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2016/11/18

浅い池の泥で虫を捕食するセグロセキレイ若鳥(野鳥)



2016年8月上旬・午前7:52〜7:58

溜池でセグロセキレイMotacilla grandis)の若鳥と思われる個体が採餌していました。
池の中央も水深が浅く、今にも干上がりそうです。
セグロセキレイは水辺の泥を歩き回り、何か虫を捕食しています。
後半は近くで頻りに鳴いているアオサギの声が聞こえてきます。

灰色の斑模様なので、セグロセキレイ/ハクセキレイで迷いました。
若鳥なのか、♀なのかな?
白変種というほど白くありません。



2016/11/17

アオサギ(野鳥)の飛翔、着水と漁失敗【HD動画&ハイスピード動画】



2016年8月上旬・午前8:00頃

溜池に流れ込む用水路に一羽のアオサギArdea cinerea)が飛来しました。
着水寸前にグヮッ♪と一声鳴きました。(他個体の鳴き声かもしれません)

すぐにカメラに気づいて飛び立つだろうと予想し、240-fpsのハイスピード動画に切り替えました。

アオサギは浅い用水路を渡渉しながら獲物に狙いを定めると、嘴を一閃しました。
しかし獲物に逃げられたようで、捕食に失敗しました。
水中に嘴を突き刺した瞬間につんのめり、バランスを取るために不格好に翼を広げています。
漁の技量が未熟なので、なんとなく若鳥のような気がしました。
成鳥ならこんなヘマはしないのでは?

つづけて飛び立ちのシーンもハイスピード動画にばっちり撮れました!
用水路の上流に少し飛んだだけで、すぐに着水しました。
低速の低空飛翔中に翼上面の羽毛(初列雨覆と大雨覆)が逆立つようになびく様子が非常に印象的です。
着陸寸前のストール(失速)で翼の上面に乱流が発生したのがよく分かりますね。
最後は水辺のヨシ原の死角に隠れてしまい、残念でした。

※ 全編、動画編集時に自動色調補正を施しています。



2016/11/16

オオヨシキリ(野鳥)の喧嘩と溜池で獲物の捕食



2016年8月上旬・午前7:44

朝、溜池の岸辺に広がるヨシ原で2羽のオオヨシキリAcrocephalus arundinaceus)が喧嘩していました。
縄張り争いなのかな?
あわや接近戦というときにジュジュッ♪と鳴きました。

喧嘩に負けた方が飛び去り、勝者が居残って獲物の探索を始めました。
やがて水面の獲物(水生昆虫?)を素早く捕食しました!(@0:59)
巣で待つ雛鳥に給餌するのではなく、すぐその場で自分で食べました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。





2016/11/01

小枝で漁の特訓をするゴイサギ幼鳥(野鳥)



2016年7月下旬・午後16:50頃

溜池でゴイサギNycticorax nycticorax)の幼鳥が岸に近い浅い所で佇み、興味深い行動をしていました。
池底から拾い上げた短い枯れ枝を何度も啄んでいます。
同じ小枝を水中に落としては素早く嘴で咥えて拾い上げる、という動作を飽きずに繰り返しています。
好奇心旺盛な子供(幼鳥)が退屈しのぎに遊んでいるように見えますが、おそらく捕食行動の自主練なのでしょう。

映像の冒頭でヨシゴイ成鳥♂がゴイサギ幼鳥をかすめるように飛来し、近くのヨシ原に姿を消しました。(@0:03)
ゴイサギ幼鳥はさほど驚いた様子もなく、捕食の練習を続けています。
アオサギやカルガモが近くに来た時にもゴイサギ幼鳥はほぼ無関心でした。
この池では互いに顔馴染みの水鳥なのでしょう。

やがてゴイサギ幼鳥は小枝を捨て、池の中を歩き回りながら自力で採食しようと試み始めました。
頻繁に水中に嘴を突っ込んでいるものの、獲物を捕らえているようには見えません。
アメンボぐらいは捕食しても良さそうな気がして期待したのですが、毎回空振りでした。

最後、ゴイサギ幼鳥は急に池から飛び立つと、立ち枯れしたハンノキの枝に止まりました。
右にパンすると、別個体が同様にハンノキの枯れ枝で羽繕いしています。(前回の記事で紹介した個体)

▼関連記事
飛んで木に隠れるゴイサギ幼鳥(野鳥)

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


同じサギ科のササゴイは撒き餌漁をすることで有名です。
魚を誘き寄せるための餌や疑似餌を目の前の水面に浮かべておいて待ち伏せし、寄ってきた魚を素早く捕食するという賢い捕食戦略です。
ゴイサギも似たような撒き餌漁をするとしたら面白いですけど、そのような話は見聞きしたことがありません。
ゴイサギの親鳥(成鳥)は夜行性なので採餌行動を観察するのが困難ですし、暗い夜の池で疑似餌を撒いても魚には通用しない気がします。
余談ですが、夜の魚に有効なのは漁り火漁です。
都会のゴイサギ成鳥はネオン街に近い夜の川で光に集まる魚群を狙うのだそうです。(『マン・ウォッチングする都会の鳥たち』p133-より)


幼鳥の期間だけでも撒き餌漁をマスターする個体が現れるでしょうか?
この池は水深が浅い割に水鳥の生息密度が高く池の魚はほとんど獲り尽くされているため、漁を観察するのは無理そうです。
ゴイサギの親鳥(成鳥)を私は未だ一度も見たことがありません。
隠れて寝ている昼間の塒を突き止めたいものです。




▼関連記事(1年後に撮影)
ゴイサギ幼鳥の群れが池の岸で小枝を相手に捕食の自主練(野鳥)






2016/10/17

小川の堤防で採食するハクセキレイ♀(野鳥)



2016年7月中旬

小雨が降る中、田園地帯のコンクリートで護岸された川の畔でハクセキレイ♀(Motacilla alba lugens)を見つけました。
初めは水辺に降りて行きそうだったので、水浴や飲水するかと期待して撮り始めました。
しかし対岸から撮っている私を警戒したのか、護岸を登り返しどんどん歩き去ってしまいます。
後半は堤防の草むらや地面をときどき啄んでいます。
おそらく虫を捕食しているのでしょう。



2016/10/16

クモの卵嚢を捕食するシジュウカラ♂(野鳥)



2016年7月中旬・午前7:20

住宅地でシジュウカラ♂(Parus minor)が電柱側面のボルトに止まって見下ろしていました。
斜めに張られたケーブルを伝ってピョンピョン跳びはねるように登ると、電柱に取り付けられた金具の奥から糸屑のような白い物を引っ張り出しました。
白いフワフワの中にはオレンジ色の丸い物体が見えます。
蛾の繭かもしれませんが、おそらくクモの卵嚢だと思います。
クモの糸を巣材に使うのかと思いきや、捕食でした。
シジュウカラ♂は足で産室を押さえつけながら嘴で糸を引っ張ります。
左足に白い糸が絡み付いてしまいました。
卵嚢はその場で食べてしまったようです。
最後はツピッ♪と一声鳴いて、庭木の樹冠へ飛んで行きました。
貴重な捕食シーンを偶然撮影することができて、ラッキーでした♪
野鳥がクモの天敵であるという実例を初めて観察しました。
近くにシジュウカラの巣がありそうな気がするのですけど、あちこち樹上を眺めても見つけられません。






2016/10/11

カブラハバチの幼虫を狩るフタモンアシナガバチ♀



2016年7月上旬

▼前回の記事
イヌガラシの葉を食すカブラハバチの幼虫

水田の畦道に咲いたイヌガラシの群落で葉を食害する2匹のカブラハバチAthalia rosae japonensis)の幼虫を接写していたら、フタモンアシナガバチPolistes chinensis antennalis)のワーカー♀が飛来しました。
カブラハバチの幼虫にいきなり噛み付いて狩る瞬間が撮れました!
噛まれた傷口から青緑色の体液が滲んでいます。
(血が赤くないので、ヘモグロビンを含んでいないようです。)
難を逃れたもう一匹の幼虫は葉から擬死落下して緊急避難。
一方フタモンアシナガバチ♀は、落ち着いて肉団子を作れる場所を探して徘徊を始めました。
座っている私の足元に登って来たので窮屈な体勢になり堪らず私が動いたら、蜂は咥えていた獲物を離して飛び去ってしまいました。

刺される!とか身の危険を感じて動いた訳ではありません。(この状況で蜂の方から私を攻撃することはありません)
虎口を逃れたハバチの幼虫は、致命傷からの出血が激しく、助からないでしょう。

短時間に食物連鎖の実例を目の当たりにして、ちょっとした感動を味わいました。

逃げたアシナガバチも、獲物の豊富なこの狩場に繰り返し通って来ることでしょう。


2016/10/09

網に付けたヒメジョオンの花を取り除くオニグモ♀(蜘蛛)



2016年7月上旬・午後19:05〜19:08

マンションの下の電柱の脇に張られた正常円網のこしきオニグモ♀亜成体(Araneus ventricosus)が下向きに占座し、食事中でした。
体外消化された獲物は黒変していて、もはや原型を留めていません。
網に多数のゴミ(蚊などの微小な昆虫)が付いていることから、造網の直後ではないことが分かります。
ちょうど日が沈んだので、これから網を張り替えるのでしょう。(日の入り時刻は19:05)

さて、昨年からの懸案事項(未解決問題)で花を食べるクモがずっと気になっています。

▼関連記事
花を食べる造網性クモの謎:2015年

そこで近くの道端に生えていたヒメジョオンの頭花を採取して、オニグモ♀の網に給餌してみることにしました。
網の下部に投げつけると、クモは直ちに駆けつけました。
捕帯で軽くラッピングしてから、花に噛みつきました。
毒液を注入しつつ、味見したようです。
すぐに獲物ではないと気づいたようで、オニグモ♀は異物を網から外して勢い良く投げ捨てました。
甑に戻り、下向きに占座すると身繕い。
残念ながら、花を食べる行動は見られませんでした。
もちろん肉食性のクモは花など食べないのが普通です。
ごく稀に食べるのは一体どういう条件のときなのか、気になって調べています。(再現性に乏しいのが悩みです。)


腹面の外雌器に垂体が見えます。

2016/10/08

虫を捕食するイブキヒメギス♂



2016年7月中旬

山間部の道端に生い茂ったヨシの葉にイブキヒメギス♂(Eobiana japonica)が乗っていました。
よく見ると何か黒っぽい虫を捕食していました。
獲物の正体は不明です。
次はそっと近づいてマクロレンズで接写しようとしたら運悪く車が通りかかり、イブキヒメギス♂は跳んで逃げ、見失ってしまいました。



2016/10/06

セマダラコガネを狩り肉団子を作るコガタスズメバチ♀



2016年7月上旬・午後18:37

堤防の土手に咲いたネムノキの灌木にコガタスズメバチVespa analis insularis)のワーカー♀が訪花していました。
花蜜が目当てではなく、獲物を探して飛び回っています。
未だ明るいのに、ネムノキの葉が閉じかけています。

蜂が花の陰で何か獲物を捕らえました。
近くに生えたススキの群落に飛んで移動し、枯れ茎にぶら下がると、獲物を解体して肉団子を作り始めました。
コガタスズメバチ♀は左後脚の跗節を引っ掛けただけで器用にぶら下がっています。
獲物はおそらくセマダラコガネExomala orientalis)だと思います。

▼関連記事
ウツギの花で食事するセマダラコガネ
獲物の翅を毟り取って捨て、邪魔な脚も切り落としているようです。
セマダラコガネの筋肉を噛みほぐして肉団子が出来上がりましたが、かなり粗挽きの挽肉です。
コガタスズメバチはこれを咥えて巣に向かって飛び去りました。



2016/09/15

枯れたハンノキでさえずり♪虫を捕食するオオヨシキリ♂(野鳥)



2016年6月中旬

池の畔で立ち枯れしたハンノキオオヨシキリ♂(Acrocephalus arundinaceus)が枝から枝へ飛び回り、枝を啄んでいました。
早朝(午前6:33)から餌となる虫を探索しているようです。
やがて樹冠へ登り囀り始めたので、♂と判明。

ラストシーン(午前7:20)は別個体かもしれませんが、嘴に何か虫を咥えたまますぐにハンノキから飛び去りました。
巣で待つ雛に給餌するのでしょう。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


2016/09/08

青虫で肉団子を作るコアシナガバチ♀



2016年6月下旬

平地の道端の草むらでコアシナガバチPolistes snelleni)のワーカー♀が青虫を狩りました。
イネ科の草の葉先に止まると、獲物を噛み解してせっせと肉団子に丸めています。
最後は住宅地の方へ飛び去ったので、そちらに巣があり自分たちの幼虫に給餌するのでしょう。



2016/09/04

蛾を捕食するオオヨシキリ(野鳥)



2016年6月中旬・午前7:50

溜池の岸に生えたヨシ原で獲物を探していたオオヨシキリAcrocephalus arundinaceus)が水際の根元付近で白い蛾(種名不詳)を捕らえました。
その場で自分で食べずに嘴に貯めて、巣で待つ雛に給餌するようです。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2016/08/31

池に飛び込むも不漁つづきのカワセミ♂【野鳥:HD動画&ハイスピード動画】



2016年6月中旬・午前6:53〜6:59

溜池にカワセミ♂(Alcedo atthis)が朝から飛来し、魚獲りを始めました。
カワセミの出勤は独特の鳴き声ですぐ分かります。
ダイビング漁に失敗してもチーチー♪と甲高く鳴き続けています。

池の水深を示すコンクリート柱の高いてっぺんに初めは止まっていました。(電柱ぐらいの高さ?)
水中の魚を探す止まり木としては高過ぎるのでは?と素人目には心配になります。
引きの絵にしたら、運良くダイビング漁の瞬間を録画することが出来ました。
池にボチャンと飛び込むと、止まり木に戻る際にピーピー♪と3回鳴きました。
嘴に魚を咥えていないので、残念ながら漁には失敗したようです。
再び飛び込むものの、またもや漁には失敗。
コンクリート柱に戻る際に、また甲高く2回鳴きました。

ちょっと目を離した隙に、左から溜池の水面ぎりぎりに低空飛行でカワセミが戻って来ました。
コンクリート柱の間際で急上昇し、てっぺんに着陸して1回鳴きました。

なかなか飛び込まないので、240-fpsのハイスピード動画に切り替えて撮影してみました。(@1:36〜3:34)
コンクリート柱のてっぺんから池に飛び込んだものの、水面すれすれで飛び込みを回避しました。
すぐには戻らず、池の上空でホバリング(停空飛翔)してから急降下しました。(‡追記参照)
またもや水面ぎりぎりで飛び込みを回避し、飛び去りました。
どうしても魚に逃げられてしまうのでしょう。
止まり木を変更し、池の岸辺に生えた柳の枝に止まりました。
そこから池を目指して飛び込むも、またもや入水寸前で回避し、池を離れました。
(ここまでがハイスピード動画で、それ以降はHD動画。)

池の畔で立ち枯れしたハンノキの樹上に止まったカワセミが悔しそうに?チーチー♪鳴いています。
下嘴が赤くないので♂と判明。
枝から飛び立ったカワセミが池の上空でホバリングしてから遂にボチャンと水中に飛び込みました。
水路の方へ飛び去り、別のハンノキの枯木に止まり直しました。
今回も魚は捕り損ねたようです。
不漁つづきで諦めたのか、鳴きながら飛び去るとカワセミ♂はもう戻って来ませんでした。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

前回のカワセミと同一個体なのか不明ですけど、前回のように岸辺に生えた葦原の枯れ茎を止まり木として利用しなかったのは何故なのか、不思議です。
青く伸びたヨシの茎は未だ柔らかく、止まり木として安定しないのかもしれません。
あるいは単純に、水鳥たちがこの池で魚をほとんど獲り尽くしてしまった可能性もありますね。

それとも、未だ漁の下手な若鳥が練習していたとか?

もしかすると、このカワセミ♂は手前の岸辺に生えたガマの穂先に止まりたかったのに私が近くに居座っているせいで近寄れず、止まり木の変更を余儀なくされたのかもしれません。
だとすると、不漁の原因は私にもありそうです。
もし溜池内のどこか適当な場所に短い杭を打ち込んでやれば、カワセミが漁の止まり木として利用してくれて、撮影もし易くなるかな?



‡【追記】
野上宏『小鳥:飛翔の科学』p81(「採餌飛翔」の章)によると、
カワセミは水面近くに適当な止まり場所が無い場合、コアジサシと同じように水面上でホバリングしながら水中の獲物を狙う。



2016/08/28

枯木で虫を探すモズ♂(野鳥)



2016年6月中旬・午前06:08

池の畔で立ち枯れしたハンノキの枝にモズ♂(Lanius bucephalus)が止まり、尾羽根を動かしています。
枝から枝へ飛び回り、啄んだりしているので、食べる虫を探索しているようです。
最後は葦原に飛び降りて見失いました。
背景にオオヨシキリの囀りの他、カワセミの鋭い鳴き声♪が聞こえます。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2016/08/27

水草も巣材として集めるヨシゴイ♂(野鳥)



2016年6月中旬・午前8:58
▼前回の記事
池で魚を捕食するヨシゴイ♂(野鳥)

ヨシゴイ♂(Ixobrychus sinensis)がいつの間にかまた水際に来ていました。
じっと池を見つめています。
葦原を歩いて移動を始めました。
水面を狙いながら体をゆっくり左右に振っています。
今度こそ、魚を捕食する瞬間をしっかり観察できそうです。(前回の捕食シーンは藪の中でした)
集中力を高めて獲物を狙っているヨシゴイの姿は絵になりますね。



しかし獲物に逃げられたのか、ヨシゴイ♂は一旦諦めたようで、また少し移動しました。
嘴を何度か連続で水面に付けたのは、魚をおびき寄せる行動なのでしょうか?
次に水中から咥え上げたものは緑色の水草でした。(@1:56)



撮影中の私は一瞬、巨大なミズカマキリかと思ったのですが、水草ですね。


水草を池に一度落としたのに拾い直しました。
そのまま水草を咥えて少し飛び、営巣地と思われる葦原の奥へ入って行きました。
ヨシゴイはベジタリアンではないので、水草を採食するはずがありません。
漁の失敗でたまたま採取した水草もおそらく巣材や産座として利用するのでしょう。

▼関連記事(これまでは巣材として主に枝をせっせと集めていました)
巣材を集めるヨシゴイ♂(野鳥)


つづく→樹上で脱糞するヨシゴイ♂(野鳥)


2016/08/26

池で魚を捕食するヨシゴイ♂(野鳥)



2016年6月中旬・午前8:49
▼前回の記事
巣材を集めるヨシゴイ♂(野鳥)

葦原で休んでいたヨシゴイ♂(Ixobrychus sinensis)が少し飛んで移動しました。
やがて、水際に飛び降りました。
水辺の葦原を器用に歩いて移動しています。
茂みの中で静止していたヨシゴイ♂が池の水中で何かを嘴で素早く突き刺しました。(@2:55)
獲物は細長い魚でした。
暴れる魚をなかなか飲み込めないでいます。
食後は嘴を水に浸してゆすぎました。
再び水際の葦原を歩いて移動を始め、茂みの奥に消えました。

つづく→水草も巣材として集めるヨシゴイ♂(野鳥)



2016/08/25

トウネズミモチの花で探餌飛翔するモンスズメバチ♀



2016年6月下旬

農道脇に植栽されたトウネズミモチの生垣でモンスズメバチVespa crabro flavofasciata)のワーカー♀が訪花していました。
獲物を探しつつ飛び回っています。

近くで吸蜜中のウラギンヒョウモンFabriciana adippe)とニアミスするも、蝶は飛んで逃げました。



2016/08/20

ヨシゴイ♂(野鳥)との出会い:葦原で朝の日光浴



2016年6月中旬・午前5:45

溜池の畔で青々と茂ったヨシ原に早朝、全体が褐色の見慣れない野鳥が止まっていました。
徹夜明けで疲れた私の脳は、色形がまるでカレハガ科のタケカレハという蛾の成虫にそっくりだなと連想しました。(もちろん擬態などと言うつもりはありません。)
帰ってから図鑑で調べてみると、ヨシゴイ♂(Ixobrychus sinensis)と判明。

ヨシゴイ♂は背が高く伸びたヨシ原の中で枯れた茎に足で掴まってじっとしています。
朝の日光浴なのでしょうか?
朝露で濡れた羽根を広げて乾かす訳でもなく、羽繕いもせずにただ静止しています。
性別は後に♂と分かります。
近くの線路を列車が通過しても無反応で、ヨシゴイ特有の擬態姿勢(上を向いて首を伸ばす)にはなりませんでした。

引きの絵にすると、葦原の右側に一羽のオオヨシキリAcrocephalus arundinaceus)を見つけました。(@2:05)
水際でヨシの茎から茎へ活発に飛び回り虫を次々と捕食しています。
その場で獲物を食べずに嘴に虫を貯めているので、巣に持ち帰って雛に給餌するのでしょう。
枯れ茎に止まってポトリと脱糞しました。(@3:10)
最後は茂みの奥に消え、巣の位置は突き止められませんでした。
その間、ヨシゴイは全く無反応でした。
葦原を住処とする二種の動と静の対比が興味深く思いました。



つづく→ヨシゴイ♂(野鳥)が葦原で活動開始






2016/08/17

モズ♀(野鳥)の縄張りでセグロセキレイが虫を捕食していると…



2016年6月中旬

溜池の岸辺でセグロセキレイMotacilla grandis)がせっせと虫を捕食していました。
ヒトを恐れないのか、それとも私に気づいていないのか、水際を小走りでどんどんこちらに近づいて来ます。

捕らえた虫をその場で食さず嘴に貯めているので、巣で待つ雛に給餌するのだろうと分かりました。
大きな虫も素早く捕らえました!
撮影中はカゲロウの仲間かと思ったのですが、動画のスナップショットを見直すとオツネントンボSympecma paedisca)のように見えます。

やがてセグロセキレイが嘴を閉じたままヂュン、ヂュン♪と大声で鳴き始めました。
最後は鳴きながら慌てて逃げ去りました。
何事かと思いきや、モズ♀(Lanius bucephalus bucephalus)がすぐ近くの岸で枯れたガマ群落の茎のてっぺんに止まりました。
この溜池一帯を縄張りとするモズ♀(映像公開予定)が、競合するライバルを狩場から追い払ったのでしょう。

▼関連記事枯木で羽繕いするモズ♀(野鳥)
あわよくばセグロセキレイを狩ろうと急襲を試みたのかもしれません。
最後は百舌鳥♀も飛び去りました。






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