2023年4月上旬・午前7:55頃・雪
民家の庭でソメイヨシノの花がほぼ満開に咲きました。
せっかく花見のシーズンが到来したのに、寒の戻りで雪が激しく降り始めました。
これはこれで風情があるので、桜の花が萎れる前に「花冷え」を動画で記録することにしました。
冠雪はシャーベット状で、濡れた花弁から雪解け水が滴り落ちます。
じきに雪は止み、昼前には快晴になりました。
地温が高いため、地上にうっすらと積もった雪もすぐに溶けました。
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・(採取した馬糞を培養して1週間後には:しぐま註)たいていケカビ類(Mucor、接合菌)もいっしょに生えていて、糞塊が綿でくるまれたように見えることが多い。(p74より引用)・ 接合菌のケカビ類はセルロースを分解する能力がなく、糖類のような可溶性炭水化物を必要とする。その胞子は発芽しやすく、菌糸の生長は早い。このような性質によって、糞に糖類やヘミセルロースなど消費されやすい可溶性物質が存在する初期のあいだは、ケカビ類の増殖期となる。(p78より)・糞には、蛋白質が半ばこわれたペプトン様の物質が含まれていて、それがケカビ相を産んでいるのではないかと(筆者は:しぐま註)想像する。(p82より)・(京都で見つけたホンドタヌキの糞場で:しぐま註)比較的新鮮なふんにはケカビの1種とスイライカビの1種が生えていた。(p95より)・タヌキの溜め糞場に生えるキノコ(アンモニア菌類など)についても詳しく書かれています。(p94〜98)
アケビやミツバアケビの種子は硬く稜 があり、けものの鋭い歯を避けて胃に潜り込む。さらに種子には白いゼリー状の付属物(エライオソーム)があり、糞に出た後、さらにアリに運ばれて分散する。 (p146より引用)
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傘は透明感が高く、滑らか。粘性はない。スギ以外の針葉樹の落枝からも発生する。 地面に落ちたスギの枝から生える白いきのこで、きのこの少ないスギ林では貴重な存在。小さいが材の分解力が強く、森の掃除屋といったところ。傘は陽の光が透けそうなほど透明感があり、表に細かい毛が密生している。柄は橙黄褐色でやはり微毛が生えている。 発生時期: 晩秋〜初冬 傘径: 1〜5cm 傘の裏: ひだは白色、上生〜難生、やや密〜やや疎。胞子紋は白色。 柄の高さ: 3〜7cm 可食奥が深いキノコの世界も、ひとつひとつ地道に名前を覚えるしかありません。
(スッポンタケの)傘の表面に悪臭のする粘液質のものが一面に現れ、悪臭がするようになる。これはグレバで形成された胞子を含むもので、その悪臭は、ハエなどを誘引し、胞子を運ばせるためである。キノコ本体は一日でとろけるように消滅する。(中略)傘はグレバの色で暗緑色に見える。 (wikipedia:スッポンタケより引用)私はキノコについて全くの勉強不足なので、聞きかじりからの思いつきです。