尾していました。
左側に居る大型の個体が♀だと思いますが、茎から吸汁してるようです。(色気よりも食い気。)
やがてペアを解消して別れました。
茎に口吻を突き刺しています。

見慣れないカメムシでしたが、交尾しているということは、小型でも幼虫ではなく成虫です。
図鑑で調べてみると、ヒメマルカメムシCoptosoma biguttulum)ですかね?
山間部のハギ(マメ科)に集まるらしい。(旺文社『野外観察図鑑1昆虫』p132より)
萩は未だ咲いていませんが、クサフジも一応マメ科になります。
マメ科牧草に加害する飼料作物害虫という扱いらしい。
近縁種タデマルカメムシとの違いはこちらのサイトで解説があります。


2015/07/17

桑の葉裏にヒメツノカメムシ幼虫集団



2015年6月中旬

道端に植えられたクワの灌木から黒く熟した実を摘んで食べようとしたら、葉裏に集合したカメムシの幼虫を見つけました。
齢数がまちまちの幼虫集団でした。
脱皮直後の幼虫は複眼が真っ赤。
集団のままで葉裏の葉脈から吸汁しているのですかね?
それにしては、葉が萎れている様子はありません。
葉をめくって撮影を始めるとカメムシたちはもぞもぞと動き始めました。
それでも、日光を浴びたぐらいでは分散しませんでした。
指で葉表を叩いてみても、意外にも逃げ出しません。
コロニーの端に居た個体に直接触れたら、ようやく逃げ始めました。
「蜘蛛の子を散らすように」逃げ惑うと予想したのですけど、意外にものんびりしていました。
カメムシに触れた指の匂いを嗅いでも、特に悪臭はしませんでした。

さて気になる幼虫の和名ですが、エサキモンキツノカメムシSastragala esakii)とヒメツノカメムシElasmucha putoni)辺りで悩みました。
素人目にはとにかく集団内の色彩変異(齢数の違いによる
バリエーション)に気を取られてしまい、何が種の特徴なのか分かりません。
異種のカメムシが混群を形成する可能性は?※

実はこの日、出歩いた中であちこちの桑の葉裏で同様のカメムシ集団を見かけました。
写真を撮るのが億劫でスルーしていたのが残念。


ブックマークしていた「カメムシBBS」になぜかアクセスできなくなっていたので、いつもお世話になっている「不明幼虫の問い合わせのための画像掲示板」に問い合わせてみました。
すると早速akaitoriさんより、ヒメツノカメムシ幼虫に似てるとご教示頂きました。
ご紹介いただいたリンク先の飼育記録(およびフィールド観察)が秀逸で参考になりました。
桑の赤い実を好んで吸汁するそうです。
私も採集して飼育しようか迷ったのですが、他の飼育ネタで手一杯でした。

※【追記】
「カメムシ&混群」で検索してみると、唯一ヒットしたのが石垣島での興味深い採集記録でした。
ナナホシキンカメムシとハラアカキンカメムシが混群を形成する例が書いてました。(それほど単純な話ではありません)



2015/07/02

クリオオアブラムシの甘露を舐めるモンスズメバチ♀



2015年6月上旬

平地に植えられたクリの木で夕方、複数のモンスズメバチ♀(Vespa crabro flavofasciata)が飛び回っていました。
時期的に単独営巣期の創設女王と思われます。
未だ開花していないのに獲物が多い狩場なのか?と不思議に思い見ていると謎が解けました。
獲物の探索飛翔にしては、のんびりしています。
クリオオアブラムシLachnus tropicalis)と思しき黒いアブラムシがクリの小枝にびっしりと密集していて、モンスズメバチ♀はその直下の葉に止まっています。
アブラムシが排泄した甘露を舐めに来たのでしょう。
最後は入れ替わりでコガタスズメバチ♀(Vespa analis insuralis)が登場しました。
喧嘩にはならず、先客のモンスズメバチ♀は逃げました。

多数のハエも枝に止まっているので、やはり甘い汁が目当てなのでしょう。
枝を歩くナミテントウは、アブラムシを捕食しに来たようです。
ちょっとした食物連鎖の生態系が垣間見れました。



2015/07/01

クリオオアブラムシの甘露を舐めに来たコガタスズメバチ♀



2015年6月上旬

平地に植えられたクリの木で夕方コガタスズメバチ♀(Vespa analis insuralis)が飛び回っていました。
時期的に単独営巣期の創設女王と思われますが、複数個体が集まっていました。
未だ開花していないのに獲物が多い狩場なのか?と思い見ていると謎が解けました。
クリの小枝に黒いアブラムシがびっしりと密集していて、コガタスズメバチ♀はその直下の葉に止まっています。
アブラムシが排泄した甘露を舐めに来たのでしょう。
同じく甘露目当てに飛来したキアシナガバチ♀は、コガタスズメバチの姿を認めると慌てて逃げて行きました。
スズメバチはアブラムシのコロニーに踏み込んでアリのように直接甘露をねだることはありませんでした。
アリがボディーガードしてるのかな?
アブラムシのコロニーに注目すると、透明な甘露の排泄シーンが撮れたような気がしました。(気のせいかも?)




アブラムシについては勉強不足で疎いのですけど、クリオオアブラムシLachnus tropicalis)ですかね?



2015/03/08

ツノアオカメムシの幼虫がホウチャクソウの花で盗蜜?



2014年5月下旬

里山の草地に咲いたホウチャクソウの白い花筒にツノアオカメムシPentatoma japonica)の幼虫が静止していました。
花弁の根元にできた隙間に口吻を差し込んで花蜜を吸っているように見えてドキッとしました。
もしそうなら盗蜜行動になります。

▼関連記事
ホウチャクソウの花で盗蜜するマドガ(蛾)
残念ながらマクロレンズを装着する前にツノアオカメムシ幼虫は花を登って葉に移動してしまいました。
カメムシの幼虫は羽がないので飛べません。
訪花中は背側のアングルから撮っただけなので口吻の状態がしっかり見えず、本当に吸蜜していたかどうか疑問です。
思わせぶりな位置に止まっていただけかもしれません。
そもそも、カメムシが花蜜を吸いますかね?



2015/01/23

蛾の幼虫を捕食するクチブトカメムシ



2014年9月下旬

つづら折りの山道の下草(木苺の一種)に乗った茶色のカメムシが蛾の幼虫を捕食しています。
側角が鋭く、クチブトカメムシPicromerus lewisi)だと思うのですが、どうでしょう?※
口吻を突き刺して吸汁している獲物は毛虫ではなく芋虫タイプでした。
日差しが強く、どうしても白飛び気味になってしまいます。

※ Web東奥のあおもり昆虫記サイトによると、

似た種にオオクチブトカメムシがあるが(中略)クチブトカメムシはオオクチブトと違って、森林地帯で見られる。クチブトカメムシは肉食・捕食性で、ハムシなどの幼虫や小さな昆虫を捕らえて食べる。



撮影後に採集しました。
飼育して狩りの瞬間を動画に撮りたかったのですが、忙しくて手が回らず(生き餌を調達できず)、結局逃してやりました。
以下は標本(生体)写真。


2014/12/10

アオクチブトカメムシの交尾



2014年8月下旬

林道脇に生えたススキの葉に乗って交尾中のアオクチブトカメムシDinorhynchus dybowskyi)を発見。
側角の形が鋭く尖っていることから、ツノアオカメムシではなくアオクチブトカメムシのようです。
大柄な個体が♀なのでしょうか?
小柄な個体は前脚を伏せています。
残念ながら、交尾器の結合部は翅に隠れて見えません。
互いに逆を向いてじっと静止しています。

※ 動画編集時に自動色調補正を施してあります。



2014/11/01

イエユウレイグモ♀(蜘蛛)の食事



2014年6月下旬

室内の天井隅に張られた不規則網でイエユウレイグモ♀(Pholcus phalangioides)が何かを捕食していました。
同時期に定点観察していたイエユウレイグモとは別個体♀で(部屋も違います)、左の歩脚が一本欠損しているようです。
緑色の獲物はおそらくヨコバイの仲間かな?
獲物は糸で軽くラッピングされているのですが、動画でははっきり見えません。
背景の天井や壁が真っ白なので、クモの糸も網も非常に見え難いのです。
ストロボを焚いて写真に撮ればラッピングの状態がはっきり見えます。
じっとしているクモは獲物の胸背を噛んでいます。

次回は不規則網にかかった獲物を狩る瞬間やラッピング行動を観察してみたいものです。



2014/10/24

セミの死骸を取り合うクロスズメバチの仲間♀とムネアカオオアリ♀



2014年8月上旬

里山の林道に転がったセミの死骸をクロスズメバチの仲間(Vespula sp.)のワーカー♀が調べていました。
胸部だけ輪切りになった死骸で、翅は残っています。
死骸の腹部および頭部は食い荒らされていて、もう無くなっています。
私にはもはやセミの種類も分かりません。
(後で死骸をひっくり返して背面を見ると、緑色の部分があったのでヒグラシかな?)
クロスズメバチが肉団子を作るかと期待したものの、肉はもう残っていないのかもしれません。
地面の枯れ枝が死骸に刺さったようになっていて、蜂や蟻には動かせないようです。

餌を探して徘徊中のムネアカオオアリ♀(Camponotus obscuripes)もやって来ました。
蜂は牽制のため飛び上がり、ホバリング(停空飛翔)で睨みつけます。
それでもムネアカオオアリは逃げないので、蜂は獲物を諦めて飛び去ってしまいました。
大顎で噛み付いたり毒針で刺したりする本格的な喧嘩には至りませんでした。
クロスズメバチの仲間を同定するには顔を接写するか採集しないといけないのですけど、残念ながら逃げられました。



2014/09/14

トウモロコシ畑の害虫アブラムシを捕食するスズメ(野鳥)



2014年7月中旬

住宅地のトウモロコシ畑でスズメPasser montanus)が採食していました。
よく見ると、どうやら花や茎にびっしり群がる黒いアブラムシ(種名不詳※)を啄んでいるようです。
スズメは数羽の群れで居たのですが、撮れたのは一羽のみ。

※ 
映像に登場するアブラムシを真面目に同定した訳ではありませんが、その名もずばりトウモロコシアブラムシRhopalosiphum maidis)という種類がいるようです。

スズメは秋に稲穂を食い荒らす害鳥として稲作農家に嫌われますが、雛に給餌する繁殖期には虫も大量に捕食するので害鳥/益鳥のレッテルを単純に貼れません。

『スズメ百態面白帳』p17によると、
食物の年間の全体総量では植物質が88%を占めているが、動物質も12%含まれている。(中略)動物質の主のものは昆虫で、5、6月には食物量の40%前後を占めている。

毛沢東は大躍進政策の一環としてスズメの徹底駆除を命じました。

生態系から捕食者を除去するとどうなるか、という壮大な生態学の実験をしてくれたことになります。
人海戦術による消滅麻雀運動の結果、害虫の大量発生を招き人民は凶作と飢饉に苦しみました。
(参考:四害駆除運動@wikipedia


『スズメ百態面白帳』p26-27によると、同様の逸話は欧州にもあるようです。
プロシアのフレデリック大王はサクランボが好きで、庭園に植えられた桜の果実をスズメが啄むので、大規模な駆除を命じたそうです。(2年間で計76万5千羽!)
ところがサクランボが豊作になるどころか毛虫が大発生して桜の木は丸裸になり無残な結果になったとのこと。


▼関連記事
トウモロコシ畑で実を採食するスズメ(野鳥)


2014/07/15

アブラムシの甘露を舐めるムネアカオオアリ♀



2014年6月上旬

細い山道を塞ぐように倒れたミズナラの灌木に黒いアブラムシ(種名不詳)が群がっていました。
コロニーには有翅の大型個体も混在しています。
ムネアカオオアリCamponotus obscuripes)のワーカー♀数匹がアブラムシをガードするように付き添っていました。
教科書に載っているような蜜月の共生関係ですね。
触角で頻りにアブラムシを叩いて刺激するも、すぐには報酬をくれません。
それでも時々は腹端から分泌した甘露を舐めていました。(@0:18, 1:03, 1:10, 1:24)
かなり無理な体勢で接写しているので、ピントを合わせるのに苦労しています。

このアブラムシの名前をご存じの方は教えて下さい。



2014/06/24

鳥の糞を吸汁するセアカツノカメムシ♀



2014年5月下旬

雑木林の下草にセアカツノカメムシ♀(Acanthosoma denticaudum)が乗っていました。
よく見ると口吻を伸ばして葉に付いた鳥の糞を舐めています。
ミネラル摂取のためと思われますが、カメムシでは初めて見る行動でした。
蝶の場合は獣糞に集まる個体は大体♂と相場が決まっています。
今回のように、昆虫の♀が食糞するのも珍しいのではないでしょうか?
マクロレンズで接写すると、口吻を小刻みに動かして鳥糞を削っているようにも見えます。
カメムシも吸い戻しをするのかな?
捕獲して裏返すと腹端に鋏状突起が無いので、♀と判明。

ところで、最近観察したセアカツノカメムシの交尾でも、交尾している隣のオオバクロモジ葉に鳥の糞が付着していました。
果たしてこれは偶然でしょうか?
想像を逞しくすると、鳥糞を吸汁していた♀の元に♂がやって来て交尾を始めたのかもしれません。




2014/06/05

オオバクロモジの葉で交尾するセアカツノカメムシ♀♂



2014年5月中旬

里山の林道脇に生えたオオバクロモジの葉で交尾中のセアカツノカメムシAcanthosoma denticaudum)を発見。
この状態で性別を見分けられないのですが(上が♂かな?)、交尾しながら後脚を擦り合わせています。



撮影後にペアを捕獲しました。
しばらく飼ってみると♂の方が早死しました。
腹面の交尾器に顕著な性差があります。
♂の腹端には♀を掴むための赤い鋏状突起があります。
(標本は褪色しています。)

▼関連記事▼
セアカツノカメムシの交尾【マクロ動画】


セアカツノカメムシ♀@オオバクロモジ葉
セアカツノカメムシ♀:腹面@方眼紙
セアカツノカメムシ♀:腹面交尾器@方眼紙
セアカツノカメムシ♂標本@方眼紙
セアカツノカメムシ♂標本:腹面@方眼紙
セアカツノカメムシ♂標本:腹面@方眼紙

2014/05/13

ムラサキツメクサを訪花するトモンハナバチ♀とブチヒゲカメムシ



2013年8月上旬

川べりのムラサキツメクサの群落でトモンハナバチ♀(Anthidium septemspinosum)が訪花していました。
腹部下面のスコパに花粉を付けています。
同じ花で先客のブチヒゲカメムシDolycoris baccarum)が吸汁していても蜂は気にせず、忙しなく吸蜜・集粉を済ませると飛び去りました。



2014/04/09

ケヤキの葉裏から飛ぶアブラゼミ



2013年8月中旬

民家の庭でアブラゼミGraptopsaltria nigrofuscata)がケヤキの葉裏から飛び立ちました。
セミが木の幹ではなく葉裏に止まっているのはちょっと珍しい?と思って撮影。
今思うと、羽化直後だったかもしれませんね。
近くに幼虫の抜け殻があったかどうか、気をつけて見ていませんでした。
辺りの蝉しぐれがうるさくて、この個体が鳴いていたかどうか、つまり性別は不明です。



2014/04/07

電線に止まって鳴く♪アブラゼミ♂



2013年8月上旬

住宅地の電柱にしがみ付いていたアブラゼミGraptopsaltria nigrofuscata)が少し飛んで横の電線に止まり直しました。
セミの♀成虫が光ファイバー・ケーブルに産卵して駄目にする事件を思い出して動画に撮ってみたのですが、この個体は鳴いたので♂と判明。
鳴き終えたアブラゼミ♂は電線から飛び去りました。



2014/04/05

ベニバナボロギクの花とオオトビサシガメ



2013年9月下旬

平地の用水路脇に咲いたベニバナボロギクの花でオオトビサシガメIsyndus obscurus)を見つけました。
動きに乏しい(動画のネタにしにくい)虫ですが、花に居るのは珍しいかな?と思い撮りました。
獲物を待ち伏せしているのでしょう。




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