2017年5月中旬・午後18:29(日の入り時刻は18:45)
この年に励んだのは、高圧線の鉄塔に営巣したハシボソガラス(Corvus corone)の定点観察です。
鉄塔#19および#21の巣を重点的に観察しました。
▼まとめの記事
ハシボソガラス(野鳥)の営巣観察:2017年
実は、同時期に鉄塔#27でもハシボソガラスの巣を見つけていました。
巣に座ってじっとしている親鳥の横顔が見えます。
おそらく♀が雛(または卵)を抱いていると思われます。
このまま親鳥は巣で抱雛したまま夜を過ごしたのか確認したかったのですが、とても余力がありませんでした。
高所に作られた巣は夜風が吹くと未だ少し寒そうです。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。(日没直前で実際はもっと薄暗い)
現場の周囲は住宅街で、私がじっくり腰を据えて(落ち着いて)観察できる場所を見つけられませんでした。
したがって定点観察には不向きで、その後、私は足が遠のきました。
ちなみに翌年(2018年)は春の訪れが早かったものの、この鉄塔#27でカラスは営巣しませんでした。
2017年10月上旬
民家の庭に植栽されたイチジク(無花果)の果樹でエントツドロバチ♀(別名オオカバフスジドロバチ;Orancistrocerus drewseni)も熟した果実を食べに訪れていました。
イチジクの果実の上をぐるぐると歩き回り、熟した(食害)部分を探り当てると吸汁を開始。
手前に茂った枝葉が邪魔で撮影に苦労しましたが、なんとかぎりぎり撮れるのアングルを見つけました。
後からニホンミツバチ(Apis cerana japonica)のワーカー♀が飛来。
エントツドロバチ♀はミツバチに向き直ったものの、追い払ったりせず非干渉でした。(金持ち喧嘩せず)
よく見ると微小なショウジョウバエの仲間(種名不詳)も数匹、イチジクの熟果に集まっていました。
(ショウジョウバエは果物が好きなので納得)
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。