2016/08/04

イタドリの葉と蓑虫:ニトベミノガ(蛾)幼虫



2016年6月上旬

峠道の道端でイタドリの葉先の裏に蓑虫がぶら下がっていました。
その形状から、おそらくニトベミノガMahasena aurea)の幼虫だと思います。
イタドリの葉には大きな食痕がありました。
枯れ葉(茶色)の蓑に生葉(緑色)の切れ端を追加しているので、保護色どころか却って目立っています。
採寸代わりにミノムシを手のひらに乗せてみました。

ニトベミノガの幼虫をイタドリで見つけたのはこれが二度目(4年ぶり)です。

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イタドリの葉を食すニトベミノガ幼虫(蓑虫)






2016/08/03

ヤドリバエの卵を付けたツマジロカメムシ



2016年6月上旬

山間部のガードレール脇に生えたタニウツギの灌木でツマジロカメムシMenida violacea)を見つけました。
葉上を歩き回り今にも飛び立ちそうな予感がしたので、飛翔シーンを撮ろうと粘ってみたものの、空振りに終わりました。

途中でクロオオアリ♀とニアミスしても互いに無関心でした。

背中の小楯板に目立つ白点は寄生者(ヤドリバエ類)に産み付けられた卵だと思われます。

身繕いで落としたくても足が届かない場所にあります。
ヤドリバエの幼虫が孵化して捕食寄生する様子を観察するのも面白そうですが、寄主となったカメムシ成虫を飼育法(餌は?)が分からないことには難しそうです。




イモカタバミの花蜜を吸うヒメシジミ♂



2016年6月上旬

民家の花壇に咲いたイモカタバミ(=フシネハナカタバミ)の群落でヒメシジミ♂(Plebejus argus micrargus)が訪花していました。
翅をしっかり閉じて吸蜜しています。





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