2011/02/16
トビケラを食すコカマキリ♀
2008年10月下旬
コカマキリ♀c(Statilia maculata)の飼育記録。
本日のメニューはトビケラの仲間(ホタルトビケラと思いますが定かではありません)。
プラスチックの飼育容器(DVDスピンドルケースの再利用)がツルツル滑り易くて可哀想なので、少しずつ改良中。
その後、天井だけでなく床面や中央棒にも滑り止めを貼り付けてやりました。
2011/02/15
エグリヅマエダシャク(蛾)を捕食するコカマキリ♀:逆再生動画
2008年10月中旬
コカマキリ♀(Statilia maculata)
思い付きで逆再生動画にしてみました。
卵がキャビアみたいで美味しそう。
「モス・バーガー(Moth-burger)いかがですか~?」
本日のメニューはエグリヅマエダシャク♀(Odontopera arida arida)でした。
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コカマキリ♀に飲水を与える
2008年10月中旬
以前飼育したオオカマキリと比べてコカマキリ(Statilia maculata)は余り水を欲しない印象があります。
体格の違いによるのかな?
綿棒に水を含ませて与えても嫌がることが多いです。
この映像は大きな蛾を食べた後で、さすがに喉が渇いていたのでしょう。
ちなみに産卵後にも、同じ方法で飲んでくれました。
2011/02/14
便秘コカマキリ♀の脱糞
2008年10月上旬
コカマキリ(Statilia maculata)の♀を飼育しています。
脱糞行動を観察していると、どうも便秘気味のようです。
編集でかなりカットしましたが、実際の排便はこの何倍も時間がかかりました。
毎回糞切りが悪く、金魚の糞状態。
自覚があるのか一度などは柱に腹端を擦り付けて肛門を拭いていました。
その後同様に飼ってみた他の二匹では便秘症状は見られませんでした。
思い当たる原因としては、余り水を飲んでくれないことぐらいです。
《追記》
その後、この個体は産卵することなく早死にしました。
ハリガネムシなどの寄生虫が腹の中に居たのかもしれません。
検死解剖すべきだったか。
オオカマキリ♀による威嚇姿勢
2008年10月上旬
緑色型オオカマキリ♀(Tenodera aridifolia)が食事を済ませたのを見届けてから、念のために一時捕獲して識別点を確認しました。
鎌で指を出血するほど思い切り挟まれてしまいました。
解放すると見事な威嚇姿勢を披露してくれました。
やや尾端を反らし、翅を広げて体を大きく見せ、鎌を構えて睨まれるとなかなか迫力があります。
ミドリヒョウモンを食すオオカマキリ♀
2008年10月上旬
珍しく緑色型のオオカマキリ♀(Tenodera aridifolia)を発見。
(普段私がフィールドで目にする個体は褐色型ばかりなのです。)
歩道で食事中の♀でした。
切り落とされた翅からメニューはミドリヒョウモン♀(Argynnis paphia)と判明。
食べ終わると体を小刻みに揺すりながら歩き去りました。
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2011/02/13
2011/02/06
コカマキリ幼虫の孵化2
2009年5月上旬
昨年10/10採集した♀cが10/15産卵したコカマキリ(Statilia maculata)の卵鞘を室内で越冬させたところ、5/1朝(室温20℃)幼虫が孵化しました。
前回の孵化動画で見せた卵鞘とは別です。
室内越冬の卵鞘二個(母親も産卵日も別)がタイミングを合わせるように一斉に孵化したのが興味深いです。
ちなみに外気に晒して越冬させた残る一個は未だ孵化しません。
マクロレンズで観察すると、前幼虫の姿で卵鞘から脱出しその場で脱皮して一齢幼虫になる様子が分かります。
前幼虫頭部には出っぱり(卵歯)があり、これで卵鞘を破って孵化します。
昔観察したオオカマキリの場合と同じですね。
【追記】
『ゲッチョ先生の卵探検記』p189-190より『動物系統分類学』を孫引きすると、
フ化直後に現れる幼虫は、蠕虫型幼虫と呼ぶ。頭頂は堅い革質の頭頂帽となっており、房室壁を破るのに有効である。卵鞘の外に出た蠕虫(ぜんちゅう)型幼虫のお尻には糸(孵化糸)がついていて、これで卵鞘からぶら下がる。
【追記2】
頭のふくらみを“頭帽 ”といいます。頭帽は、卵のからをやぶるときに役だちます。卵のからをやぶってふ化した前幼虫は、そのまま卵のうの出口のすきまを通りぬけ、外へでていきます。(『ファーブル写真昆虫記11:おいのりする虫 カマキリ』p45より引用)
本によって用語が微妙に違うので、統一して欲しいものです。
コカマキリ幼虫の孵化:10倍速映像
2009年5月上旬
この卵鞘は10/01に採集したコカマキリ♀b(Statilia maculata)が10/13に産卵したものです。
そのまま室内(窓際)で越冬させました。
明暗条件の管理は特にしていません。
冬の冷たい外気に直接晒さなくてもオオカマキリ卵鞘のように季節外れに孵化することなくきちんと休眠した様子。
孵化した5/1朝の室温は20℃。
約30分でほとんど全ての幼虫が一気に孵化しました。
飼育中は花婿を探してやれなかったものの、採集した時点で♀は交尾済みだったようです(有精卵)。
産卵直後のコカマキリ♀
2008年10月中旬
秋にコカマキリ(Statilia maculata)の♀を三匹飼育してその内二匹が三回産卵しました。
産卵シーンそのものは毎回見逃してしまい残念。
止まり木として入れてやった割り箸は産卵場所としては細過ぎたのか、ガーゼを貼り付けた天井に毎回産み付けました。
卵鞘の形状はカマキリの種類によって異なります。
2011/02/01
PC画面のカーソルを追うコカマキリ一齢幼虫
2009年5月下旬
孵化・脱皮を経たコカマキリ(Statilia maculata)の一齢幼虫が偶然パソコンの液晶画面上を徘徊していたので、目の前でカーソルを動かしてみました。
同様の実験をハエトリグモなど様々な虫で試してきたものの何故か上手く行かず、今回初めて反応がありました♪
何度も繰り返すと余り反応しなくなるようです。
偽者(虚像)だと見抜かれている気がしてなりません。
コカマキリ幼虫の孵化
2009年5月下旬
野外で10/1に採集したコカマキリ♀b(Statilia maculata)が10/24に産卵した卵鞘(10/13に続いて2個目)。
この卵鞘だけ野外の寒気に晒して越冬させました。
4月になってから室内に移し、室内越冬させた他の卵鞘2個と一緒に幼虫が孵化するのを待ちます。
産卵後215日目の5/27朝、遂に孵化しました(室温17℃)。
後半は10倍速の早送りを卵鞘の側面から見たアングルでお届けします。
5/1に連続して孵化した2個の室内越冬組(産卵後200日、198日目に孵化)と比べると26日遅れたことになります。
これが自然な孵化時期に近いのだろう。
なかなか孵化してくれないので、屋外越冬の間にもしかしたら何者かに寄生されたのだろうかと心配でした。
(つづく→「画面のカーソルを追うコカマキリ一齢幼虫」)
2011/01/29
2010/12/15
ハエを狩ろうとするオオカマキリ♀
2010年10月上旬
黄色の花(種名不詳。アキノキリンソウ?)にお腹の大きな褐色型オオカマキリ♀(Tenodera aridifolia)成虫が潜んでいました。
花にやって来る虫を待ち伏せしているようです。
案の定、吸蜜して回るハエが一匹います。
オオカマキリは視線をハエに向けたまま、獲物に気づかれないよう非常にゆっくり隣の花へ移動しています。
途中でハエが挑発するようにカマキリの左後脚に一瞬止まりました。
ようやく獲物を射程距離に収め、素早く鎌を振るいましたが、ハエは飛んで逃げてしまいました。
狩りの瞬間を撮れず残念。
映像をコマ送り再生で見直すと、たった1コマ(1/30秒)で鎌を伸ばしています。
ハイスピード動画撮影のできるカメラが欲しい...。
【追記】
(カマキリが)捕獲から餌を口にもっていくまでの時間は、わずか10分の3秒前後で、一連の行動はほんの一瞬のうちに起こるといってよい。(『日本動物大百科8昆虫Ⅰ』p95より)
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