2018/09/30
ツタの花で採餌するセイヨウミツバチ♀
2018年7月中旬
ツタ(蔦)の群落でセイヨウミツバチ(Apis mellifera)のワーカー♀が訪花していました。
後脚の花粉籠に白い花粉団子を大量に運んでいます。
日暮れ時だったせいか、残念ながら一瞬しか撮れませんでした。
コンクリートの塀全体を蔦が覆い尽くしているのですが、通りに面した日陰の群落にはもう虫はあまり来ていなくて、日当たりの良い反対側の面に蜂がよく集まっているようでした。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
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訪花
2018/09/29
蔦の葉で化粧するコアシナガバチ♀
2018年7月中旬
コンクリートの塀を覆い尽くしたツタ(蔦)の茂みの中にコアシナガバチ(Polistes snelleni)のワーカー♀を発見。
ツタの葉に乗って念入りに身繕いしていました。
飛び立つ気配がないので撮影終了。
訪花・吸蜜シーンが撮れず残念でした。
もしかしてツタの茂みの中に巣があるのかと思い、辺りを探してみたのですが、見つかりませんでした。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
コアシナガバチ♀@ツタ葉+身繕い |
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化粧
2018/09/27
柳の葉を舐めるヒメスズメバチ♀
2018年7月中旬
湿地帯に生えた柳(種名不詳)の灌木でヒメスズメバチ♂(Vespa ducalis)のワーカー♀が飛び回っていました。
獲物を探索する探餌飛翔かと思いきや、ときどき葉の表面を舐めていました。
すぐに飛び去ってしまったので、後半は1/10倍速のスローモーションでリプレイ。
この湿地帯で私がこれまで柳の葉を舐める行動を観察した昆虫を列挙すると、クロマルハナバチ、コガタスズメバチ、モンスズメバチ、セグロアシナガバチ、スズバチ、ハグロケバエです。
アブラムシの排泄した甘露が葉に付着しているか、それとも柳には花外蜜腺があるのか、どちらかだと思うのですが、どうやったら真相を突き止められるのか分からないでいます。
近くにアブラムシのコロニーが見つからないのです。
甘い樹液が葉に滴り落ちた可能性も考えてみましたが、それなら独特の発酵臭がするはずですし、スズメバチは幹から樹液が滲むスポットを直接目指すはずです。
とりあえず、この柳の種類をご存知の方は教えて下さい。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
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食事,
飛翔
2018/09/26
ツタの花蜜を吸うキイロスズメバチ♀
2018年7月中旬
コンクリートの塀を覆い尽くしたツタ(蔦)の群落でキイロスズメバチ(Vespa simillima xanthoptera)のワーカー♀が何匹も訪花していました。
蔦の花は花弁も無く葉に隠れて地味に咲いているので、予備知識がなければ咲いていることに全く気づかないでしょう。
ツタの花で吸蜜する蜂は是非とも撮りたかったテーマなので、このところ開花を待ちわびて近所のツタ群落を見て回っていたのです。
ツタはヤブガラシやノブドウなどと同様に(これらは全てブドウ科)、夏の間スズメバチ類がよく集まる人気の花です。
その理由は、花の作りが単純で舌が短い種類の蜂でも花蜜を容易に舐められるからです。
たまにキイロスズメバチ同士が空中で出会うと小競り合いになるのですけど、そのシーンは上手く撮れませんでした。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
キイロスズメバチ♀@ツタ訪花吸蜜 |
キイロスズメバチ♀@ツタ訪花吸蜜 |
キイロスズメバチ♀@ツタ訪花吸蜜 |
ツタ花 |
ツタ花 |
ツタ花 |
ツタ花・全景 |
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訪花
2018/09/21
飛べ!ニホンカブラハバチ
2018年5月上旬
川沿いの土手の草むらでニホンカブラハバチ(Athalia japonica)がマメ科の葉(種名不詳)から飛び立ちました。
土手に咲き乱れるカキドオシの花で吸蜜するのかどうか気になりますが、見失ってしまいました。
ハバチについては全くの勉強不足です。
成虫で越冬するのだろうか?
【追記】
森林学の解説書、西口親雄『森はナゾがいっぱい』を読んでいたら、私の疑問が解決しました。
・ハバチの仲間は、みんな、土中(落葉層)で、幼虫態で、越冬する。(中略)これは、蛾類の越冬の仕方と、おおいに異なる。
・ハバチでは、21種のうち、土中幼虫越冬が18種、樹上幼虫越冬が2種、樹上卵越冬が1種で、土中幼虫越冬が圧倒的(86%)に多かった。 (@p206より引用)
ニホンカブラハバチ@葉上 |
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ハチ・アリ(膜翅目),
飛翔
2018/09/18
モナルダを訪花するクロマルハナバチ♀の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】
2018年7月上旬・夕方
民家の花壇に咲いたモナルダ(別名ヤグルマハッカ、ベルガモット)にクロマルハナバチ(Bombus ignitus)のワーカー♀が訪花していました。
胸背が禿げた個体で、後脚の花粉籠は空荷です。
吸蜜後に花から花へ飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:47〜)
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
クロマルハナバチ♀@モナルダ訪花吸蜜 |
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スローモーション,
ハチ・アリ(膜翅目),
飛翔,
訪花
2018/09/15
イタドリの花蜜を吸うエントツドロバチ♀
2018年7月上旬
川沿いの道端に背高く育ったイタドリにエントツドロバチ♀(別名オオカバフスジドロバチ;Orancistrocerus drewseni)が訪花していました。
胸部が泥まみれに見えたので、泥巣から羽化したての個体なのかと思いました。
しかし落ち着いて拡大すると、イタドリ以外のオレンジ色の花粉が付着しているようです。
この組み合わせは初見でした。
▼関連記事(6年前の撮影)
イタドリの花蜜を吸うオオフタオビドロバチ♂【HD動画&ハイスピード動画】
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
エントツドロバチ♀@イタドリ訪花吸蜜 |
エントツドロバチ♀@イタドリ訪花吸蜜・全景 |
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ハチ・アリ(膜翅目),
訪花
2018/09/12
コンクリートブロックを物色して営巣地を決めたスズバチ♀
2018年7月上旬・午後17:39
マンションの敷地の隅にある駐輪場やゴミ集積場の付近をスズバチ♀(Oreumenes decoratus)が高く低く飛び回っていました。
通りすがりの私を警戒しているのかな?
小屋の軒下に並べてあったコンクリートブロックに興味を示しています。
低空でしばらくホバリング(停空飛翔)してから、コンクリートブロックの真ん中の穴に侵入しました。
このとき巣材の泥団子は運んでいません。
蜂は穴の中に43秒間滞在してから外に飛び出してきました。
続いて、穴の位置を正確に記憶するための定位飛行を披露しました。
穴の方に顔を向けてホバリングしながら水平方向に扇状に弧を描いて飛び、その弧を少しずつ大きくしていきます。
どうやらこの穴に巣作りを始めるようです。
泥巣の営巣基としてコンクリートは相性が抜群でしょう。
(セメント細工に関しては人類よりもスズバチの方が先輩です。)
スズバチ♀が飛び去ってから私もコンクリートブロックの穴の奥を覗いてみると、泥巣は未だ作られていませんでした。
コンクリートブロックを採寸してみると、縦×横×高さ=39×19×10cm。
各ブロックに3つある深さ19cmの穴の断面は角が面取りされていて、長径×短径=8×4.5cmの楕円状でした。
その後もスズバチ♀は近所を空高く飛んだり戻ってきたりと激しく飛び回っていたのですが、動画に撮ろうとしても小さな蜂にピントが合いませんでした。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
スズバチ♀の造巣を一から観察したいとかねがね思っていたので、これは千載一遇のチャンスです。
定点観察してみましょう。
つづく→三巣並行営巣に失敗したスズバチ♀
スズバチ♀@営巣地物色+定位飛行 |
スズバチ営巣地@ゴミ集積場軒下:コンクリートブロック穴 |
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造巣,
飛翔
2018/09/11
オオアワダチソウの花蜜を吸うナミツチスガリ
2018年7月上旬
山麓の畑の隅に咲いたオオアワダチソウの群落でナミツチスガリ(Cerceris hortivaga)が訪花していました。
黄色い花序を歩き回りながら吸蜜しています。
顔の正面を向いてくれず、性別が見分けられませんでした。
♀だとしたら、獲物の小型ハナバチ類を狩る瞬間を観察できなかったのは残念。
ナミツチスガリ♀?@オオアワダチソウ訪花吸蜜 |
ナミツチスガリ♀?@オオアワダチソウ訪花吸蜜 |
ナミツチスガリ♀?@オオアワダチソウ訪花吸蜜 |
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ハチ・アリ(膜翅目),
訪花
2018/09/09
ギシギシの花で採餌するセイヨウミツバチ♀
2018年7月上旬
田園地帯の道端に咲いたギシギシでセイヨウミツバチ(Apis mellifera)のワーカー♀が訪花していました。
後脚の花粉籠に薄黄色の花粉団子を付けています。
花上で蜂が動くと白い微細な花粉が風に舞います。
すぐ隣に咲いているヤブカンゾウの橙色の花には見向きもしませんでした。
ミツバチの蜜源植物として珍しい(初めて見る)ので、興味深く思いました。
植物の名前をスイバと迷いましたが、スイバは雌花が赤く葉は茎を抱くので、ギシギシと区別できます。
セイヨウミツバチ♀@ギシギシ訪花+吸蜜・集粉 |
セイヨウミツバチ♀@ギシギシ訪花+吸蜜・集粉 |
セイヨウミツバチ♀@ギシギシ訪花+吸蜜・集粉 |
セイヨウミツバチ♀@ギシギシ訪花+吸蜜・集粉 |
ギシギシ花・全景 |
ギシギシ花 |
ギシギシ花 |
ギシギシ葉・全景 |
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ハチ・アリ(膜翅目),
訪花
2018/09/07
オオアワダチソウの花で吸蜜するフタモンアシナガバチ♀
2018年7月上旬
山麓の畑の隅に咲いたオオアワダチソウの群落でフタモンアシナガバチ(Polistes chinensis antennalis)のワーカー♀が訪花していました。
なぜか花の黄色がやや薄い(白っぽい)株で吸蜜していました。
ニホンミツバチ♀やハエ、ハナアブなどとニアミスしても互いに無関心でした。
▼関連記事
オオアワダチソウの花蜜を吸うコアシナガバチ♀
フタモンアシナガバチ♀@オオアワダチソウ訪花吸蜜 |
フタモンアシナガバチ♀@オオアワダチソウ訪花吸蜜 |
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訪花
2018/09/04
オオアワダチソウの花で採餌するニホンミツバチ♀
2018年7月上旬
山麓の畑の隅に咲いたオオアワダチソウの群落でニホンミツバチ(Apis cerana japonica)のワーカー♀が訪花していました。
吸蜜に専念しているようで、後脚の花粉籠は空荷でした。
フタモンアシナガバチ(Polistes chinensis antennalis)のワーカー♀とニアミスしても互いに無関心でした。
ニホンミツバチ♀@オオアワダチソウ訪花吸蜜 |
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ハチ・アリ(膜翅目),
訪花
2018/09/03
オオバギボウシの花で化粧するフタモンアシナガバチ♀
2018年7月上旬
小雨がぱらつく午後、民家の花壇に咲いたオオバギボウシの群落でフタモンアシナガバチ(Polistes chinensis antennalis)のワーカー♀が訪花していました。
正当訪花せずに薄紫色の花筒の外側にとどまっているので、穿孔盗蜜するのかと期待して撮り始めたのです。
▼関連記事
・オオバギボウシの花で盗蜜するクマバチ♀
・フタモンアシナガバチ♀がユリズイセンの花で盗蜜!?
ところが、フタモンアシナガバチ♀は身繕いしただけで飛び去ってしまいました。
私がもう少し早く蜂に気づいていれば、吸蜜シーンあるいは盗蜜の証拠映像が撮れていたかな?
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
フタモンアシナガバチ♀@オオバギボウシ訪花+身繕い |
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ハチ・アリ(膜翅目),
化粧,
飛翔,
訪花
2018/08/31
ソヨゴの雄花で吸蜜するオオフタオビドロバチにキイロスズメバチ♀が奇襲
2018年6月中旬
街路樹として植栽されたソヨゴの雄株でオオフタオビドロバチ(Anterhynchium flavomarginatum)が訪花していました。
忙しなく飛び回り、雄花から吸蜜しています。
日陰の逆光で蜂が見えにくかったり、周囲に吹き荒れるビル風でソヨゴの枝が常に揺れていたりと、撮影にはかなりの悪条件でした。
そこへ探餌飛翔していたキイロスズメバチ(Vespa simillima xanthoptera)のワーカー♀が急に襲いかかり、驚いたオオフタオビドロバチはソヨゴの雄花から転げ落ちるように飛び去りました。
1/5倍速のスローモーションでリプレイすると、キイロスズメバチ♀に飛びつかれた瞬間にオオフタオビドロバチは腹端を曲げて毒針で反撃する姿勢になっていました。
毒針の有無までは映像で確認できませんでした。
ということは、♀なのかな?(オオフタオビドロバチの性別の見分け方を知らないのです。)
雄蜂♂が自衛のために、毒針を持っていないのに持っているふりをして♀みたく刺す真似をした可能性も考えられます。(行動擬態)
▼関連記事
オオフタオビドロバチ♂尾端に生えた謎の刺状突起キイロスズメバチも手強い相手だと一瞬で察したようで、深追いせずに飛び去りました。
▼関連記事
ソヨゴの雄花に集まるミツバチ?を狩るキイロスズメバチ♀
オオフタオビドロバチ@ソヨゴ雄株+訪花吸蜜 |
オオフタオビドロバチ@ソヨゴ雄株+訪花吸蜜 |
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ハチ・アリ(膜翅目),
捕食,
訪花
2018/08/30
アスパラガスの葉に掴まって休むキオビツチバチ♂
2018年7月上旬・午後17:27〜17:31
夕方のアスパラガス畑でキオビツチバチ♂(Scolia oculata)らしき蜂を見つけました。
風で揺れる極細の葉にしがみついて休んでいます。
全身が黒色の蜂で、腰に黄紋が見えます。
触角が長いので♂です。
こんな光景を見たことが無いので不思議に思い、たまたまかもしれませんが、どうしても理由をあれこれ考えてしまいます。
- 畑の地中から羽化してきたばかりの個体なのかな?
- 夜はこのままここを
塒 として寝るのでしょうか? - 体内寄生者が寄主の行動を操作した結果、ここに居るのかもしれない、と勝手に妄想しました。
あるいはキオビツチバチはあくまでも中間宿主であって、終宿主の鳥に食べられるためにこんな目立つ場所でじっとしているのかもしれません。
キオビツチバチ♂@アスパラガス葉 |
キオビツチバチ♂@アスパラガス葉 |
キオビツチバチ♂@アスパラガス葉 |
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ハチ・アリ(膜翅目)
2018/08/28
ソヨゴの雄花で採餌するコマルハナバチ♀
2018年6月中旬
街路樹ソヨゴの雄株でコマルハナバチ♂(Bombus ardens)のワーカー♀が訪花していました。
吸蜜する蜂をよく見ると、後脚の花粉籠は空荷でした。
よく似たクロマルハナバチ♀の小型個体かもしれない…?と迷うのですが、同じ日にコマルハナバチの雄蜂♂も見ているので、おそらく同じコロニーのコマルハナバチ♀なのでしょう。
▼関連記事
ソヨゴの雄花で吸蜜するコマルハナバチ雄蜂♂
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ハチ・アリ(膜翅目),
訪花
2018/08/27
ハコネウツギの蕾をこじ開けて吸蜜・集粉するクロマルハナバチ♀
2018年6月中旬
▼前回の記事
ハコネウツギの花で穿孔盗蜜と正当訪花を自在に切り替えるクロマルハナバチ♀
ハコネウツギ(別名ベニウツギ)の生垣で、後脚の花粉籠に白い大きな花粉団子を付けたクロマルハナバチ(Bombus ignitus)のワーカー♀が正当訪花を繰り返しています。
開花前の白い蕾を見つけると、閉じた入口をこじ開けて(食い破って)中に侵入しました。
蕾の花弁に穿孔したものの、雄しべに触れたので穿孔盗蜜ではなく正当訪花の一種と呼べるはずです。
吸蜜を済ませて外に出てくると体中が大量の白い花粉で汚れていました。
開花直前の蕾内の雄しべには花粉が手付かずのまま豊富に残っているため、それを知っているハナバチ類は集粉のために好んで訪れるのかもしれません。
クロマルハナバチ♀はそのまま花にしがみついて身繕いを始めました。
飛び立つとホバリング(停空飛翔)しながら身繕いを続け、後脚の花粉籠に花粉を移しています。
シーン1の最後では動画撮影をうっかり中断してしまいましたが、ハコネウツギの蕾に押し入ったものの正当訪花では舌を伸ばしても蜜腺に届かなかったようです。
外に出て来た蜂は同じ蕾に対して今度は花筒の外側から穿孔盗蜜を始めました。(@0:15〜0:18)
クロマルハナバチ♀@ハコネウツギ蕾+穿孔(侵入)開始 |
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ハチ・アリ(膜翅目),
化粧,
盗蜜,
訪花
2018/08/24
ソヨゴの雄花に集まるミツバチ?を狩るキイロスズメバチ♀
2018年6月中旬
街路樹として植栽されたソヨゴの雄株でキイロスズメバチ(Vespa simillima xanthoptera)のワーカー♀が訪花していました。
白くて小さな雄花の手前を素早く飛び回るばかりで、一向に落ち着いて吸蜜しようとしません。
(確実に吸蜜シーンだと言える映像は結局、撮れませんでした。)
おそらくミツバチなど他の訪花昆虫を狩ろうとして探餌飛行しているのでしょう。
▼関連記事
・ソヨゴの雄花で吸蜜するニホンミツバチ♀
・ソヨゴの雄花で吸蜜するコマルハナバチ雄蜂♂
2匹のキイロスズメバチ♀が出会い頭に軽い小競り合いになり、空中戦となることもありました。(@0:24)
その直後に、近くを飛来したニホンミツバチ♀?をキイロスズメバチ♀が空中で捕らえようとして失敗していました(@0:27)。
(狙われた獲物の方が空中で敏捷に回避。)
ようやく狩りに成功したらしく、獲物をその場で噛んで殺し、肉団子に加工しました。
残念ながらカメラのピントが合う前にキイロスズメバチ♀は巣へ飛び去ってしまいました。
なんとなく、獲物はニホンミツバチ♀のような気がしますが、ピンぼけなので定かではありません。
肉団子を巣に持ち帰る前後を1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみます。
▼関連記事周囲のビル風が絶え間なく吹いて枝が揺れ続け、虫撮りには悪条件でした。
ソヨゴの雄花で吸蜜するオオフタオビドロバチにキイロスズメバチ♀が奇襲
ソヨゴの語源は風に戦 いで葉が特徴的な音を立てる様が由来らしいので、その様子もお楽しみ下さい。
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ハチ・アリ(膜翅目),
捕食,
訪花
2018/08/23
ハコネウツギの花で盗蜜するクマバチ♀
2018年6月中旬
ハコネウツギ(別名ベニウツギ)の生垣でキムネクマバチ♀(Xylocopa appendiculata circumvolans)が訪花していました。
忙しない吸蜜シーンをよく見ると全く正当訪花せずに、毎回常に穿孔盗蜜しています。
漏斗状の花筒の根元を外側から噛んで小さな穴を開け、そこから舌を差し込んで蜜腺を舐めるのです。
クマバチはハナバチ類の中でも舌が短い上に体格が太いので、正当訪花しても花筒の奥まで潜り込めず、舌を伸ばしても蜜腺に届かないのでしょう。
数日前に同じハコネウツギの花で穿孔盗蜜と正当訪花を自在に切り替えていたクロマルハナバチ♀とは対照的です。
盗蜜を繰り返すクマバチ♀は花筒内の雄しべに体が触れませんから、花粉を集めず、後脚の花粉籠は空荷なのは当然です。
訪れた花に古い盗蜜跡がある場合もそれを利用(二次盗蜜)せずに、新たに穿孔盗蜜しました。(例えば@0:18)
未開花の白い蕾からも盗蜜していました。(@0:31)
ハコネウツギの赤い花が萎れかけで蜜も残っていないと判断すると、クマバチ♀はちょっと調べただけで次の花に移動することもありました。(@1:55)
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
絶え間なく風が吹く午後で枝揺れが激しいので、あえて手ブレ補正処理しませんでした。
クマバチ♀@ハコネウツギ訪花+穿孔盗蜜 |
クマバチ♀@ハコネウツギ訪花+穿孔盗蜜 |
クマバチ♀@ハコネウツギ訪花+穿孔盗蜜 |
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ハチ・アリ(膜翅目),
盗蜜,
訪花
2018/08/22
ラムズイヤーの花蜜を吸うセイヨウミツバチ♀
2018年6月下旬
民家の庭の花壇に咲いたラムズイヤー(別名ワタチョロギ)の群落でセイヨウミツバチ(Apis mellifera)のワーカー♀が訪花していました。
複数個体を撮影。
どれを撮ろうか目移りしてしまいます。
どの個体も後脚の花粉籠は空荷なので、吸蜜に専念しているようです。
このエキゾチックな園芸植物は中東原産らしく、シソ科というのは驚き(意外)です。
次に見つけたら、茎の断面が四角形かどうか(シソ科の特徴)、茎を触って確かめてみましょう。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
セイヨウミツバチ♀@ラムズイヤー訪花吸蜜 |
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ハチ・アリ(膜翅目),
訪花
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