2014/10/06

巣材を採土するムモントックリバチ♀



2014年7月下旬

里山の山頂広場でムモントックリバチ♀(Eumenes rubronotatus rubronotatus)が巣材集めに来ていました。
水を吐き戻しながら大顎で地面を掘り、器用に丸めた泥玉を巣へ持ち帰ります。
残念ながら巣の位置は突き止められませんでした。



2014/10/05

ヒヨドリバナを訪花するキバネセセリ♂の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】




2014年7月中旬

山間部の道端に咲いたヒヨドリバナの群落でキバネセセリ♂(Bibasis aqulina chrysaeglia)が訪花していました。

頭部をしげしげと眺めると、触角とは別に一対の短い黒い突起が生えていることに気づきました。
これは何と呼べば良いんですかね?

翅を閉じたまま吸蜜しています。
キバネセセリの性別を知るには採集するか翅表を撮る必要があります。
飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:56〜)
羽ばたきがとても速いので、全編を更に1/3倍速のスローモーションに加工してあります。
翅表は無地の黄褐色だったので♂と判明。
ミドリヒョウモン♂と一緒に吸蜜することもありました。

これまでハイスピード動画を撮る際は、横着して手持ちカメラのまま飛んでくれるまで気長に長撮りしていました。
痺れを切らして物を投げつけて飛び立ちを撮ることもありました。
そんな映像はいまいち印象が悪いし、美しくありません。
後半は三脚を立てて撮ってみました。
アングルを決め録画開始してから蝶に近づけばすぐに飛んでくれるので、ファイル容量も大幅に節約できます。
三脚を使えば手ブレ映像が安定するだけでなく、より自然な絵が撮れます。
更にリモートレリーズを使えば、録画開始ボタンを押す操作で映像がぶれることも無くなります。
今後も余裕があれば三脚を使おうと思います。



ノギランの花で採餌するオオマルハナバチ♀



2014年7月下旬

里山の斜面に咲いたノギランの群落でオオマルハナバチBombus hypocrita)のワーカー♀が何匹も訪花していました。
後脚の花粉籠に橙色の花粉団子を付けている個体もいます。
花穂を回りながら回転集粉?しているようです。



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