2020/01/05

ミゾソバの花蜜を吸うヤマトフタスジスズバチ



2019年8月下旬・午前11:05頃

平地の道端に咲いたミゾソバの群落でヤマトフタスジスズバチDiscoelius japonicus)が訪花していました。
この組み合わせは初見です。
性別の見分け方は知りません。
忙しなく飛び回り吸蜜しています。
顔が白い花粉で少し汚れていますから、ミゾソバの送粉者としての役割も果たしているようです。


ヤマトフタスジスズバチ@ミゾソバ訪花吸蜜
ヤマトフタスジスズバチ@ミゾソバ訪花吸蜜
ヤマトフタスジスズバチ@ミゾソバ訪花吸蜜

2020/01/04

連結打空産卵中にほとんど羽ばたかないノシメトンボ♀の事例【ハイスピード動画】



2019年8月下旬・午前10:46


▼前回の記事
スギゴケ?の上で連結打空産卵するノシメトンボ♀♂【HD動画&ハイスピード動画】

湿地帯のスギゴケ上空で連結打水産卵するノシメトンボ♀♂(Sympetrum infuscatum)を240-fpsのハイスピード動画で撮っていたら、興味深いカップルがいました。

♀がほとんど羽ばたいていないのです。
良く言えば省エネ飛行と言えるかもしれません。
しかし♂の負担が増しているはずです。
♀のやる気が無いのか、早くこの♂と別れたくて(ペアを解消したい)サボタージュしているのでしょうか?
それとも産む卵が体内に残っていないのかな? 

ところが、スローモーション映像をじっくり見直すと、♀の腹端から白い卵がひと粒ずつ正常に投下されていました。
このノシメトンボ♀は、疲労や空腹で弱っている個体なのかもしれません。


つづく→連結打空産卵するノシメトンボ♀♂ペアとあぶれ♂の小競り合い【HD動画&ハイスピード動画】


電線で2羽のキジバト♀に続けて求愛して振られる♂



2019年8月下旬・午後11:55頃

川の堤防沿いの工場地帯で3羽のキジバトStreptopelia orientalis)が電線に止まっていました。
初めは同じ電線に左から順に♀β、♀α、♂が並んでいました。
(キジバトは雌雄同色ですが、この後に繰り広げる行動から性別を推定しました。)
右端の♂が鳩胸を膨らませ、左隣の♀αにお辞儀を繰り返しています。(求愛誇示行動)
しかし♀αは♂を見向きもしないで、♂から離れようと電線上を少しずつ歩いています。
♂は首を曲げて自分で羽繕いしました。
これも♀αへのアピールなのかな?

脈が無いと悟った♂は諦めて電線から飛び立つと、少し離れた♀βのところへ移動しました。
ところが♂が節操無く次の♀に求愛する前に、嫌がる♀βは飛んで逃げてしまいました。
♂はしつこく♀βを追いかけて飛び立ったものの、思い直したように引き返し、細長いアンテナに止まりました。
空中ですれ違ったスズメに気を取られたのかもしれません。

電線には先程の♀αが未だ居残っています。
せっかく両手に花のミニ・ハーレム状態だったのに、なんとも求愛の下手糞なキジバト♂でした。
(そりゃ♀に振られるわなー。)



※ 逆光気味なので、動画編集時に彩度を上げました。
飛翔シーンを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。



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キジバト♀♂@電線+求愛誇示

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