2013/05/12

生垣にウグイス(野鳥)



2013年4月下旬

ようやく芽の出始めたウコギの生垣にウグイスHorornis diphone)が止まっています。
保護色で周囲に溶け込んでいる(隠れている)つもりなのかも。
生垣の横にある堆肥(コンポスト)から沸いた虫に興味があるようですけど、近くで鳴いているヒヨドリを怖がって近づけないでいるような印象を受けました。

生垣に止まって辺りをキョロキョロすると、欠伸をしながら脱糞。@0:43
ちなみに、ウグイスの糞は肌をなめらかにするとされ、洗顔にも使われてきたそうです。
おそるおそる枝づたいに地面に下りたウグイスは、生垣の下で虫を捕食しています。

(映像はここまで。)

しばらく辺りの様子を見ていると、近くの桜の枝を見張り台としてヒヨドリが縄張り防衛しています。
満開の桜の木には花蜜が豊富にあり、近くのコンポストには果物が捨てられているため、この一帯はヒヨドリの餌場として価値があるのでしょう。
他の鳥が近づくと、(スズメやメジロ、シジュウカラなど別種の小鳥が相手でも)すごい剣幕で追い払っています。

生垣のウグイスはヒヨドリの留守中に(目を盗むように)、コソコソとコンポストから虫を捕食していました。

関連記事→「堆肥で虫を捕食するウグイス(野鳥)
昆虫食の鳥であれば、果実食のヒヨドリとは競合しません。
関連記事→「ヒヨドリ(野鳥)が残飯の洋梨を拾い食い
ヒヨドリがウグイスを激しく追い払わずに見逃しているのはそのためかな?
ウグイスが小さな体でウコギの生垣の刺だらけの隙間に逃げ込めば、ヒヨドリに襲われても大丈夫なのかもしれません。
観察の間、ウグイスの鳴き声は全く聞かれませんでした。




2013/05/11

ヒヨドリ(野鳥)が残飯の洋梨を拾い食い



2013年4月下旬

家庭菜園の堆肥置き場(コンポスト)にヒヨドリHypsipetes amaurotis)が入り浸っていました。
「掃き溜めに鶴」ならぬ「掃き溜めに鵯」が一体何を採食しているのかと思い望遠で狙ってみました。

どうやら、腐りかけで捨てられた洋梨(ラフランス?)を啄んでいるようです。
甘党のヒヨドリらしいなー、と納得しました。
他の生ゴミには一切口を付けません。
食事の合間に鋭い鳴き声♪を発しているのは縄張り宣言なのでしょうか。

一方、同じ日にヒヨドリの目を盗んで来ていたウグイスは堆肥から沸いた虫を捕食していました。
このウグイスは洋梨に興味を示しませんでした。
食植性と食虫性の野鳥とで棲み分けが出来ているようです。




2013/05/10

河川敷のカワセミ(野鳥)



2013年4月中旬

河川敷で土手を登ってきたハシボソガラスを何気なく撮り始めたら、なんとカワセミAlcedo atthis)が登場しました!
支流の水門を開閉するハンドルの上に止まり、雪解け水が流れる川を眺めています。
お世辞にも清流とは言い難い街中の開けた川でカワセミと出会えるなんて意外でした。
新しいカメラの操作に慣れず、焦れば焦るほど肝心のカワセミにピントが合いません…(奥ピンのまま)。
やがてカワセミは川に向かって飛んで行きました。
魚を咥えてすぐ元の場所に戻ってくるかと期待したのですが予想は外れ、そのまま姿を見失いました。
近くをハクセキレイが独特の飛び方で波状に飛んでいます。

映像としてはいまいちですけど、憧れのカワセミを撮れたのはこれが2回目なので、嬉しい記録として残しておきます。


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