2017/07/09

コハクチョウ:川での3種類の採食法(冬の野鳥)



2016年11月上旬・午前6:34~6:50

早朝にコハクチョウCygnus columbianus)5羽の小群が川岸近くまで来てカモ類に混じって採食を始めました。
小群の内訳は、羽毛と嘴が灰色の幼鳥2羽、羽毛が白くて嘴の根本が黄色い成鳥3羽。

平凡社『日本動物大百科3鳥類I』で調べると、ハクチョウの採食法として「地上での草はみ、水面をピチャピチャ、潜水、水中に逆立ち」の4種類が図解してありました。(p64より)


岸辺近くの水深は浅いはずですけど、水中での採食法を全て披露してくれました。

  1. 長い首を水中に突っ込む「もぐり」。
  2. 更に深い川底で採食するためお尻(尾羽根)が真上に来るまで潜水する「逆立ち」。
  3. 前方に伸ばした首を左右に動かしながら嘴で「水面をピチャピチャする」。
最後に成鳥が「もぐり」で水草のような枯木のような物を拾い上げたのですが、食べずに捨てました。(@1:10)
いつか水中カメラで採食シーンを動画に撮ってみたいものです。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


2017/07/06

溜池の岸辺で虫を捕食するハクセキレイ♀(野鳥)



2016年6月中旬・早朝6:38

溜池の岸辺の階段でハクセキレイ♀(Motacilla alba lugens)が走り回り、虫を捕食していました。
羽の色がとても薄い個体ですね。
白変種なのかな?
最後は溜池の水面すれすれを飛び、対岸へ姿を消しました。
セキレイ類に特有の波状飛翔を披露してくれました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


水溜りの水を飲む2羽のハシボソガラス(野鳥)



2017年5月上旬

郊外の町工場は連休で静まり返っていました。
敷地内を歩き回ってた2羽のハシボソガラスCorvus corone)が順番に水溜りの水を飲みに来ました。
嘴を水に浸してからですくい上げるように何度も水を飲みます。
カラスの行水(水浴)は行いませんでした。
繁殖期ですけど、この2羽は番(つがい)ではなく、未だ繁殖に参加しない若鳥の群れの一員だと考えています。
(すぐ近くに別のハシボソガラス番の営巣地があるのです。)
最後は1羽が地上から飛び立ちました。



余談ですが、動画の冒頭で1羽αが鳴き喚きながらこちらに向かってどんどん歩いて来ました。

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人懐こく挨拶しに来るハシボソガラス(野鳥)
この個体αが後半に水を飲み終えてから、水溜りをジャブジャブと歩いて横断しました。
おかげで水深が伝わりました。
素人目にはなんとなく、βよりもαの方が行動が幼い印象を受けました。




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