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2011/01/22

ガードレール上のシマヘビ



2009年7月下旬

林道のガードレールの上に鎮座していたシマヘビElaphe quadrivirgata)です。
ゆっくり近付いたら接写しても逃げませんでした。
ヘビも緊張しているのか、チロチロ舌の出し入れも見られませんでした。
すぐ下を徘徊するカメムシ(サシガメ?)も無視しています。
 


2011/01/18

蛇の死骸に群がるムネアカオオアリ




2009年8月下旬

道端でヤマカガシの死骸を発見。
輪禍の犠牲になった(ロードキル)なのか鳥に突付かれたのか死因は不明です。
ヘビはなぜか胴体を自ら噛んだ状態で死んでいます。
胴体に裂傷あり。
乾燥が進んでいて余り新鮮な死体ではありませんが、ムネアカオオアリCamponotus obscuripes)が数匹集まっていました。
アリは死骸の頭部に執着し、ヘビの口の中に潜り込もうとしています。
その場で身繕いしたり小競り合いする蟻も見られました。
 


2011/01/17

トノサマガエルを丸呑みするシマヘビ



2009年9月上旬

水辺の土手から妙な悲鳴※が聞こえたので音の主を探したら、蛇が蛙に噛み付いていました。
写真判定からシマヘビElaphe quadrivirgata)とトノサマガエルRana nigromaculata)だと思います。
血走った目はシマヘビの特徴の一つ。
右後脚をがぶりと噛まれたカエルは既に蛇毒が回って絶命しているかと思いきや、途中で少し動きました。
蛇が口を大きく開けていたのは丸呑みする前に顎関節を外すためだろうか。
口内に見える穴は確か気管の入り口だったはず(獲物を呑みながら呼吸を確保するため?※※ うろ覚え)。
動画を撮りながら欲を出してもう一歩近付いたら、蛇は身を翻して草叢に逃げてしまいました。
完全に飲み込むまでの一部始終を見届けられなくて残念無念。

※ ニホンアマガエルが飼育イオウイロハシリグモ♀に狩られた瞬間に上げた悲鳴と少し似ていたので、何となく察しがつきました。

※※ 【追記】
ヘビの口の中に見える穴(白い輪)は、肺に通じる気管の入り口である。人間も含めた他の動物では喉の奥に開いているのだが、ヘビではなんと、こんな位置に開口しているのだ。それは、大きな獲物をゆっくり飲み込むとき、気管が塞がれて窒息することを避けるためと考えられている。(『先生、巨大コウモリが老化を飛んでいます!:鳥取環境大学の森の人間動物行動学』p30-31より)

ヘビの気管は、口の中の下顎にあいています。軟骨や筋肉に守られているので、獲物を飲み込んでも窒息することはありません。(『科学のアルバム:ヘビとトカゲ』p19より) 



 

2011/01/13

シマヘビの日光浴



2009年10月上旬

農道でシマヘビElaphe quadrivirgata)が日光浴していました。
鎌首をもたげ、先の割れた舌をチロチロ出し入れしています。
やがて蛇行して草叢に消えました。

逃げるヤマカガシ



2009年10月上旬

ヤマカガシRhabdophis tigrinus)の生きている姿を撮れたのは久々です。
いつも気づくのが遅れてしまい、逃げられたり死骸だったりします。

2011/01/07

日溜まりのニホンカナヘビ




2009年4月下旬

ニホンカナヘビTakydromus tachydromoides)が二匹、眠そうに日向ぼっこしていました。 
アリが体を這い回っても捕らえて食べようとはしませんでした。
春眠暁を覚えず。
 


2011/01/02

ヒガシニホントカゲ成体




2010年9月中旬

資材置場で見つけたヒガシニホントカゲPlestiodon finitimus)の成体。
落ち葉がガサガサすると思ったら、あまり人を恐れずうろちょろしていました。
丸々と太っていて巨大です。
舌をチョロリと出して物陰に消えました。
同じ日に近くで尻尾の切れた若い個体が走り去るのを目撃しています(映像なし)。 

手元の古い図鑑によると
本種の「成体では背面は一様に褐色の金属光沢。尾の青は消えて体色と同じになる」らしい。
(『日本の両生類・爬虫類』 小学館・自然観察シリーズ p87より)

2010/12/29

ニホンマムシとの対峙@崖




2010年10月下旬

里山の急斜面を下っていたら目の前を蛇が蛇行して逃げていきます。
特徴的な銭形模様でニホンマムシGloydius blomhoffii)と気づきました。
林床の枯葉に静止していると完璧なカモフラージュ(保護色)です。
足場がひどく悪いので苦労しながら(ずり落ちないよう、ほぼ五体投地のような姿勢で)カメラを構えて匍匐前進すると、マムシは潅木の根元に隠れとぐろを巻きました。
油断なく顔をこちらに向けときどき舌をチロチロ出し入れしてこちらの様子を窺っています。
鎌首をもたげつつ、胴体の下半身も少しずつとぐろに巻いていきます。
鼻の横のピット器官も見えます。
胴体の拍動で息遣いも分かります。
調子に乗って毒蛇を追い詰めてこれ以上怒らせると危険なので、ゆっくりその場を離れました。
もう少し条件が良ければニホンマムシの威嚇行動も観察してみたいものです。
wikipediaによると本種は
「危険を感じると尾を寝かせた状態で細かく振るわせ、地面などを叩いて音を出して威嚇するが、これは他のヘビにも見られる行動である」
とのこと。



2010/12/20

ヤマカガシの幼蛇ですよーだ!




2010年7月下旬

林道脇の草叢でヤマカガシRhabdophis tigrinus)が軽くとぐろを巻いていました。
黄色の襟巻きが目立つので幼蛇です。
全く不動で舌の出し入れもありません。
連日の酷暑にへばっているのでしょうか。
生きてるのか疑問に思いつつ、指を噛まれないよう注意しながらスーパーマクロモードで背側からそっとレンズを近づけると、面倒臭そうにゆっくり蛇行して葉陰に消えました。

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