2013/06/04

オオルリ♂(野鳥)が虫を捕食し脱糞



2013年5月上旬

林縁の草地で鉄杭にオオルリ♂(Cyanoptila cyanomelana)が止まっています。
目の醒めるほど美しいブルーで、2回目の遭遇にドキドキしました。
幸せの青い鳥がこんな身近に居るとは!
オオルリ♂は針金に移動して脱糞。
どうやら横の草むらを見張り、虫が飛ぶのを待ち構えているようです。
私がじっと動かず撮影していると警戒を解いたのか、やがてオオルリ♂が草むらに降り立ちました。
図鑑によればオオルリの食性は昆虫食で、フライキャッチング法で捕食するらしい。
草地をあちらこちら忙しなく飛びながら虫を捕らえているのでしょう。

後半は飛び上がって近くの枝に止まると、休みながらまた脱糞しました。@4:45

どうも肝心の鳥にオートフォーカスのピントが合わず(奥ピンになりがち)撮りながら苛々していたら、望遠レンズなのにカメラがマクロモードのままでした…。


つづく→「飛べ!オオルリ♂【野鳥:ハイスピード動画】




桜の花蜜を吸うカワラヒワ(野鳥)



2013年5月上旬

民家の庭で満開に咲いた桜にカワラヒワCarduelis sinica)が2〜3羽、食事に来ていました。

嘴でどうやら花の根本を啄んでいます。
花弁は食べずに落としました。
おそらく花蜜を吸っているのでしょう。
カワラヒワは基本的に種子食の鳥なので、ちょっと意外な採食シーンでした。


【追記】
こんなやり方で花蜜を吸われると、桜にしてみれば受粉の役に立たず貴重な蜜だけ盗まれていることになります(盗蜜行動)。
カワラヒワは嘴が太いので仕方がないのでしょう。
一方、ヒヨドリやメジロは花の中に素直に嘴を突っ込んで吸蜜するので、受粉を助けています。(共生関係)



2013/06/03

右耳の折れたニホンカモシカ



2013年5月上旬

谷川沿いで雪の残る林道をニホンカモシカ(Capricornis crispus)が向こうから歩いて来ます。
ようやく私に気づくと立ち止まり、しばしの対峙。
この個体は右耳の耳介が折れ曲がり垂れているという特徴があります。
それでも折れた右耳を動かせるようです。
やがてカモシカは私を避けるように林道を外れて茂みに飛び込み、迂回して杉林を移動。
途中で細い立木に眼下腺マーキングを行ったようです。(@1:35 - 1:40)

実はこの辺りを縄張りとするカモシカとしては、2009年10月にも遭遇しています。

関連記事→「ニホンカモシカとかくれんぼ
果たして今回のカモシカと同一個体でしょうか?
2009年のカモシカは両耳とも正常ですけど、最近になってから怪我で耳が折れた可能性もあるので、耳だけで別個体であるという決め手にはなりませんね。

このような垂れ耳は先天的な異常なのでしょうか。




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