2014/03/18

桜の樹洞に営巣するトゲアリ【微速度撮影】



2013年5月下旬

桜(ソメイヨシノ?)の老木の幹に開いた樹洞に営巣しているトゲアリPolyrhachis lamellidens)のコロニーを昨年から見つけていました。
▼関連記事▼
トゲアリ♀の喧嘩

10秒間隔のインターバル撮影で巣口を約2.5時間撮り続けた連続写真を素材に早回し映像(スライドショー)を制作してみました。

巣の入り口を微速度撮影で長撮りしたら何か面白そうな映像が撮れるんじゃないか、という考えになぜか取り付かれていました。
前年は失敗したので再挑戦したものの、巣口に出入りするワーカー(働き蟻)を眺めていても素人目には特に面白い行動や活動の傾向は認められませんでした…(企画倒れ)。

同じ素材で早回しの速度(frame duration)を変えた映像をもう2本作ったので、意味があるのか分かりませんがブログ限定で公開しておきます。







路上を徘徊するアケビコノハ幼虫(蛾)



2013年11月中旬

農村部の舗装された歩道でアケビコノハEudocima tyrannus)の幼虫が徘徊していました。
トレードマークの眼状紋が目立ちます。
腹部第3節にあるはずの2個目の眼状紋が目立たないのは個体変異なのでしょうか?

日向なのに動きが弱々しく、蠕動運動で前進します。
採寸した(体長60mm弱)後に定規で転がし腹面を向けると、身を攀じってゆっくり起き上がりました。
頭部を守りつつ眼状紋を見せつけて威嚇する独特の姿勢は取りませんでした。

▼関連記事▼
アケビコノハ幼虫の眼状紋と威嚇姿勢

終齢幼虫が蛹化する場所を探索しているのかな?
なんと、本種は成虫で越冬するらしい!(『イモムシハンドブック』p90より)
初雪が降った後なので、この個体はもう間に合わない気がします。

体内寄生されているのかもしれません。
持ち帰って飼育する余力がなかったので、撮影後は車に轢かれないよう草むらに放って帰りました。



2014/03/17

ゴマダラカミキリの木登りと身繕い



2013年8月中旬

樹液が滲む柳の木(種名不詳)でゴマダラカミキリAnoplophora malasiaca)が足早に幹を登っています。
立ち止まって身繕いを始めました。
脚を擦り合わせると、幹の裏側に回り込んで隠れてしまいました。

触角の長さからカミキリムシの性別を見分ける、という基本的なことが恥ずかしながらいつも自信ないのですけど、この個体は♀ですかね?(参考サイト
ちなみにヤナギはゴマダラカミキリの食樹植物のひとつです。



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