2018年6月下旬
河原の岸でハシボソガラス(Corvus corone)が何度も水を飲んでいました。
なんとなくこの個体は水浴したいのにカメラを警戒して川岸をウロウロしているような印象を受けました。
別個体のハシボソガラスが同様に川の水を飲む様子を240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@2:10〜)
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
ハシボソガラス(野鳥)@川岸+飲水 |
ハシボソガラス(野鳥)@川岸+飲水 |
▼関連記事(5年前の撮影)
シロツメクサの花蜜を吸うツメクサガ(蛾)
ツメクサガ(蛾)@ギシギシ葉 |
▼関連記事
河原で採食していたハシブトガラスの餌を横取りするハシボソガラス(野鳥)
トンボは前翅と後翅を互い違いに上げ下げできるので、真っ直ぐに飛べるし、またヘリコプターのように空中の同じところでじっと飛び続けること(ホバリングといいます)もできます。止まっていて急に飛び立つときには、両方の翅を一緒に打ち下ろし、高速度で逃げたり餌を追いかけたりもできます。(p90より引用)
オオシオカラトンボ♂@枯茎 |
ノスリ(野鳥)@用水路岸+飛翔 |
ノスリ(野鳥)@用水路岸 |
▼関連記事(6年前の撮影)
ゼフィルスの卍巴飛行@渓流上
高等なミドリシジミ類は、その活動中に、♂どうしが風車の回転をみるようなからみ合いを行なう。これを卍巴 飛翔と呼んでいる。 (p28より引用)
2頭の♂は互いに相手を追いながらループ状に飛翔し、高度を下げ枝先から離れていく。一方の♂は相手を押し下げ、少しでもテリトリー位置から引き離そうとしている。もう一方はそうはさせじと相手を押し上げ、時には8の字型の飛翔パターンを織り交ぜながら対抗する。
卍どもえ飛翔はテリトリーをめぐる♂どうしの争いである。おもしろいのは種によって水平・垂直方向の重要性があるらしい(p54より引用)
モズ♂(野鳥)@電線 |
モズ♂(野鳥)@電線+頭掻き |
▼前回の記事
ウワミズザクラの花で吸蜜ホバリングするビロウドツリアブ【HD動画&ハイスピード動画】
▼関連記事
ウワミズザクラの花蜜を吸うアカタテハにサカハチチョウが誤認求愛?
優位の昆虫が来たら席をゆずる。それが昆虫社会の食事のマナー。
ハナアブ類のあいだには、種類により花を利用するさいの優劣関係がある。
こうしたマナーが、蜜の多い大きな花には大きな昆虫が、蜜の少ない小さな花には小さな昆虫が訪れる要因の一つになっているのだ。(p113〜114より引用)
▼関連記事
「カラスの行水」は短くない: 川で水浴びするハシブトガラスの群れ#1【HD動画&ハイスピード動画:野鳥】
カラスは水鳥ではないので、お腹が水に浸る程度の水深までしか入りません。 (中村眞樹子『なんでそうなの 札幌のカラス』p16より引用)
濡烏(ぬれがらす・濡れ烏)とは、女性の髪の色彩を形容する言葉。また、その髪のもつ黒の色名。
日本人女性の理想美であり、もっと一般的には烏羽色、濡れ羽色、烏の濡れ羽色とも言う。青みを帯びた黒を指す。(wikipediaより引用)
ハシボソガラス(野鳥)@川+水浴 |
ハシボソガラス(野鳥)@川+水浴 |
▼関連記事(10年前に撮った動画はやはり画質が見劣りしますね。)
トラマルハナバチ♀がホウチャクソウを訪花
トラマルハナバチ♀@ホウチャクソウ訪花吸蜜 |
トラマルハナバチ♀@ホウチャクソウ訪花吸蜜 |
○烏の行水ぎようずい
入浴をあわててすますこと、また、入浴時間の短いことのたとえ。(『広辞苑・第5版』より引用)
烏の行水ギヨウズイ〔=カラスの水浴びのように、入ったかと思うとすぐ出る入浴の仕方〕 (『新明解国語辞典・第5版』より引用)
からすのぎょうずい【烏の行水】
《慣用句・ことわざなど》〔からすが水浴びをするときのようすから〕入浴している時間が短いことのたとえ。 (『Super日本語大辞典』より引用)
ハシブトガラス(野鳥)@川+水浴 |
ハシブトガラス2(野鳥)@川+水浴 |
ビロウドツリアブ@ウワミズザクラ訪花+吸蜜ホバリング |
▼前回の記事
カキドオシの花で盗蜜するクマバチ♀【HD動画&ハイスピード動画】
クマバチ♂@カキドオシ訪花+穿孔盗蜜 |
クマバチ♂@カキドオシ訪花+穿孔盗蜜 |
クマバチ♂@カキドオシ訪花+穿孔盗蜜 |
クマバチ♂@カキドオシ訪花+穿孔盗蜜 |
クマバチ♂@カキドオシ訪花+穿孔盗蜜 |
クマバチ♂@カキドオシ訪花+穿孔盗蜜 |
クロマルハナバチ創設女王@カキドオシ訪花+穿孔盗蜜 |
クロマルハナバチ創設女王@カキドオシ訪花+穿孔盗蜜 |
クロマルハナバチ創設女王@カキドオシ訪花+穿孔盗蜜 |
クマバチ♀@カキドオシ訪花+穿孔盗蜜 |
クマバチ♀@カキドオシ訪花+穿孔盗蜜 |
クマバチ♀@カキドオシ訪花+穿孔盗蜜 |
▼前回の記事
河畔林でトビを追い回すカラスのつがい(野鳥)
・ボソとブトの両種は鳴き声が違うだけでなく、お互いの言葉が通じていないという説もあります。ただ、悲鳴の声(Distress Call)などは種を超えて理解しあっているようにも思います。 (p48より引用)
・大人のボソとブトが仲良くすることはない。 (p66より引用)
トビ(野鳥)@アカマツ樹上 |
トビ(野鳥)@アカマツ樹上vsカラスsp@モビング |
トビ(野鳥)@アカマツ樹上vsカラスsp@モビング |
ハシブトガラス2(野鳥)@アカマツ樹上+モビング後 |
▼前回の記事
ヒマラヤスギの完熟した球果から剥落する果鱗
ヒマラヤスギ種鱗。フローリングの板の幅は7.5cm |
▼関連記事
ツリフネソウの花で吸蜜ホバリングするクロホウジャク(蛾)
ツリフネソウの花をねらう泥棒は多く、花の正面から蜜や花粉をねらう昆虫もいる。(中略)スズメガ類はヘリコプターのように飛びながら花のまえの空中に静止し、3cm以上もある長い口を花の奥にさしこんで蜜を吸う。筒はその口よりは浅いので、ガの頭や体は雄しべや雌しべに触れない。もし口が触れることがあっても、細い口につく花粉はわずかだし、ついた花粉が針のように細い雌しべの先につく確率はたいへん低いと考えられる。このガも、ツリフネソウにくる泥棒なのだ。 (p140より引用)
アカゲラ♂(野鳥)@ソメイヨシノ幹+樹皮つつき |
前回の記事#3
▼関連記事
破壊された巣とチャイロスズメバチ♀残党