2013/09/23

山の広場を一周するニホンカモシカ♂(左角欠け)



2013年7月下旬

尾根筋の広場にて、茂みから物音がするのでカメラを構えて待っていると野生のニホンカモシカが登場。
至近距離にも関わらず、撮影者に全く気付かず広場を横断します。
カモシカがおそろしく近眼であることを今回も痛感しました。
フィールドでカモシカの性別を見分けるのは至難の業ですが、股間に睾丸らしきものが見えるので♂でしょうか?
陰茎はよく見えませんでした。
立ち止まって道草を食いました(キク科の草を採食)。(@0:45〜1:05)
残念ながら後ろ姿で採食メニューはよく見えませんでした。
広場の林縁を一周してアカマツの木の下まで来ると何か潅木の葉を採食したようです。(@3:03〜3:18)
採食メニューの樹種はヤマウルシかな?

採食シーンをしっかり撮ろうと足音を忍ばせて茂みに接近したものの、カモシカに気づかれてしまいました。
気付くの遅いってば!
こちらを正面から見据える顔を観察すると耳介にギザギザがあり、同じ日に麓の杉林で遭遇した個体とは明らかに違います。
また、左角の先端が欠けている気がします。
しばらく対峙した後、フシュフシュ♪と鼻息で威嚇してきました。
やがて身を翻してリョウブの茂みの奥に走り去りました。
斜面を少し下って逃げたところで隠れていた模様。



股間に睾丸?

股間に睾丸?



ウイキョウに訪花吸蜜するフタモンアシナガバチ♀



2013年8月上旬

民家の庭先でフタモンアシナガバチPolistes chinensis antennalis)のワーカー♀がウイキョウ(=フェンネル)を訪花していました。
小雨が降り始める中、少なくとも2匹が花蜜を吸っていました。





ところで、この黄色い花の名前を調べるのに手こずりました。
オミナエシにしては葉の形が違います。
極細の糸のような葉っぱなのでアスパラガスの変種なのかと思い、「アスパラガスの花」で画像検索すると白い花のみ。
ようやくフェンネルの花と知りました。


クサフジに訪花するトモンハナバチ♀の飛翔【ハイスピード動画&HD動画】



2013年7月下旬

用水路沿いの草むらでクサフジの群落に見慣れない蜂が多数訪花していました。
初めはてっきりハエかと思ったのですが、腹部腹面にスコパ(花粉刷毛)が見えることからハキリバチの仲間と気づきました。
帰ってから調べるとトモンハナバチ♀(Anthidium septemspinosum)と判明。
♀は腹部側面に和名の由来となった計10個の紋が並んでおり、スコパを有し、黒い顔が特徴です。

ハエのように動きが速いので、240-fpsのハイスピード動画で飛び立つ瞬間を撮ってみました。



通常のHD動画でも訪花シーンを撮ってみました。

【追記】
たくさん撮った映像素材の中から♀の訪花シーンを選んで編集したつもりでしたが、見直すと1箇所だけ顔の白い♂の映像が混じっていました。(@2:26 - 3:34)





クサフジ花

クサフジ群落・全景

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