2013/03/16

クロハネシロヒゲナガ♂?(蛾)の飛翔【ハイスピード動画】



2012年6月上旬

里山の草地でヒゲナガガの一種が黄色い花(キンポウゲ?)で吸蜜していました。
飛翔シーンを220 fpsのハイスピード動画に撮ってみました。

飛んでいるときに白くて長い触角に注目すると、絵に描いたカモメが飛ぶ姿を思い出します。
長い触角は滞空時間を長くする効果がありそうです。
小さな翅なのに羽ばたき回数が少ない気がしました。
飛行速度は犠牲にして、省エネモードで飛ぶ方向に進化したのでしょうか。
触角が片方だけ切れたりしたら飛行に支障を来しそうです。

同定用の写真は上手く撮れませんでした。
クロハネシロヒゲナガ♂(Nemophora albiantennella)ですかね?




【追記】
『日本動物大百科9昆虫II』p71によると、
ヒゲナガガ科には群飛する種と群飛しない種がいる。(中略)クロハネシロヒゲナガは、日中、草地を低くとびかうのが見られ、多数の♂が同じ場所で白い触角を目立たせて飛翔することもあるが、これらの♂は互いにまったく無関心で干渉がないように見える。

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