2017/09/23
キアシナガバチ♀が桑の実を吸汁?
2017年6月上旬
キアシナガバチ(Polistes rothneyi)のワーカー♀がヤマグワの果実に止まっていました。
林縁は薄暗くてピント合わせに苦労したので、蜂が何をしていたのかよく見えませんでした。
この桑の灌木に繰り返しやって来るので、最初は桑の枝に営巣しているのかと思いました。
しかし、そうではありませんでした。
黒く熟した果実を選んで止まっているのなら、噛んで甘い果汁を飲んでいたのでしょう。
未熟な赤い実に止まっていたときは、すぐに飛び立ってしまいました。
もしかすると、桑の実で吸汁しに来る昆虫を捕食しようと、獲物を探索・待ち伏せしていたのかもしれません。
その後は桑の葉に止まって身繕いしてくれたおかげで、ようやくキアシナガバチだという確信を持てました。
化粧が済むと蜂は桑の隣で満開に咲いたエゴノキの花の周囲を獲物を探してゆっくり飛び回り、茂みの陰に消えました。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
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2017/09/22
道端の側溝内で採餌するハクセキレイ♀(野鳥)
2017年6月中旬
街中で道端を歩いていたハクセキレイ♀(Motacilla alba lugens)が自発的に側溝へ出入りしていました。
側溝内の水深は浅く、ハクセキレイ♀はアメンボ、ボウフラ、蚊などの昆虫をせっせと捕食しているようです。
この水路は冬になると融雪溝として使われるもので、ヒトが落ちないように鉄格子で蓋をしています。
ハクセキレイは舗装路から側溝に戻る際になんと三角跳びを披露してくれました。
ブロック塀に飛び蹴りしてから、直下(側溝の縁)に着地したのです。
ハクセキレイのバードウォッチングで久しぶりに興奮した出来事でした。
都市鳥らしい暮らしぶりですね。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
オオハンゴンソウに訪花するクロマルハナバチ♂の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】
2016年10月上旬
山麓の農道脇に咲いたオオハンゴンソウの群落でカラフルなクロマルハナバチ♂(Bombus ignitus)が訪花していました。
雄蜂は♀と違って花粉を集めずに花蜜を吸うだけですから、後脚の花粉籠は空荷です。
花から花へ飛び立つ瞬間を狙って、後半は240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:30〜)
よく晴れた午後の陽射しが強く、絶好のハイスピード動画撮影日和でした。
同じ頭花でオオハキリバチ♀とニアミスしても、互いに喧嘩や排斥行動は行わず寛容でした。
餌資源(蜜源)が豊富だと争いが起きないのでしょう。
【追記】
この植物はハチミツソウではなくてオオハンゴンソウでした。
遅ればせながら訂正しておきます。
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