2013/01/02
首の折れたシマヘビの蛇行
2012年9月下旬
おそろしく時差のある季節感の無いブログですけど、年が明けたので巳年の干支に因んだネタを一つ。
しかし残念ながら健康体の蛇ではなく、おめでたい動画とは言えません。
どこか動きのおかしなシマヘビ(Elaphe quadrivirgata)を道端で見つけました。
とぐろを巻いたり蛇行したりのたうち回っている蛇の首が右に妙な角度で曲がったままです。
草むらに逃げ込もうとしても上手く蛇行で前進できないようです。
車に轢かれて骨折しているのでしょうか?
天敵の鳥獣に襲われて負傷したのかな?
それとも生まれつき背骨や頚椎が奇形の個体?
骨格標本にするかX線写真に撮らなければ分かりませんね…。
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2012/07/03
蛇行して逃げるヤマカガシ
2012年5月下旬
林道から外れて沼地へショートカットする途中の林床に蛇がいました。
毒蛇のヤマカガシ(Rhabdophis tigrinus)です。
やがて舌をチロチロ出し入れし始めました。
ゆっくりと蛇行してスギの落ち葉や倒木の奥に姿を消えました。
これから沼地のカエルを狩りに行くのでしょう。
沼地の方からカエルの合唱が聞こえます。
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2012/06/27
アオダイショウの木登り
2012年5月下旬
岸から伸びた潅木に掴まりながら渓流を遡上していたら、手を伸ばした枝に蛇が居て目が合いました。
予想外のニアミスにどっきりしましたが、水音のせいで蛇も私の接近に気づかなかったのかもしれません。
目測で体長約2mの立派なアオダイショウ(Elaphe climacophora)でした。
アオダイショウは落ち着くと舌の出し入れを始めました。
なんとなく、これから脱皮するのかと思いました。
しかし横顔をクローズアップしても、目は特に白く濁っていません(脱皮の兆候なし)。
やがて蛇は向きを変え、枝を伝ってこちらに向かって来ました。
枝伝いにゆっくり上へ移動していきます。
ヘビの木登りを目の当たりにするのは初めてでした。
下半身で体を支えたまま、持ち上げた上半身で行き先の経路を探索しています。
蛇腹だけを使った登り方は実にしなやかで美しく、惚れ惚れします。
樹上でも必ず枝の上面を伝って蛇行で移動するようです。
(枝の下面にぶら下がることはない。)
下から見上げると、アオダイショウの下面は白色でした。
野鳥の卵や雛を狙って、樹上に鳥の巣を探し回っているのかもしれません。
しばらく登ると疲れたのか、枝に顎を乗せて静止。
wikipediaの記述によると、
(アオダイショウが)樹上に上るときには枝や幹に巻きついて登っていくのではなく、腹盤の両端には強い側稜(キール)があり、これを幹や枝に引っかけることでそのまま垂直に登ることができ、樹上を移動する。壁をよじ登ることもできる。
次は、蛇が川面を泳ぐ様子を動画に撮りたいなー。
【追記】
内山りゅう『ヘビのひみつ (ふしぎいっぱい写真絵本)』によると、
アオダイショウみたいに、木登りをするヘビもいる。木登りができるのは、お腹にある鱗が角張っていて、引っかかるから。背中の表面には、つるつるした鱗がある。(p9-11より引用)
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2012/06/01
ニホンカナヘビ幼体は尻尾を自切するか?(失敗篇)
2012年5月上旬
草叢で見つけたニホンカナヘビ(Takydromus tachydromoides)幼体を何気なく素手で掴み取りしてみたらまさかの生け捕り成功!
コンクリートの上で解放すると逃げずに平然と日光浴しています。
カナヘビと言えば俊敏に走り回る印象なのに、随分おっとりした個体です。
体温が低い状態で鈍かったのかな?
(映像はここから)
接写すると喉がヒクヒク動いています。
身を守るための「トカゲの尻尾切り」は有名ですが、カナヘビはどうでしょうか?
不意打ちで尻尾を指で押さえても、ジタバタもがくだけで自切しませんでした。
離してやるとカナヘビ幼体はしばらく呆然としていましたが、やがて逃げて行きました。
そもそも初めに捕獲した際も尻尾切りを行いませんでした。
帰宅後に調べてみると、やはりカナヘビは自切するはずと判明。
wikipediaによると、
(ニホンカナヘビは)捕まりそうになると尾を自切することがあり、切れた尾が動いている間に逃げる。尾は再生するが再生した尾には骨がなく、時に二又になったものが見つかることもある。自分でもすっかり忘れていましたけど、2008年に自切後の個体を観察しています。
関連記事→「尾の切れたニホンカナヘビ」
機会があればもう一度実験してみます。
力の加減が分からないためおっかなびっくりでしたが、もっと手荒に扱わないと自切しないのかな?
【追記】
後日リベンジした成功篇はこちら。
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2012/05/30
蛇行して逃げるシマヘビ
2012年5月上旬
なかなか立派なシマヘビ(Elaphe quadrivirgata)が用水路を渡る橋のたもと(歩道上)で静止(日向ぼっこ?)していました。
撮りながら近づくと、急にUターンして土手の方へ逃げ始めました。
顔をアップにすると、チロチロと舌を出し入れして辺りの様子を伺っているのが分かります。
進む方向を決めあぐねている様子ですが、草むらから土手へ蛇行移動しています。
最後は土手の穴(ネズミ/モグラの穴?)にするすると潜り込みました。(映像なし)
シマヘビは白目部分が赤い。 |
全身像 |
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2011/12/18
ニホンカナヘビの日光浴
2011年10月中旬
林道上で日光浴中のニホンカナヘビ(Takydromus tachydromoides)を発見。
胸部がリズミカルに動くのは心臓の鼓動なのかな。
口元をよく見るとチロチロと舌なめずりしています。
あまり動きが無いのに痺れを切らし、撮りながら一歩踏み出したら一目散に逃げて行きました。
2011/04/01
2011/03/31
側溝から脱出するアオダイショウ
2006年8月上旬
暑い昼下がりに山道で遭遇した蛇。
近寄ったら距離を保つように道端の干上がったU字溝へ逃げ込みました。
両頬?がパフパフ脈打っています。
やがて鎌首をもたげ、溝から一気に脱出して山の方へ去りました。
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2011/03/18
土手を登り隠れるシマヘビ
2008年5月上旬
峠道で道端の斜面(法面)にシマヘビ(Elaphe quadrivirgata)が潜んでいました。
日向ぼっこしていたのでしょうか。
【追記】
どういう訳かアオダイショウと誤同定していたので訂正します。
2011/03/17
ニホンカナヘビの日光浴
2008年4月下旬
林道横の倒木上で気持ち良さそうに日光浴していました。
虫を捕食するかと期待しつつしばらく見守りました。
実は今までカナヘビをちゃんと写真に撮れたことがありませんでした。
恥ずかしながらニホントカゲとの区別があやふやでしたが、これはニホンカナヘビ(Takydromus tachydromoides)だと教えて頂きました。
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2011/03/11
2011/03/06
水たまりで涼むシマヘビ
2008年8月上旬
猛暑の午後、林道の轍に出来た水たまりに浸ってシマヘビ(Elaphe quadrivirgata)が涼んでいました。
近寄ると素早く草叢に消えました。
図鑑に書いてある通り、確かに生きた状態でもシマヘビの目は赤く血走っていました。
2011/03/05
ニホンマムシとの遭遇@道端
2008年7月中旬
道端でとぐろを巻いているニホンマムシ(Gloydius blomhoffii)を発見。
また蛇の轢死体かと思いつつ念のためカメラを回しながら近付くと動き出し、蛇行して草叢へ逃げました。
特徴的な銭形斑紋は保護色になっています。
2011/03/04
アオダイショウの死肉を食すオオヒラタシデムシ幼虫
2008年7月中旬
路上で車に轢かれたアオダイショウ(Elaphe climacophora)の死骸を発見。
ニクバエの仲間(種名不詳)が一匹とオオヒラタシデムシ(Necrophila japonica)の幼虫が数匹集まっていました。
2011/03/03
草むらで休むニホンカナヘビ
2008年7月上旬
草叢のアカソの葉の上でニホンカナヘビ(Takydromus tachydromoides)が休んでました。
いつもすぐに逃げられてシャッターチャンスを逃すので、まずは遠目から望遠で狙ってみます。
いざ撮り始めたら余りに動きが乏しい。
最後はわざとガサガサ驚かせたら逃げ出しました。
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