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2016/01/12

クロスズメバチ♀の吸水



2015年10月上旬

山麓の参道で沢から流れる水で濡れた轍にクロスズメバチの一種が来て水を飲んでいました。
飛ぶとハエのようなやや甲高い羽音を立てます。
背側しか見れなかったのですが、後胸部に2対の白紋があることからクロスズメバチ♀(Vespula flaviceps)または滅多に見かけないホンシュウキオビホオナガスズメバチ♀(Dolichovespula media sugare)でしょうか?
肝心の頭楯は見えませんでした。
ワーカー♀なのか新女王なのか微妙な時期です。
キオビホオナガスズメバチの女王蜂は黄色のはずなので除外。



2016/01/08

巣材集めの合間に吸水するヒメクモバチ♀



2015年9月下旬・午後13:56〜14:11

境界標に営巣したヒメクモバチの定点観察#4


ヒメクモバチ♀b(旧名ヒメベッコウ;Auplopus carbonarius)の採土場が分かったところで、次は水飲み場を突き止めようと思いました。

母蜂は2〜3回連続して境界標の根本から採土すると、必ずどこかに水を飲みに遠出することが分かりました。
泥巣から飛んで行く蜂を追いかけると、参道を約10m下った地点の草むらに着陸しました。
ここは里山から沢の水を排水する暗渠が参道を横切って埋設されています。
排水溝は枯れていて水は流れていないものの、苔などが生えていて湿っています。
蜂はドクダミの葉に付いた朝露を舐めていました。

飲水後に帰巣する蜂を追いかけても、いつも見失ってしまいます。
蜂よりも私の方が先に営巣地に着いてしまうのです。
水場から帰巣した蜂は必ず泥玉を咥えていることから、別の採土場に寄り道してきているに違いありません。
2回続けてほぼ同じ場所から吸水するシーンを観察できました。
水場の近くの参道沿いに境界標が2本並んでいて、それぞれに別のヒメクモバチ♀a,bが営巣しています。

ほぼ休みなく泥巣の閉鎖を続けてきた♀bが、やがて作業を止めてしまいました。
外出しても空荷で帰巣し、泥巣上で点検や身繕いを繰り返すだけになりました。
疲れて休んでいるのでしょうか?
働く時間帯が決まっているのかもしれません。
巣材の土は無尽蔵にありますけど、晴れて気温が上がると水場の朝露が蒸発してしまい、巣作りが出来無くなるのかもしれません。
(少し飛んでいけば川も流れていますし、水なら他の場所へ探しに行けば良さそうなものですが…。)
もし私が営巣地の近くに水場を作ってやったら蜂は利用してくれるでしょうか?
水を入れた皿を置いたり、近くの木の葉に霧吹きしたりしても、一度身についたルーチンワークの行動パターンは変わりそうもない気がします。
それでも、ヒメクモバチ♀の行動にどれぐらい融通性があるのか実験してみなければ分かりません。

育房の閉鎖が完了したのであれば、続けて隣に新しい育房を増設するはずです。
しかし蜂に動きが無いため、諦めてこの日の観察を打ち切りました。

つづく→#5:境界標の泥巣上で身繕いするヒメクモバチ♀a




【追記】
『寄生バチと狩りバチの不思議な世界』第13章 清水晃「クモを狩るハチたち」を読んで驚いたのですが、中米コスタリカ産のヒメクモバチ属の一種Auplopus semialatusは原始的社会性の暮らしを送っているそうです。
そのような社会性の進化を考える上で、
巣づくりに先立って水を吸い、それを素のうに入れて巣場所まで運ぶ行動がきわめて重要になる。この行動こそが、自分が羽化した泥壺状の巣(母巣)の再利用を可能にすることは疑いの余地がない。つまり、母巣は水を用いてリフォームすることのできる親世代の貴重な遺産となるのである。羽化した♀たちは、この遺産を引き継ごうとして、羽化後も母巣にとどまろうとするだろう。〈散らばらなかった社会〉の出現である。クモバチ科では、水を利用した泥球づくりはヒメクモバチ属およびその近縁の属(ヒメクモバチ亜族)にのみ見られる。 (p286〜287より引用)

私も日本産のヒメクモバチで巣材の再利用を観察したことがあります。
当時は巣材を盗む労働寄生なのかと思っていました。

▼関連記事(7年前の撮影)

水溜りを飲む子ネコ【暗視映像】



2015年9月上旬・午後18:02

日没(17:56)の直後に水溜りで水を飲んでいる子ネコFelis silvestris catus)の後ろ姿を金網フェンス越しに隠し撮りしました。
小雨の降る夕暮れ時で薄暗いので、赤外線の暗視カメラで動画撮影。
(ヒトの肉眼でも未だ充分見える明るさですが、通常のカメラでは暗過ぎて無理な条件でした。)
途中で私の気配に気づいたのか子猫は振り返ると、人懐こくフェンスまで近寄って来ました。
最後はフェンスの下をくぐると車道を走って渡り、飼い主の家へ帰りました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


2015/12/31

水を飲むキイロスズメバチ♀



2015年9月下旬

林道を歩いていると目の前の地面からキイロスズメバチ♀(Vespa simillima xanthoptera)が飛び立ちました。
丁度そこは沢の水が流れ込み、林道の轍が濡れていました。
私が立ち止まって撮り始めるとその浅い水溜りに蜂が戻って来てくれました。
半開きにした翅を細かく震わせながら吸水しています。
水を飲み終えた蜂が飛び去りました。




2015/11/16

巣の冷却水を飲みに通うキアシナガバチ♀



2015年7月中旬・気温33.5℃、湿度45%

キアシナガバチ巣の定点観察@トウカエデ枝#3


植木鉢の下に敷く水皿(直径20cm)が外に放置され、雨水が溜まっています。
猛暑の昼下がり、その水を飲みにキアシナガバチPolistes rothneyi)のワーカー♀がせっせと通っていました。
帰巣する蜂を追いかけると、在巣の蜂は計6匹。
一番大型の創設女王と思われる♀が巣盤の天井で休息、身繕いしています。
吸水してきた蜂が紙製の巣盤に水を吐き戻してわざと濡らし、気化熱で巣を冷やそうとしています。
気温が高すぎると卵や蜂の子(幼虫)の発育に悪影響があるのでしょう。
ヒトが打ち水をするのと同じです。
風があるため不快指数はそれほどでもなく、体感で蒸し暑さはありませんでした。
営巣地は建物の北側なので、午後の苛烈な直射日光は射しません。
もし更に暑くなれば、次は散水と扇風行動を組み合わせるはずですが、それは見られませんでした。
ところで、巣を濡らしてもカビが生えたりしないのは何か工夫があるのでしょうか?

巣から僅か数メートル離れた位置にある水盤の横で待ち構えていると、おそらく同一個体の蜂がまた水を飲みに飛来しました。
皿の縁に止まると、水面まで降りて飲み始めます。
水中にはボウフラが浮いています。




トウカエデの葉の付き方は互生ではなく対生です。
樹皮が特徴的で縦に剥がれていきます。

つづく→#4:キアシナガバチ♀成虫間の栄養交換



2015/10/01

吸水中に排尿するキオビトビノメイガ(蛾)



2015年7月下旬

山間部の路上にキオビトビノメイガPyrausta mutuurai)が止まっていました。
よく見ると、沢の水で濡れた路面を伸ばした口吻の先で舐めていました。
驚いたことに、ときどき腹端から透明な尿を排泄しました。
吸水中に余剰水分を排尿する行動はクロアゲハの仲間ではよく見かけますが、蛾のおしっこを見るのはこれが初めてです。

▼関連記事
カラスアゲハ♂とクロアゲハ♀の吸水と排尿
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ミヤマカラスアゲハ夏型♂の集団吸水 
ミヤマカラスアゲハ♂の吸水・排尿

水を大量に飲んで体を冷やし、ミネラルを効率的に摂取しているのでしょう。
触角を常に上下に動かしています。
最後は軽く飛んで少しだけ移動しました。



2015/09/23

水滴を飲むネコハエトリ♀(蜘蛛)



2015年7月下旬

ハエトリグモ類は飢餓耐性が強く飼育は容易ですが、水分補給が大切です。
飼育容器の蓋代わりに、観察しやすいよう透明なサランラップを輪ゴムでピンと張り、裏面に霧吹きしてやりました。
ネコハエトリCarrhotus xanthogramma)♀成体が住居網から出てくると早速、水滴を飲み始めました。
大小幾つかの水滴を次々に飲み干すと、最後はサランラップから滑落しました。(自分で跳び下りたのかも?)
満足したネコハエトリは住居網に戻りました。

※ YouTubeの動画編集時に自動色調補正を施してあります。


2015/09/08

雨で濡れた巣から排水するキボシアシナガバチ♀



キボシアシナガバチ巣の定点観察@柳#6

2015年7月中旬

梅雨時に紙製の巣から排水する行動を観察したかったのですが、現場に付いた頃には雨が止んでしまいました。
柳(樹種不詳)の枝先に営巣したキボシアシナガバチPolistes nipponensis)の巣は、上に生い茂った枝葉に守られて雨が直接かかりません。

巣で育房を点検していた(おそらく創設女王と思われる)♀が口から水滴を一滴だけ排水しました。(@1:40)
直前の行動を振り返ると、黄色の繭キャップを舐めて巣に沁み込んだ雨水を吸い取っていたようです。

つづく→#7:誇示行動として巣上で羽ばたくキボシアシナガバチ♀


2015/07/08

池の水を飲むスズメ(野鳥)



2015年6月中旬

溜池の岸辺の階段で一羽のスズメPasser montanus)が物欲しそうにしているので、これはもしや…と予感がして望遠で撮り始めました。
すると案の定、おずおずと水を飲み始めました。

一番下の階段から水面を覗きこんでいます。
危険はないか調べつつ階段を横に移動。
階段の端まで来ると、ここなら目立たないと安心したように、スロープを降りて岸から水面に嘴を浸しました。
群れではなく単独行動のためか、かなり辺りを警戒しているようです。
上空を飛来したカラスに驚いて、飛んで逃げました。


スズメの飲水行動を観察できたのはこれが2回目です。
行動から意図や予兆を読み取るのが肝心だと分かってきました。

▼関連記事
川の水を飲むスズメの群れ(野鳥)

※ YouTubeの動画エディタで自動色調補正を施してあります。




2015/06/25

水溜りの水を飲むムクドリとカワラヒワの群れ♪(野鳥)



2015年6月上旬
▼前回の記事
水溜りで水浴するムクドリ(野鳥)の群れ♪【HD動画&ハイスピード動画】

しっかり撮ろうと三脚を立てて望遠レンズのカメラを固定したのですが、鳥の目からは丸見えなので、警戒されて水浴してくれなくなりました。

ムクドリSturnus cineraceus)とカワラヒワCarduelis sinica minor)の群れが浅い水溜りの岸から嘴を浸して水を飲んでいます。

群れで地上採食していたカワラヒワが飛び立ち、空中戦のように激しく追いかけっこしています。


つづく→巣立ち雛へ給餌するムクドリ♪(野鳥)

2015/06/23

水溜りで水浴するムクドリ(野鳥)の群れ♪【HD動画&ハイスピード動画】



2015年6月上旬

前日の雨で遊歩道にできた水溜りでムクドリSturnus cineraceus)の群れが騒がしく鳴きながら水浴びしていました。
浅い水溜りに身を屈めると、激しく羽ばたいて体に水を跳ね散らしています。
水浴というよりも泥浴びと呼ぶべきかもしれません。
水を飲んでいる個体もいます。
後半は(@1:19〜)240fpsのハイスピード動画に切り替えて、水浴の激しい動きを撮ってみました。
行水した後は激しく身震いして濡らした羽毛を水切りします。

群れが飛び去った直後に現場検証してみると、浅い水溜りでややドブ臭く、決してきれいな水質とは言えませんでした。
前日の雨とは打って変わり、この日は晴天で暑かったです。
少し前に現場の近くで測った気温は30℃でした。(アシナガバチが木陰の巣を冷やす扇風行動するほどの暑さ)



【追記】
宮崎学『水場 (森の写真動物記 2)』p8によると、
野鳥たちにとって水場は、水を飲むだけの場所ではありません。「水浴」といって、水たまりを風呂のようにもつかいます。(中略) そのためには、水たまりはふかくないほうがよく、小鳥の足の長さが3cmほどですから、水深は1~2cmくらいがちょうどよいのです。





2015/06/21

コアシナガバチ創設女王の吸水



2015年6月上旬

湿地帯の泥でコアシナガバチ♀(Polistes snelleni)が水を飲んでいました。
泥を啜るのではなく、もっとちゃんとした水溜りから飲めば良いと思うのですが、蜂にしてみれば何か理由があるのでしょう。(ミネラル補給?)
昨年、山道の轍でキアシナガバチ創設女王が水を飲んでいたのも湿った泥からでした。

▼関連記事
キアシナガバチ創設女王の吸水
時期的に恐らく単独営巣期の創設女王でしょう。
森林生物情報サイトによると、コアシナガバチの

営巣開始は5月頃。最初の働きバチは7月ころ出現
すぐに飛び立ってしまったので、最後は1/4倍速のスローモーションでリプレイして水増し。

実はキボシアシナガバチと迷いました。

キボシアシナガバチはコアシナガバチに似るが、第1腹節の黄色紋のほかに腹節には黄色班がないことで容易に区別できる(『ハチハンドブック』p66より)。




2015/06/12

川の水を飲むスズメの群れ(野鳥)



2015年6月上旬

田園地帯を流れる川(用水路)沿いでスズメPasser montanus)の群れが堤防に集まっていました。
何か始めそうな予感がしたので、対岸から望遠で撮りつつ見守りました。
するとスズメ達はコンクリートブロックの斜面を続々と降りて行き、川岸の水に嘴を付けて飲み始めました。
水浴びをする個体はいませんでした。
私が見ているせいで警戒していたような印象。

実は5日前に、同じ場所で水浴するヒヨドリを見ています。
野鳥に人気の水場なのかもしれません。

▼関連記事
水浴後に身震いするヒヨドリ(野鳥)


2015/06/03

カルガモの尾脂腺(羽繕い@砂防ダム)



2015年5月中旬

里山の渓流をせき止める砂防ダムにカルガモAnas poecilorhyncha)が居ました。
岸辺で羽繕いしながら、ときどき嘴を水で潤しています。

『カルガモ親子はなぜ引っ越す』p69より

鳥には、尾羽のつけねに尾脂腺という分泌腺があり、ここから分泌される脂肪をくちばしでぬぐいとって、羽毛に塗り付け防水加工する。

途中で向きを変えてくれたおかげで、尾脂腺の正確な位置を初めて知ることができました。
総排泄腔(肛門)の近くにある尾脂腺の油分を羽根に塗りつけています。

脇腹を羽繕いする時は後脚を片方持ち上げ、片足立になります。
私がじっと立ち止まって長撮りしていたら、後半(@1:52〜)は警戒心の強い個体もダムの死角から水面に出て来てくれました。
♀♂のつがいなのですかね?
2羽が仲良く並んで水面を移動。
狭い池を一回りすると、右の個体が頭を水中につっこんで採餌しました。(@2:16)
左の個体は岸辺で佇み、尾羽根を左右に振っています。


尾脂腺と羽繕い
飲水
水底採餌(潜水)

2015/05/07

水を飲み飛び立つハネカクシ【ハイスピード動画】



2014年6月中旬

里山の木陰で雨宿りしていると、ホオノキの葉を徘徊するハネカクシの一種を見つけました。
飛び立つ瞬間を撮りたくて240-fpsのハイスピード動画で撮影開始。
すると雨水で濡れた葉の水滴を舐めたようです。(水滴にぶつかっただけかも?)
うろうろと歩き回り身繕いすると、最後にようやく後翅を広げて飛び立ちました。(@2:13〜)
後半は更に1/5倍速のスローモーションでリプレイ。

行動を記録した後は同定のため採集せねば!と追いかけたものの、見失ってしまいました。
動画を優先したので写真はありません。
当てずっぽうですが、もしかするとハイイロハネカクシかもしれません。

▼関連記事
桑の実を食すハイイロハネカクシ


2015/04/14

屋根の雪を食べるハシボソガラス【冬の野鳥】



2015年3月上旬

川沿いに建つ民家の屋根で2羽のハシボソガラスCorvus corone)が積もった雪を頻りに食べているようです。
下から見上げる撮影アングルでは、肝心のカラスの口元が屋根の雪に隠れて見えません。
この個体は直前には橋の下に佇んで居ました。(編集で映像をカット)
空荷で屋根に降り立ったのを見ているので、何か足元に掴んでいる餌を屋根の上で食べているのではありません。
頭を上下しているのは雪を掘って食べているのでしょう。
左の個体が飛び立つ前に嘴で雪を左右に掻き分けるように掘って嘴を掃除しました。
(そのついでに雪を食べた?)
雪国の住人にとって屋根の雪下ろしは重労働ですから、カラスが食べてくれるのなら大歓迎でしょう。
「もっと食え! たんと食え!」

▼関連記事
雪を食べるハシボソガラス【冬の野鳥】



2015/04/09

雪を食べるハシボソガラス【冬の野鳥】



2015年2月下旬

ある晴れた日の午後、ハシボソガラスCorvus corone)が雪原を歩きながら雪を食べていました。
歩きながらザラメ雪(シャーベット状の湿雪)に頭を深く突っ込んだり、嘴を雪面に擦り付けて拭う行動のついでに雪を食べたりしています。
雪の中に埋もれた餌を探している行動ではありません。
なぜならこの辺りの根雪はもっと深いので、カラスが嘴で掘ったぐらいでは地面が露出しないからです。
ところでカラスはザラメ雪を食べ続けてもアイスクリーム頭痛(関連痛)にならないのですかね?

実は近くに用水路があり真冬でも流れているのですが、喉が渇いたカラスはどうしてその水を飲まないのでしょう?
その用水路は深い雪にほとんど埋もれた状態なので、カラスも岸から水面まで安全に下りれないのかもしれません。


2015/03/11

卵鞘を産み始めたヤマトゴキブリ♀の水飲み行動



2014年6月上旬

ヤマトゴキブリPeriplaneta japonica)飼育個体♀aの記録です。

腹端に産みかけの白い卵鞘をぶら下げていました。
この個体が産んだ7個目の卵鞘です。
まさに産卵マシーン!
そのまま飼育容器内を歩き回り給水皿(ペットボトルの蓋)に近づいて水を飲む様子を接写できました。
この日の晩になると卵鞘は見慣れた黒褐色に変わりました。

夜間にヤマトゴキブリ♀が卵鞘を朽木に産み付けその表面に木屑をまぶす興味深い行動を暗視カメラで撮影するのが今後の目標です。



2015/02/20

水田の泥で吸水するキタテハ



2014年6月上旬

平地の水田でキタテハPolygonia c-aureum)が泥に止まっていました。
翅を開閉しながら日光浴しています。
よく見ると、口吻を伸ばして泥から吸水しているようです(ミネラル摂取?)。
越冬明けで翅の縁がギザギザに破損した個体でした。



2014/10/04

獣糞を舐めるキオビトビノメイガ(蛾)



2014年7月下旬

渓流脇の濡れた階段でキオビトビノメイガPyrausta mutuurai)という美しい小蛾が地面で吸水していました。
…と思ったのですが、映像を見直すと、水浸しになった細長い獣糞や泥から吸汁(ミネラル摂取)していたのかもしれません。
少し飛んで近くの下草に止まりました。




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